《よくある?異世界語》よくある?天空島
ユウ視點
「え、えっと、ユウ?なにごと?」
「うーんと、なんか、このドラゴンが落ちてきちゃったみたい。」
「飛んでいる最中に居眠りでもしましたか?」
「いや、どうやら、空の上に島があって、そこで眠っていたらしいよ?」
「・・・もしかして、天空島ですか?!」
「天空島?」
「はい、神代から、この世界の空に浮かび続ける島です。・・・なんでも神代の神が殘っているなんて噂もありますよ。」
「へえ。」
「・・・殘念ながら、そんなものはないぞ。」
「・・・そうなんですか?」
「ああ、あの島には俺たち龍人族が住んでいるが、それ以外は地上とたいして変わらんぞ?」
「龍人族は、そこに住んでいたのですか!存在自は知っているのにどこに住んでいるかが唯一把握できていない種族って話だったんですけど。」
「ほほう。まあ、俺たちもよく人の姿で地上の街に行ったりもするからな。」
「へえ。それを教えてしまってよかったの?それとも聞かなかったことにしたほうがいい?」
「いや、別に聞かれて困ることではないからな。隠しているわけでもないし。」
「ふうん。まあ、それならいいんだけどさ。・・・もしかして、人の姿になれるの?」
「もちろんだとも。・・・えーっと、こうだ!」
彼がそう言うと、彼のはに包まれました。
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