《よくある?異世界語》よくある?裁き

ユウ視點

「・・・さて、そろそろ終わらせるわね。『汝に裁きを。罪には罰を。汝の悪には汝の死をもって。プレストゥプレーニエ・イ・ナカザーニエ』」

ストラさんがそう言うと、鎌は青いをうっすらと帯びました。

・・・えっと、確かロシア語で罪と罰だったっけ?カッコ良かったからなんとなく覚えているけど・・・。

「さあ、くらいなさい!」

そう言いながらストラさんは今まで通り手を切り飛ばしました。・・・しかし再生・・・しません。

「これはね。私が悪と判斷したものを切りつけた場合能力を封印するという力よ。まあ、それだけなんだけどね。・・・ただし、私にとっての悪と戦うときに限ってはたとえ相手が夫並みに強くてもこの効果は効くのよ。」

「・・・ほ、本當ですか?!」

「ええ。まあ、こいつは私よりもはるかに劣る存在ですから呼ばれませんでしたけど、高位の悪神を斷罪する際には私はいつも呼ばれますからね。・・・私がその場にいれば取り逃がすことはなかったんですけどね。・・・誰が逃してしまったのかはわかりませんけれども、今度お仕置きしないといけませんね。」

・・・ルクスさんのところにいるみなさんって実はかなりすごい方々なのでは・・。

「さて、では、終わりです。」

ストラさんがそう言って鎌を振ると、ナニカは、バラバラになって崩れてしまいました。・・・え?一回しか振っていないように見えたんだけど・・・ええ?・・・なんで?

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