《よくある?異世界語》よくある?目撃報探しの協力要請

ユウ視點

「まあ、というわけで頑張って強くなりたいね。」

僕はそういって話を閉じたあと、今度は龍人族の彼に対し、

「そう言えば君はこのあとどうするつもり?」

「・・・そうだな。天空島の目撃報を探すかな。・・・あと、俺のことは名前呼びで呼び捨てでもいいぞ?」

「・・・いや、名前聞いてないし。」

「あれ?そうだったか?俺はシューロンだ。シューロンって呼んでくれ。」

「了解、シューロン!」

「ああ、えっと、ユウ・・・って呼ばれてたな。確か。よろしくな。」

「えっと、まあ、よろしく。・・・僕も探すの手伝おうか?」

「助かるが・・・いいのか?」

「うん。・・・まあ、海底國家ティアードに向かう予定があるから、その後でいいならね。」

「もちろん、それで構わない。」

「わかった。じゃあ、どうする?一緒に來る?」

「・・・いや、やめておく。そうだな。海洋國家アスタリだったか?そこのどこかにいることにする。」

「そう?わかった。じゃあ、こっちの用事が終わったら探すよ。」

「ああ、俺は先に行ってるな。」

シューロンはそう言うと、龍人の姿のまま飛んで行ってしまいました。

「・・・またね。」

僕は聞こえないであろうがそう呟き、そしてみんなの元へと向かいました。

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