《よくある?異世界語》よくある?希

ユウ視點

「・・・えっと、なら、よろしくお願いします。ハルベリヒさん。」

「うむ、よろしくのう。ユウ殿。・・・それで、今回はどのようなご用件で?」

「えっとですね・・・海底跡を発見したんですけど、そこを拠點にしてもいいものかと思い、訪ねにきました。」

「ほほう。跡とな。・・・ちなみに場所は?」

「えっと、地図の・・・ここらへんですね。」

「・・・うむ、たしかにそこにあると言う跡については知らんのう。どのような跡じゃった?」

「・・・えっと、ここら辺にあった、跡のあとを知っていますか?」

「うむ、もちろんじゃ。」

「それと同じ形式の跡でしたよ。」

「ほほう!?それは素晴らしい!」

「・・・?」

「おっと、すまんのう。・・・実はその形式の跡はあまり発見されておらんのじゃよ。」

「そうなんですか?」

「うむ・・・ちなみに、狀態は・・・。」

「これといって崩れたところとかはありませんでしたよ。」

「素晴らしい!!・・・おっと失禮。いえ、その、その時代の跡で原型をとどめているものが今までになかったのですよ。・・・その、調査させてもらっても・・・?」

「・・・まあ、いいですけど・・・そうなると、跡はそちらにお譲りした方が?」

「そう言っていただけるとありがたいです。・・・もちろん代わりに何か用意しますので。」

「・・・なら、その付近に住むところを用意していただければいいですよ。」

・・・まあ、別に跡に住みたかったわけでもないしね。

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