《よくある?異世界語》よくある?屋臺経営

ユウ視點

「よし、食べ終わったな?行くぞ!!」

「だから、まだ準備が終わってないって言っているでしょう!!!」

「・・・え、まだなのかの?」

「はい、まだですよ!・・・すいませんね。もうしだけお待ちください。」

「え、ええ。」

「おい、なんか態度が違くないか?」

「當たり前でしょう。あなたと英雄殿では、対応に差がでて當然のことを今までしてきたのですから。」

「・・・何があったんですか?」

「・・・本當に々あったのですが・・・そうですね。よくある出來事としては護衛から逃げ出したり、かと思えば、なぜか屋臺を出していたり・・・とかですかね。」

「王様自ら屋臺を出しちゃってるのですか?」

「・・・はい。私が把握しているだけでも十三回ほどはやっていますね。」

「・・・そんなにやっていたかの?」

「やっています!しかも、気がつかなかっただけで、あのときとかあのときとか多分やっていたでしょう。」

「記憶にないの。」

「・・・都合が悪くなったら・・・いや、違う・・・これ本當に覚えていないやつだ。」

「ん?なんの話かの?」

「・・・せめて、覚えていてあげてくださいよ・・・。」

僕はあまりにケールさんが不憫に思えて思わずそう呟いた。・・・いや、案外楽しんでいる?

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