《よくある?異世界語》よくある?聞き込みの予定

ユウ視點

「それで、どれくらい報は集まっているんだ?」

僕は食事をしながらシューロンにそう尋ねた。

「・・・・・・。」

「・・・おい、まさか、全く報がないって言うんじゃ・・・。」

「・・・・・・。」

「・・・本気?」

「ち、違うんだ。ちゃんと、聞き込みはしていたんだ。・・・ただ、酔っ払いの報が多くて信憑が乏しいってだけなんだ!!」

「・・・そんな時間に活するからだろうが!!」

・・・おっと、思わず聲を荒らげてしまった。・・・落ち著け、僕。

「・・・本當にすみませんでした。」

「・・・はぁ・・・ってか、僕が手伝わなかったらいつまでかかるところだったのさ・・・。」

「・・・っぐっ・・・、本當にすまん。」

「・・・まあ、いいや、とりあえず、これを食べ終わったら・・・そうだな。まずは冒険者ギルドにでも行くか。」

「冒険者ギルドに?」

「そう。・・・たぶん、一番報が集まっているんじゃないか?信憑の高い報ならばの話ね。・・・いや、報屋とか、商業系のギルドとかがあるなら話は別だけど。」

報屋は基本的に冒険者ギルドにいるとの話ですよ?冒険者ギルドの職員として雇われているらしいです。」

「そうなの?よく知っているね。」

・・・まさか、エリアスからそんな知識が出てくるとは思わなかったな。

「ん?ああ、ちょっと友達にね、冒険者になりたがっていた姉みたいな人がいてね。それもあって調べたからね。」

「へえ。・・・ちなみにそのかたはいまは?」

「冒険者としてそこそこ名をあげたんだけど、數年前に婚約者と結婚したわ。まあ、それでも、去年妊娠を機に冒険者を引退したって話ね。」

「へえ。」

・・・ってか、その人っておそらく貴族なんでしょ?大丈夫なの?そんなので。

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