《よくある?異世界語》よくある?報料
ユウ視點
「・・・いい報でした。・・・えっと、いくらくらい支払えばいいのですかね。」
「銅貨二枚です。」
「あ、はい。わかりました。」
僕は銅貨二枚を手渡した。
「それでは、また移しないことを祈っておりますね。」
「・・・それは流石に勘弁ですかね・・・。」
・・・うん。まあ、そうなったらまたここに聞きに來るのもいいかもね。・・・まあ、無い方がありがたいけどさ。
「うん、じゃあ、行こうか。」
「そもそもクロシア公國ってどこにあるんだ?」
「・・・あ、転移で向かうつもりなんだけどシューロンもそれでいい?」
「お!?転移か!いいぞ!・・・実は今まで一回も転移なんで験したことないんだよ。・・・天空島も俺がいた間には一回も転移してなかったしな。実は天空島が転移するって話も聞いた話だったからな。」
「あ、そうなんだ。・・・まあ、僕の転移って別にこれといって的に何かあるとか無いんだけどね。空間と空間を歪めて繋げるだけだから。期待しているところ悪いけどさ。」
「なるほど。そうやって移するんだな。それはそれで楽しみだ。」
「まあ、それならそれでもいいんだけどさ。・・・なら、早速行くよ。・・・まあ、一応人のいないところへ・・・こっちへ。」
「おう、了解!」
そうして転移を開始しました。
婚約者が浮気したので、私も浮気しますね♪
皆様ご機嫌よう、私はマグリット王國侯爵家序列第3位ドラクル家が長女、ミスト=レイン=ドラクルと申します。 ようこそお越しくださいました。早速ですが聞いてくださいますか? 私には婚約者がいるのですが、その方はマグリット王國侯爵家序列7位のコンロイ家の長男のダニエル=コンロイ様とおっしゃいます。 その方が何と、學園に入學していらっしゃった下級生と浮気をしているという話しを聞きましたの。 ええ、本當に大変な事でございますわ。 ですから私、報復を兼ねて好きなように生きることに決めましたのよ。 手始めに、私も浮気をしてみようと思います。と言ってもプラトニックですし、私の片思いなのですけれどもね。 ああ、あとこれは面白い話しなんですけれども。 私ってばどうやらダニエル様の浮気相手をいじめているらしいんです。そんな暇なんてありませんのに面白い話しですよね。 所詮は 悪w役w令w嬢w というものでございますわ。 これも報復として実際にいじめてみたらさぞかしおもしろいことになりそうですわ。 ああ本當に、ただ家の義務で婚約していた時期から比べましたら、これからの人生面白おかしくなりそうで結構なことですわ。
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