ユウ視點

「・・・とまあ。こんなじの歴史が龍人族の間には伝わっている。」

「神なき時代ね・・・。・・・なら、邪神とか・・・それからルクス様がたは一どうやって？・・・人のから神になったの？・・・いや、元から神だったって何かのときにルクスさんが言ってたっけ・・・。」

いつ聞いたかは覚えてないけど・・・ってか、わざわざ覚えるまでのことでも無いと思ったから忘れてたんだけど・・・こうなると、ルクスさんって一どう言った存在なんだ？

「まあ、人のから神になったものもいるな。・・・ルクス様の妻のほとんどがそれだ。」

「・・・ほとんど？」

「ああ。一柱、神様だけはルクス様と同様に元々神だった。」

「・・・へえ。そうなんだ。・・・なら、ルクスさんとリリアお義母さんはどういった経緯で？・・・いや、まて、これも聞いた覚えが・・・あれ？何だっけ。」

「ん？何だ、聞いたことがあったのか？・・・まあ、いいや、忘れたなら言っておくか。ルクス様がたはこことは別の世界からやって來たんだ。」

「・・・ああ、そういえばそんなこと言ってたかも。・・・確か、神が他の種族とともに暮らす世界だって話だったかな・・・確か。」

「・・・いや、そこまでは俺も知らないけどよ。・・・ってか、そうなの？」

「確かね。」

「まじかよ！普通は知ることができない報が聞けて、素直に嬉しいぞ！」

・・・どんな世界なんだろうね。そこは。