《よくある?異世界語》よくある?誤作

ユウ視點

「おお。ユウ殿。子供達の避難は無事に?」

「ええ。妻の一人を連絡および護衛役に待機させているので問題ないですし、何かあったとしてもすぐに駆けつけますから。」

「おお!それはありがとうございます。」

「・・・それで・・・どうですか?何か見つかりましたか?」

「・・・うむ。・・・一つ気になるものがありましての。・・・こちらじゃ。」

そうして案されたのは跡のような場所でした。

「ここは?」

「ここは、この島のいざという時のための制裝置じゃな。・・・この裝置が誤作したのではないかと思っての。」

「なるほど。・・・調べてみたんですよね?どうでしたか?」

「うむ。たしかに誤作の形跡があった。」

「なら、それで解決ですか?」

「いや・・・実はそうもいかないのじゃよ。確かに誤作の形跡はあるのじゃが・・・どうも何者かが意図的に起こしたような形跡もあるのじゃよ。」

「そうなんですか?」

「うむ。簡単にはかないようにいくつかの手順が必要になってくるのじゃが・・・まさかそれが偶然なされたとは到底思えん。」

「なるほど。・・・確かにそうかもしれませんね。・・・となると、その何者かはその手順について知っているものだってことですよね?」

「うむ。・・・じゃが、奇妙なことにの。それを知っているものの居場所が全て確認できてしまったのじゃ。」

「・・・え?本當ですか?!なら、一何者が・・・。」

謎めいてきたぞ?

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