「他のみんなが模擬戦してる間に俺のステータス確認しとくか。」

そして俺はステータスを開いた。

天草優真

男　16歳

HP100

MP100

筋力100

防100

俊敏100

《固有スキル》

叡智之神　限界突破　長促進　聖剣召喚

魔力強化　神速　無敵狀態　鉄壁

《魔法》

火魔法Lv1　水魔法Lv1　風魔法Lv1

土魔法Lv1　雷魔法Lv1　魔法Lv1

無魔法Lv1　治癒魔法Lv1　付與魔法Lv1

結界魔法Lv1

《スキル》

強化Lv1　魔力作Lv1　腕力強化Lv1

俊敏強化Lv1　剛力Lv1　HP自回復Lv1

MP自回復Lv1　理耐Lv1

魔力耐Lv1　回避Lv1　瞬足Lv1

剣Lv1　弓Lv1　斧Lv1　槍Lv1

錬金Lv1

《稱號》

異世界人　最強の卵･･･最強になれる可能がある者に送られる稱號。この卵が孵化したら、その者に相応しいスキルを取得する。

うん・・・チートだな！

俺が寢てる間に、こんな數のスキルを手にれてたなんて。

てか、こんな簡単に聖剣召喚を習得出來たら勇者の意味ないだろ！

それに、最強の卵ってなんだよ。

そして俺が考え込んでいるに、自分の番がやってきた。

あれもう俺の番か。違和がない程度に手を抜くか。

本気でやったら面倒だからな。

「よし！次で最後だな。いつでもかかってこい！」

「はいよ・・・んじゃ行くぞ！」

俺は、天よりも早く、天野よりも遅いくらいのスピードで走ってグラドとの距離を詰めた。

「・・・思ってたよりも速いな。だが！はぁぁぁぁ！」

そして、さっきと同じように剣を一振して吹き飛ばそうとしたが、をとって何とか勢を立て直した。

「さすが団長だな。だが、まだ行くぞ！」

剣を縦に振り下ろすフリをして剣を手から離し、グラド団長の視線が剣に向いてる間にグラド団長の腕を摑み背負投をしようとした。

「めっちゃ重っ・・・持ち上がんねぇ…」

グラド団長の重の重さに驚いてる間に、俺の首に剣を當てた。

「なかなか良かったが、俺がに付けている鎧は重いからな。そのステータスでは持ち上がらないぞ。どうする？まだ続けるか？」

「・・・降參だよ」

俺は両手を上げて負けを認めた。

「だが、なかなか良かったぞ。なんか武をやってたのか？」

「俺の家が道場なんだ。だから小さい頃から武をやってた」

「なるほど・・・だが、それにしても実戦慣れし過ぎてるような・・・まぁいい。今日の剣の訓練は終わりだ！次は魔法の訓練だ」

クラスメイト達が、それを聞いた瞬間、「よっしゃー！」「魔法が使えるようになるぞー！」と、大はしゃぎした。

「なんで俺の時よりも楽しみにしてるんだよ・・・」

剣訓練よりも楽しみそうにしている姿を見たグラド団長は肩をガクッと落とし、寂しそうな顔をするのだった。