《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》11話 殺し屋の戦い

俺とゼファーが振っている剣と剣のぶつかる音が鳴り響いていた。

「中々やるな。だが…はぁぁぁぁ!」

そしてゼファーのスピードが更に上がった。だが、そして俺は完璧に攻撃を逸らして隙を見つけたら攻撃をし、しずつダメージを與える戦法を取っていた。だから俺は全く攻撃をけていない。

「それはどうも。だが。お前は弱いな。確かに俺よりもステータスはずっと高いみたいだが技が全くダメだ。そこらの素人と同じだな。」

と言った後、俺はゼファーから距離を取った。そしてゼファーは、俺の言葉を聞いた瞬間、顔を真っ赤にし、怒鳴り散らした。

「なんだと!人間の風が調子に乗りやがって!後悔させてやる!」

と言った後、ゼファーは今まで以上のスピードで俺の方に走った。しかし、何の工夫も無く、ただ真っ直ぐ走って來ているだけなので隙だらけだ。

だから、俺は「はぁ.......」と溜息を吐いた後、ポケットに手を突っ込んで戦闘態勢を解いた。それを見たゼファーは、自分が相手に舐められている事が分かり、更に怒りで我を忘れた。しかし.......

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「ぐぁあああ!」

ゼファーの両腕が肘からしたが無くなった。そしてゼファーは優真を睨んだ。

「き、貴様っ!何をした!」

「周りをよく見ろ。」

そしてゼファーは、俺を半分視界にれながら、周りを見渡した。

「周りだと…これは…糸?ただの糸ではないな…付與魔法が掛かっている.......まさか!?」

「そうだ。お前がダラダラと剣を振っている間に仕掛けておいた。魔族には再生能力が高いのがいるみたいだから糸に火屬の付與をしておいた。どうやらお前はそのタイプみたいだな。」

俺は予め再生能力が高いし特殊な魔族がいる事が分かっていたので、再生能力を防ぐために傷口を焼く付與をしておいたのだ。

「再生がしない!?どういう事だ!貴様ら異世界人は戦いを知らない平和な世界から來たのではないのか!?」

「確かに平和だ.......表向きはな。だが、平和な世界の中には歪んだ思想を持つ者が必ず現れる。そいつらを消す仕事をするのが殺し屋だ。そして俺は殺し屋をしていた。まぁ、とは言っても、ここまで簡単に事が進んだのは、お前が初めてだ。これだと他の幹部も魔王も弱いだろうな。」

と言って、俺は首を橫に振りながら「やれやれ.......」と言った。その仕草と魔王を侮辱した事に怒りを覚えたゼファーは、また怒鳴り散らした。

「貴様!魔王様を愚弄するとは殺してやる!」

そして"バキューン!"と大きな音と同時に小さな玉がゼファーの両足を貫いた。

「ぐぁあああ!なんだ!その武は!」

「これは銃と言って俺たちの世界にある武だ。」

「銃.......?そんな武は見た事も聞いた事も無いぞ!」

「まぁ、そんな事はどうでもいい。さていくつか質問をさせてもらおうか。」

「ふんっ…絶対に話さないぞ。」

「大丈夫。俺は拷問も得意なんだ。さてし話をしようか。生きには必ず魔力回路という魔力が流れる回路ある。そこに許容量以上の魔力を流されたらどうなると思う?」

「ふんっ…俺よりも魔力量が上だというのか?笑わせるな!」

「さて、それはどうかな?俺は魔力だけは高いからな。俺の魔力は50萬だ…」

そしてゼファーは、魔力を無理やり流されるだけでなく、中の骨や蔵を潰され、死にかけたらを再生されるのを繰り返されているに全て話してしまった。

「た、たのむ。全部話したから終わりにしてくれ…」

「あぁ…終わりにしてやる。」

「本當か!?」

俺が、拷問を終わりにすると言った瞬間、ゼファーは顔を明るくして喜び始めた.......本當に凄い変化だな.......

しかし俺が「だが.......」と言った瞬間、ゼファーは絶の表をした。

「他にもあるのか!?なら何でも言ってくれ!なんでもする!」

あぁ.......ゼファーという男は何で親切な奴なんだろう.......気分が良くなった俺は"ニッコリ"と笑みを作って、ゼファーに顔を向け、お禮を言った。

「そうか。ありがとう。」

それを見てゼファーも安心して笑った。だが、その時、俺の顔が悪魔のような笑みに変わった。

「だが殺さないとは言ってないぜ?.......安心しろ一瞬で殺してやるからな。」

その言葉を聞いた瞬間、ゼファーは先程以上に絶した表に変わり、命乞いを始めた。

「い、いやだ!死にたくない!な、なんでもするから殺さないでくれ!」

そしてゼファーの首が剣で斬り捨てられた。

「ふぅー、久しぶりに人を殺したな.......。やっぱり何もじない。だが俺は死ぬわけいはいかないんだ。"あいつ"に生きるって約束したから.......そして絶対に幸せをこの手に摑んでやる.......!!」

そして、優真は、手の平からが出るくらい拳を強く握った。

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