アモンを倒した後、90階層のボスを倒し、その後も順調に進み、そして100階層も倒し、ダンジョンは攻略した。だが、しかし問題が起きた…

「やっと終わったー！.......ん？新しい扉が出たな。開けてみるか。」

そして俺は扉を開けた。

「.......ん？の子？」

そこにはのが全を鎖に繋がれていたのだ。

「誰？誰かいるの？.......居るなら…お願い.......この封印を解いて…」

と、弱々しい聲では呟いた。

普段なら面倒臭いという理由で無視していが、1人でダンジョンに潛っていたせいで、人がしくなっていたところなのだ。

なので気まぐれで返事をした。

「そのに封印されてるって事は、お前が何かやらかしたって事だろ？嫌だよ。そんなの。」

「違う！私は何もしてない！」

｢じゃあ。なんで封印されてんだ？絶対に何か理由があんだろ？｣

「それは…私は魔王だったの…だけど私は人間と爭わずに一緒に平和に暮らそうって思って頑張ってたんだけど、それをよく思わない人族と魔族の人が私を反逆者に仕立てて封印したの。封印した理由は私が不老不死のスキルを持ってて殺す事が出來ないからよ。」

「なるほどな…まぁいいっか。よし！封印解いてやるよ。」

「本當！？なら【解除】「ﾊﾞｷﾝｯ」封印とい…て…え？封印の鎖が壊れた？.......これ貴方がやったの？」

俺が封印を解くと言った瞬間、は"パッ"と上げ、顔を明るくさせた。そして俺が、ただ一言だけ『解除』と言ったら封印が解けたのでは驚いた表をして、俺がやったのか確認した。

「そうだ。それで、お前の名前は？」

「私の名前はミーシャ。」

「ミーシャか。いい名前だな。俺は天草優真だ。」

可いな。しかも…めっちゃ俺の好み！銀髪の髪に顔とはまだしいが、どこか気が出ていてもしだが膨らんでいるし、腰からおまでのラインがめっちゃ綺麗だな。

こうしてミーシャのをじっと見ていたらミーシャが顔を赤くし、モジモジしながら言った。

「優真のエッチ/////そういうのは、もっと仲良くなってから。」

「へぇ…仲良くなったらいいのか。」

ミーシャの反応が面白かったので、俺はからかいたくなり、思わずミーシャが恥ずかしがるような事を言ってしまった。

そしたら更にミーシャの顔が赤くなった。

「優真のバカ。見ないでって言ってるでしょ。」

「ごめんごめん。冗談だよ。それでミーシャはこれからどうするんだ？」

ミーシャは、その質問にしも考える素振りも見せずに直ぐに答えた。

「優真に著いて行ったらだめ？」

「いいのか？俺はこの世界の人間じゃないし一応神族なんだけど。」

「どういう事？」

俺は、これまでの事を話した。異世界に召喚されたこと、それと勇者として魔王と戦うことになったこと、そしてダンジョンの攻略中に魔族に襲われて自分から囮になり、魔族と戦ったこと、そして…なぜか前の世界で殺し屋をして、とある辛い過去がある事も話した。

「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ…辛い事があったのね。もう大丈夫よ。私がめてあげるから。」

「いや別にいいんだが…泣く程かよ。てかお前のままだぞ…」

「…せっかくめてあげようと思ったのに優真のバカ。」

そして俺は、ミーシャの為に服を作ってあげた。勿論、俺好みの服だ。

真っ白な襟付きのシャツ、下には赤いミニスカート、そして俺と、お揃いの黒いコートだ。

「俺の見立て通り似合ってるな。」

俺に褒められたらミーシャは機嫌を直した。

「本當？ありがと」

と言ってミーシャは初めて俺に笑顔を見せた。それを見た俺は、思わず見とれてしまった。

「そうだ。私のステータス鑑定したでしょ？優真のステータス見れなかったから見せて。」

「気づいてたのか。まぁいいや。ほい…これが俺のステータスだ。」

そしてミーシャにステータスを見せたら…

「優真って化け？」

「第一聲がそれかよ…」

と言われ、否定したかったが、事実なので否定せずに苦笑いをした。