「ふぁー…おはよ…ミーシャ。」

「おはよ。」

今、優真の隣にはのミーシャが寢ていた。昨日言ったようにしたのである。ちなみに優真とミーシャが初めてした時は、ミーシャが処なのに優真は手慣れていたので、ミーシャに怒られてしまった。理由はミーシャのただの嫉妬だ。

「それじゃあ、さっさと著替えて冒険者ギルドに行くか。」

「分かった。」

そう言って、俺とミーシャは著替えて朝食を食べた後、冒険者ギルドに向かった。

◇

「ここが冒険者ギルドかぁ…大きいな。」

「大きいね。」

ここの冒険者ギルドは王都にあるギルドだから無駄に大きい。そして冒険者ギルドの本部でもある。だから、そこらのギルドとは比べとならないくらい大きい。

「そんじゃあ、中にるか。」

「うん。」

そして優真とミーシャがったら、中にいる冒険者が全員、優真達のことを見たが、興味をなくしたのか、直ぐに他の冒険者と話し始めた。

「さっさと登録してランク上げるぞ。」

もちろん俺は叡智之神で簡単にランクを上げる方法を調べたので、簡単にランクを上げる方法を知っている。

「分かった。」

「冒険者登録しに來たんだがいいか？」

「分かりました。こちらの書類に必須事項を記してください。」

と言って、付嬢は誰もが見惚れるような笑顔を優真に向けて放った。その付嬢はとても人なので他の冒険者達が、その笑顔に見惚れて顔をだらしなく緩めた。だが優真はとても慣れしているのと、隣には超絶の彼がいるので全く気にしていない。

「ミーシャは自分で書くか？」

「優真が書いて。」

「分かった。」

必須事項は名前、戦闘スタイル、出地か…名前は優真っと、あと戦闘スタイルはオールラウンダー、そして出地は東の國っと…あとミーシャのは名前がミーシャで戦闘スタイルは魔法、出地は予め決めておいた2年前くらいに魔に襲われて無くなったモール村っと。出來た！

「出來たぞ。」

「はい。け取りました。優真さんとミーシャさんですね。それでは冒険者の説明はいりますか？」

「勉強はしてきたから大丈夫だ。それよりも早くランクを上げたいからランク戦をやらせてくれないか？出來るだけランクの高いやつで頼む。」

「本気で言ってるんですか？…今ここでランクが1番高い人はSSSランクですよ？やめておいた方がいいです。｣

冒険者ランクの高さはFランク～EXランクまである。ちなみにEXランクになった者は今まで1人も出た事がない。

ちなみにランク戦とは、戦った相手に勝ったら、その相手と同じランクになれる制度である。

冒険者ランク一覧

EX

SSS

SS

S

A

B

C

D

E

F

冒険者ランクの高さは上の図のFから上に上がっていくほど高くなる。

「大丈夫だ。ミーシャも大丈夫だよな？」

「多分大丈夫。」

「それじゃあ、お願い出來るか？」

「はぁ…分かりました。し待っててください。」

と言って、付嬢は付場の奧にある部屋に向かった。そして周りの冒険者は…

「あいつ馬鹿か？」「勝てるわけねぇだろ。」「面白そうだから見ようぜ。」

などと言っているが、優真とミーシャは最弱の種族である人間に負けるはずがない。何故なら2人は死神と歴代最強の魔王だからだ。