《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》27話 優真結婚する

「えっと…結婚してってどういう事?」

「そのまんまの意味だよ?」

アルテは顔をキョトンとして傾けた。

「いやいやいや!ミーシャならともかくアルテは今日會ったばかりだろ!」

「僕は前から知ってたけど。」

知ってたも何も、ただのストーカーじゃねぇかよ!

「そういう意味じゃなくてだな…ミーシャはいいのか?」

「うん。アルテはいい子だから大丈夫。」

先程までアルテに激しい殺気を放っていたのに、今ではミーシャもアルテとの結婚に賛してしまっている。

「どうやって丸め込んだんだ?.......」

と、優真が1人で呟いていたら、アルテがとても不安そうに言った。

「僕じゃ…いや?…」

そして泣きそうな顔で優真に言った。そしたら優真は斷り続けることが出來なくて、うっかり了承してしまった。

「わ、わかったから泣くなって…」

そしたら、急にアルテの涙が無くなって、とても可らしい笑顔で優真に言った。

俺はの涙に弱いようだ.......

「ありがと!大好き!」

「あ、やべっ…うっかり、了承しちまった。はぁ…しょうがないか。ミーシャがいいって言ってるし、責任取ってやるよ。」

「わぁーい!ミーシャ!優真が結婚してくれるだって。嬉しい!」

その時のアルテの笑顔に、ついドキッとしてしまった。

「うぅ…まぁいっか。」

「おめでとう。」

と言って、ミーシャは薄らと微笑んだ。

「うん!ミーシャもね!」

「これはこれは.......おめでとうございます!アルテ様!それでは、私達霊族全員で祝わせていただきます。直ぐに結婚式の準備をしましょう!」

「ありがと!」

「ありがとう。」

アルテとミーシャが霊王にお禮を言った。

「えっと.......俺も會話に混ぜてくんない?」

と1人取り殘される優真であった。

そして霊王は、いきなりぶっ飛んだことを言い始めた。

「それでは明日結婚式をやりましょう。」

「うん!お願いね!」

「分かった。」

アルテとミーシャは即返事をした。

「めっちゃ早いな!婚約した次の日に結婚式とか聞いたことねぇよ!」

「それは前の世界の話でしょ?ここは異世界だから大丈夫だよ!」

アルテは親指を"グッ!"と立てた。

「そうなのか?」

「この世界でもない。」

「やっぱりないじゃねぇかよ!」

「そんな細かい事はどうでもいいじゃん。」

「はぁ…もういいよ。なるようになれ…」

そして次の日…

「これより結婚式を始める!」

霊王の大きな掛け聲と同時に"パチパチパチ"と霊達が全員で拍手をした。そして新郎新婦が會場に場してきた。

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