《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》30話 魔王(笑)

「來たか…あれ?魔王じゃね?なんで來てんの?」

「さぁ?」

と、いつも通りミーシャは無表で言ってアルテはとても騒な事を言った。

「まぁどうでもいいじゃん。とりあえずぶっ殺そ!」

本當にアルテは騒である。うっかり國を滅ぼさないか心配だ。

「怖いこと言ってんじゃねぇよ。」

「だって大して強くなさそうじゃん。」

俺達がくだらない雑談をしている間に魔王が到著した。

額に真っ黒な2本の角に全を覆えるフード付きのマント、そして目で視認できる程の禍々しい魔力を持っていた。

「ほぉ…なかなか余裕そうではないか。クックック…確かに貴様らは強いがこの我には勝てるはずがなかろう。だがしは楽しませてくれよ?っとその前に自己紹介をしようではないか。我は魔王ゼクト。さぁ!貴様達も名乗るが良い。」

魔王は1人で勝手に喋っている.......恐らくぼっちなのだろう.......可哀想だから気にしないでおこう。

「いやだよ。てかお前の名前とかどうでもいいんだけど…」

「なんだと!まぁいい。そこの達なかなかいいではないか。貴様を殺したあと、我が可がってやる。クックック」

その言葉を聞いた優真は、これまでに放ったことの無いような殺気を魔王ゼクトに放った。

「てめぇ…今なんつった?あんまり調子にのんなよ?雑魚が。」

そして俺は一瞬でゼクトの目の前まで行って、右手で頭を鷲摑みした。

「く、くぁああ!は、離せー!」

鷲摑みにされた頭からギシギシと、割れそうな音が鳴り響いた。そして魔王は焦り"ジタバタ"と暴れだしたが優真の手は"ピクリ"ともしない。

「殺すだけじゃあ足りねぇ…萬が一にも転生することが無いように、貴様の魂を跡形も無く消してやる。」

俺の右手から禍々しい炎が出てきた。そしてゼクトは、その禍々しい炎によって魂ごと焼かれ、死んでしまった。

「はぁ…魂ごと消すと他の神達に文句を言われそうだが、まぁいいか。」

そして優真のとても激しい怒りに反応したのか、とあるスキルが取得された。

『一定量の怒りを検知しました。大罪スキル憤怒の取得をしました。』

「あれ?なんか憤怒のスキル手にったんだけど…」

「大罪スキル?」

「もー。僕達の事でそんなに怒るなんて…そんなに僕達の事が好きだったなんて。僕も大好きだよ!えへっ」

「う、うるせぇ!」

と言って、優真は照れたように顔を赤くし、顔を背けた。

「はぁ…とりあえず宿に戻ってステータス見るか。」

「分かった。」

「そうだね!」

と言って、優真達は宿に戻ろうとしたがエルマに止められた。

「ちょっと待って!その前に々聞きたいんだけど!それ魔王だよね!」

「そうだけど、それがどうしたの?」

「何を言っているんだい!?魔王だよ!ま・お・う!」

「はぁ.......そんな事はどうでもいいだろ?とりあえず疲れたから話は明日だ。」

「うっ…そうだね。明日々聞かせてね。」

「はいよ。」

と言って、優真達は宿に帰って行った。

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