「ステータスの確認も終わったし寢るか。」

強くなった事は良い事だけど、々とキャパオーバーだ.......取り敢えず疲れたし寢るか。

そして俺たちは寢る事にした。

「はーい。」

「分かった。」

「おやすみ。」

そしてミーシャとアルテも「おやすみ。」と言って、優真達は疲れを癒すために寢るのであった。

そして次の日の朝…

◇

朝早く起きたので早速、俺たちは冒険者ギルドに行く事にした。

「ギルドに行くか！」

ミーシャとアルテが「はーい.......」と面倒くさそうに返事をして、俺達はギルドに向かった。

「エルマが用があるって言ってたからギルドに來たけど何かあったっけ？」

「魔王を倒したからよ。」

昨日の出來事を完全に忘れていた俺はミーシャに教えて貰って呼ばれた理由を思い出した。

「あ.......忘れてたな。そう言えば倒したんだった。なら明日か明後日にフィーナ王國に行くか。」

この後、王城とかに連れてかれて、英雄とかに祭り上げられたら嫌だからな。

「あの時はムカついて魔王をぶっ殺したんだけど.......これ絶対に面倒事になんじゃん。はぁ…魔王倒さなければ良かった。エルマに挨拶したら宿に帰るか。」

「分かった。」

「はーい。」

と、優真達が話してる間にギルドに著いた。

そして扉を開けて中にったら、付嬢にギルド長が呼んでいると言われたので、ギルド長室にそのまま向かった。

そしてギルド長室前に著いたら付嬢が"トントン"と扉を2回叩き、聲を掛けた。

「失禮します。優真様、ミーシャ様、アルテ様が來ました。」

「っていいよー。」

そして中にって行ったら予想通りお偉いさんっぽいおっさんがいた。

「その人誰？」

一応、予想は出來ているがエルマに何者か聞いた。

「この國の宰相さんだよ。」

.......やっぱり國のお偉いさんか。

「へぇ…それで宰相がなんでいるんだ？」

「それはね…」

エルマが説明しようとした瞬間、宰相が椅子から立ち上がり、自分で説明し始めた。

「それは私から説明します。ここに來たのは魔王を倒した貴殿に國王様が會いたいから呼んで來てしいとの事で私が來ました。來ていただけますか？」

要は魔王を倒した奴の顔を拝んで自分の國に引き込む気か.......めんどくせぇ.......

「らしいよ。どうする？」

正直言って面倒だが、せっかくこの國のトップに會えるから見てくるか…この國に取り込むのが目的だろうけど、どうとでもなるしな。

「もちろん行く。」

「へぇ…意外だね。」

俺の返事が意外だったのかアルテがし驚いた。

「この國のトップが呼んでるんだ。行かないとだめだろ。」

「そうだね…本當は面倒だと思ってるだろうね。」

そして最後にエルマが小さな聲で、何か言っていたが優真にはしっかり聞こえている。

「それでは案するので著いて來てください。」

「はいよ。」

一言返事をして、俺たちは宰相に著いて行った。

◇

宰相が乗って來た馬車に俺たちも乗り、30分ほど馬車に揺られているに王城に著いた。

そして、この世界で初めて見た巨大な建なのでし驚いた。

「でけーなー。」

「普通。」

「確かに大きいねー。」

優真とアルテが王城の大きさに圧倒されてる中、ミーシャだけが普通にしていた。それはミーシャが魔王をやってた頃、この國の王城よりも大きな城に住んでいたからであろう。

「それでは謁見の間まで案します。」

そして優真達は謁見の間の前まで行った。