《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》38話 ミルとミーシャ猛特訓!?
「んー?.......あれ?私寢てました?」
ミルティアは、両手を真っ直ぐ上げ、をばしながら、自分の狀況を瞬時に分析し、理解しようとした。
しかし、優真が直ぐに説明した。
「不老の薬を飲んだら気絶したんだよ。ステータスを見てみろ。進化して別の種族になってるから。あと俺の寵も渡すからこっちに近づけ。」
ミーシャは不老の薬を飲んだ影響で、が不老の力に耐えられるように変化したのだ。だから、その影響でミーシャは気絶してしまったのだ。
ミルティアは、優真の説明で自分の狀況を細かく理解出來た後、優真の指示に従って近づいた。
「?.......何だかよく分かりませんけど、それくらいなら構いませんよ。」
そして、優真はミルティアの頬に手を當ててキスした。
寵とは渡す相手に口付けをしなければ渡せないのだ。そして、互いが心を通わせていなければ、寵を授けることが出來ない。
一言で説明すると両想いならば渡せる。
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「い、いきなり何をするんですか!」
口に手を當てて、顔を真っ赤に染めながら、ミルティアが大きな聲でんだ。
「寵はキスしないと渡せないんだよ。嫌だったか?」
「嫌じゃないですけど.......やっぱり心の準備とか.......」
怒鳴ってしまったが、優真が心配そうな顔をしながら、自分とのキスは嫌だったか聞いたら、ミルティアは自分の人差し指の先を"ツンツン"と合わせながら、優真には聞こえない聲で"ごにょごにょ"と何か言っていた。
「?.......とにかくステータス見てみろ。」
よく聞き取れなかったので、取り敢えずステータスを確認するように言った。
「はぁ…分かりました。ステータス」
ミルティアは、タメ息を吐きながらステータスを開いた。
ミルティア・べネスティア
15歳 種族 魔人族
HP10萬
MP40萬
筋力6萬
防10萬
俊敏8萬
固有スキル
未來視 魔力作 古代魔法 不老
スキル
強化Lv10 HP自回復Lv10
MP自回復Lv10
稱號
べネスティア王國第1王 優真の妻
死神の寵・・・ステータスがびやすくなる。ピンチになった時、自的に召喚魔法が発され、優真が召喚される。
「こ、これは凄いですね。でもまだまだ優真達には屆いてませんね…殘念です。」
最初は寵の効果に引き気味だったが、それでも優真たちに屆かなかった事に肩を"ガックリ"と落とした。
「そのためにこれから猛特訓するんだろ。頑張れば追いつけるから安心しろ。」
「はい!.......はい?」
元気よく返事をしたが、よく考えたら猛特訓する事など聞いていなかったので、頭の上に?マークを浮かべた。
「ついでにミーシャも鍛えるか。いつまでも魔族のままじゃダメだろ。」
「うん。鍛える。」
このままでも、ミーシャは十分強いが、さすがに神と戦って勝てるかと聞かれれば答えはNOだ。だから、今後のためにミーシャも一緒に鍛える事にした。
こうしてミルティア、ミーシャの猛特訓が始まった。
◇
現在とある場所にいる。
ここは、優真が世界創造で作った世界で、この世界にはSSランクやSSSランクのモンスターが蔓延り、中にはEXランクのモンスターもいる。
「よし!ここで訓練するぞ!準備は出來てるか!?」
「大丈夫。」
「ここでですが…でも頑張ります!」
優真は、ミルティアとミーシャのやる気を出させるために、テンションを上げながら言った。
しかし、ミーシャはいつも通り無表で靜かだ。そして、ミルティアは周りにいる魔たちにし脅えていた。
おいおい.......この程度(SS、SSS、EXランクモンスター)の魔にビビってたら、この先やって行けねぇぞ?
『マスター、一言いいですか?SS、SSS、EXランクの魔は全て1匹だけで國を滅ぼせる程の力を持っています。だから"この程度"で済ます事が出來たら今頃、魔たちは1匹も存在しませんよ。』
『お、久しぶりだな。.......そう言えばSランクからの魔は普通の人間じゃ対処不能の化けなんだっけ?』
『はい。マスターはもっと常識をに付けるべきです。』
『はい.......仰る通りです.......』
ナビの言う通り俺は、この世界についての常識をに付けるべきかもしれないな.......ミルティアとミーシャの訓練中に勉強するか。
そして優真は常識をに付けることを心に誓った。
そして、気を取り直してステータスの確認をする事にした。
「.......まずはステータスの確認だ。」
「分かった。」
「分かりました。」
そしてミーシャとミルティアはステータスを開いた。
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