《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》39話 特訓の始まり

俺は気を取り直してステータスの確認をする事にした。

「.......まずはステータスの確認だ。」

「分かった。」

「分かりました。」

そして、ミーシャとミルティアはステータスを開いた。

ミーシャ

 380歳 魔族

HP∞

MP230萬

筋力10萬

15萬

俊敏13萬

固有スキル

不老不死 古代魔法 全魔眼 限界突破

スキル

強化Lv10

稱號

魔王 歴代最強の魔王 封印されし者

優真の妻 死神の寵

ミルティア・べネスティア

 15歳 種族 魔人族

HP10萬

MP40萬

筋力6萬

10萬

俊敏8萬

固有スキル

未來視 魔力作 古代魔法 不老

スキル

強化Lv10 HP自回復Lv10

MP自回復Lv10

稱號

べネスティア王國第1王 優真の妻

死神の寵

優真は、ミーシャとミルティアのステータスを見て、気付いたことが、いくつかあった。

まず、ミーシャは意外にも"魔力作"を持っていなかったのだ。別に"魔力作"なんて無くても、ミーシャは普通以上に魔法を扱う事が出來るが"魔力作"を持っているか、いないかで魔法の度に圧倒的な差が開くのだ。

Advertisement

"魔力作"とはその名の通り、魔力を作するスキルである。このスキルがあると、魔法を使う時にアレンジが出來たりするのだ。

例えば、火の玉を飛ばす魔法を使う時、魔力を込めれば込める程、普通は大きい玉になるが"魔力作"のスキルを持っていれば、逆に火の玉を圧したり、形を銃弾のように変えて飛ばしたり出來るのだ。

だから、ミーシャには"魔力作"を覚えてもらう事にした。

「そう言えば、ミーシャって"魔力作"持ってなかったのか。それじゃあ、まずはミーシャには"魔力作"を覚えてもらう。」

「どうすればいいの?」

「空間の一部の魔力をすから、そこで魔力作の練習をするんだ。普通に出來るようになったら終了だ。普通の人間にはいくらやっても出來ないだろうけど、ミーシャなら出來るようになれるだろ。」

「うん。頑張る。」

そしてミーシャの特訓が始まった。

次はミルティアの番だ。

ミルティアの欠點は単純にステータスが低すぎることだ。ただの人間にしては高い方だが、人間以外の種族からしたら普通だ。だが、俺は覇神族だ。悪い言い方をしたら、そこら辺に飛んでるハエと変わらない。

だから、裏ワザを使うことにした。

「そしてミルには進化するための訓練をしてもらう。まずは神世界を作るからそこで特訓だ。」

「はい!頑張ります!」

ミルティアは「よし!」とガッツポーズをしながら気合をれ、特訓を始めるために橫になって眠り、神世界の中にった。

ミーシャside

「優真に褒めてもらうために頑張る。」

ミーシャは"ふんすっ"と鼻息を荒くしながら、気合をれて特訓に臨んだ。

そして約5時間後…

「んーっ…難しいけどしずつ出來るようになってきた。頑張ろ。」

どうやら、數時間程度でコツを摑んだようである。ミーシャは問題なく"魔力作"を取得できそうだ。

ミルティアside

「ここが神世界ですか。何も無いですね。」

と言いながら、ミルティアは神世界を首と目をかして見渡した。

「特訓って何をするんでしょうか。」

ミルティアが、顎に手を當てて、どんな特訓をするのか考えている時、頭の中に直接聲が響いてきた。

『覇神族の干渉を確認しました。只今よりミルティアの覚醒を開始します。』

無機質な聲が聞こえたのと同時に、ミルティアの中から激痛が走った。"覚醒"と言っていたので、恐らく進化が始まったのだろう。

「あ、あぁぁぁぁぁ!」

ミルティアは、自分の頭を抱えながら倒れた。數時間ほど痛みに耐えながらび続けた。

『対象の覚醒を確認しました。大罪スキル怠惰アーチェディアの取得を確認しました。』

無機質な聲が聞こえたのと同時に、ミルティアはを起こした。進化の完了と同時に痛みも無くなったようだ。

「はぁはぁはぁ.......覇神族の干渉って優真の事でしょうか?.......取り敢えずステータスを見てみましょう。」

そしてミルティアはステータスを開いた。

    人が読んでいる<異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください