ミルティアの弾発言の後、予想通りクラスメイトたちが、どういう事なのか、説明を求めるために優真に詰め寄った。.......主に男子たちが.......そんなんだから彼が出來ないんじゃないのか？と言いたいところだが火に油を注ぐだけなので言わない。

「そんな事はどうでもいいだろ。旅の途中で會ったんだよ。」

「そんなんだから彼ができなっ.......」

「アルテくん？し黙ろうか。」

アルテが言ってはいけないことを言いかけたので、優真は急いでアルテの口を塞いだ。.......こいつ分かっててやってるだろ.......

アルテは優真に口を塞がれながらも、目だけは笑っている。わざと男子たちを怒らせようとしているのだろう。

.......そういうの、まじでやめてしい。それにクラスメイトもめちゃくちゃうるせぇ.......

「みんなは靜かにしてください。」

「あ、天草君にお嫁さん…ぐはッ！」

姫先生から濃な殺気が放たれた。それと同時にクラスメイトたちは恐怖で黙り込み、姫先生の目の前で橫になって正座した。

そして、姫野はショックで反吐を吐いて床に倒れた

その様子を見ていたミルティアは、何か気づいたのか誰も予想できなかった事を聞いた。

「あなた達も優真の事が好きなんですか？」

ミルティアの言葉で、またクラスメイト達は騒ぎ出してしまった。そして、その言葉を聞いた姫先生は顔を真っ赤にした。

「な、何を言ってるんですか！？私が天草君の事が好きだなんて.......私は教師だからそんな事は有り得ません！」

「ですがこの世界では前の世界のルールは関係ありませんよ？」

「た、確かに.......私が天草君の人…ぐへへぇ。」

姫先生はミルティアに言われた言葉を聞いて、優真と人になった未來を妄想し、気持ち悪い笑みを浮かべた。

「えっと…ミルさん？何を仰ってるのですか？」

「優真も今さら何を言ってるのですか？王である私やアルテさんまで嫁に貰っているのですよ？今さらでしょう？」

「そ、そうだけど…」

確かに今更だが、これ以上、嫁や人が増えたら俺の立場が無くなるような気がする.......

「な、なら私も天草君…じゃなくて…優真君のお嫁さんになる！」

姫野から、さらに弾が落とされ、クラスメイト達がさらに騒ぎ出した。そこで不良である近藤が出てきた。

「おい、天草よぉ？そんなに可いを侍らせて良いご分じゃねぇか？俺にも分けてくれよ？ぐひひ。」

近藤が汚い笑みを作りを渡せと言った。だが優真の前でそれは句だ。

「おい…てめぇ今なんつった？殺すぞ？」

優真の殺気が含まれた言葉を聞いた近藤は恐怖のあまり気絶してしまった。そして大事なところからは黃いが流れた。

「汚ぇのは顔だけじゃねぇのかよ。」

そして優真は指を鳴らし、近藤を適當な場所に転移させ床を魔法で綺麗にした。

「はぁ…ミーシャとアルテがいいなら姫野と姫先生もどっちも貰うよ。」

そして優真の嫁がさらに2人増えたのだった。