《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》84話 ナビの母
そして両者の準備が整い、遂にブレスが放たれた。
その瞬間、世界はに包まれた。
そしてナビとクミホは恐る恐る目を開いたが、そこには有り得ないような風景が2人の瞳に映っていた。
「はぁ.......こんな大きな力を結界を張っているとはいえ、地上で放たれたら大変な事になりますよ?」
そこには真っ白な何も無い空間が無限に広がっていた。そして、そこにはナビが10年くらい長した、20代後半くらいの恐ろしいくらいしいが空中に浮いていた。
「我が娘でありながら、こんな事にも気付くことが出來ないとは、母として恥ずかしい限りです。」
彼はナビの母にして、世界の管理者である。
それとナビとナビの母、そして優真の関係を詳しく説明しよう。
まず、ナビとは優真の能力によって作られた存在だ。そして優真がナビを作る時にイメージしたのが、世界記録に干渉できるアカシックレコードだ。そして、その能力は管理者にとても酷似していたのだ。しかもステータスは管理者が作った概念だから、ナビを作る時、管理者の力も流れ込んでいた。
これがナビが管理者の娘である理由だ。
ここまで聞いたら気付いたものもいるだろう。そうだ。ナビの父は優真なのだ。
.......今まで優真とナビは何度もを重ねているのだが.......いや、気にするのはやめよう。
という訳で、ナビ、ナビの母、優真の関係を簡単に説明してみました。By  S・R
「初めまして。お母様。」
「えぇ、初めまして、我が娘。」
そして2人は一言、挨拶をした。
「ん?.......お主たちは親子なのじゃろう?なぜ初めましてなのだ?」
「あなたも知っているとは思いますが、私はスキルから生まれたので、直接會ったのは初めてなんです。」
「なるほどのう。」
ナビの言う通り、ナビとその母は、今まで會う機會が無かったので、今回が初対面なのだ。
だが、お互いの存在はじていたので、何となく母と娘の関係である事は分かっていた。
「優真さんは何処に居るのですか?突然、この世界から存在が消えたので教えて貰えませんか?」
そしてナビの母は自分の娘であるナビに、優真の居場所を聞いた。
「マスターは自分で異界を作り、そこでダイダラボッチの討伐を行っております。」
「あなたも、それくらいの気遣いが出來れば、いいんですけどね。」
自分の母に嫌味を言われた私は、自分の仕出かした失態を自覚して、恥ずかしさで悶えた。
「.......マスターに怒られるかも知れないですぅ〜。」
私は頭を抱えた。優真ならもっと上手くやれたはずだからである。そして、あと一歩でこの世界にかなりの影響を與えていたかもしれないからだ。
「まぁ、いいです。娘の失態を正すのは母の役目です。」
と言って、ナビの母は指を"パチン"と鳴らし、真っ白に広がっていた世界を元に戻した。
「次はしっかりして下さいよ。」
「はい…」
初めて叱られた私はかなり落ち込んだ。マスターは私が失敗しても笑って許してもらえるのだ。だがら、叱られることにあまり慣れていないのだ。
普段はクールなナビだが、やはり生まれたばかりなので、神年齢はまだまだ子供だ。
そしてクミホはナビの母の格が大分かってしまった。
一見、ナビとその母は見た目も格も話し方も似ているが、ナビの母はかなり堅い格で、言葉遣いは丁寧だが、ナビに対してかなり厳しい。そしてナビは優真の娘でもあるから、優真の軽い格のところが似たようだ。
「もう儂、話に著いていけてないのじゃ.......」
そしてクミホは1人で呟き、話に全く混ざれないでいたのだった。
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