《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》113話 祓魔師リー
「って事は.......あいつはまだ生きてるってことか!?」
「それが本當なら大変なことになってしまったのじゃ。」
元太は聲を張り上げて驚き、クミホは、やらかしてしまった時の様な顔をした。
「まぁ、なるようになるよ!」
.......だが、アルテはいつも通り呑気だ。
◇
「.......リーって人は強いのかな?」
「私も分からないよ。姫ちゃん。」
姫と彩は祓魔師リーという男を討伐する為に中國にある萬〇の長城まで來ていた。
リーの住んでいる場所は萬〇の長城の近くにある森の中だ。
「とりあえず私が前衛で姫ちゃんが後衛ね!」
「だ、だめだよ!私が前衛で彩ちゃんが後衛だよ!」
「姫ちゃんが得意なのは後衛役だよね?だから私が前衛をやるの!」
「だめだよ!大人である私が前衛をやります!」
と言って、姫は自分のを"ドン"と叩いて「任せなさい!」と言いたげなキラキラした目で彩の事を見つめた。
「もー!私の事を子供扱いしないで!それに姫ちゃんの方が子供っぽいよ!」
「な、何ですってー!」
と、姫と彩はどちらが前衛で後衛をやるか言い合いをしていた。いや.......途中からは全く別の話になっているが.......
それに正直言って、こういう言い合いをしてる時點で2人とも子供っぽい。
「姫ちゃん!しーっ!」
何かの気配に気が付いた彩は、姫の方を摑み、これ以上進まないように抑えた。
恐らくリーの魔力をじ取ったのだろう。
「どうする?」
と姫が聞いた。
「不意打ちで全力の魔法を放てばいいんじゃない?」
と、彩は答えた。中々エグい事を彩も考えるようになった。そして.......
「不意打ちをして一撃で消そうね。」
姫も、かなり優真達に毒されてしまったようだ。
し前までは、こんな騒な事を考えなかったが、今では立派な危険人と化してしまった。
それに、まず最初はリーという男が靜香の両親を本當に攫ったのか確認しなければならないのに、それを完全に忘れている。
「あのー.......私に何か用かネ?」
姫と彩がリーを、どうやって倒そうか相談している時に後から聲がした。
そして姫と彩は素早く後ろに飛び引いた。
「あなたは何者ですか?」
「いきなり後ろから気配をじたよね.......」
話しかけられるまで、気配を全くじ取ることが出來なかったことに、姫と彩は驚きを隠せずにいた。
2人は異世界に召喚されてから、優真と、再會するまで最前線で戦っていたのだ。それなのに後ろを簡単に取られてしまったことに、しプライドを傷つけられてしまった。
「あなたが祓魔師リーですか?」
と、姫が目の前に居る男に聞いた。
「はい。私が祓魔師リーですネ。」
どうやら目の前に居る男が、祓魔師リーで間違い無いようだ。
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