「次こそ、私達の本気を見せてあげるよ！」

「私もですよ！」

と、2人がリーに向かってんだ。

「ふふふ.......もっと私を楽しませて下さいよネ！」

手を広げながらリーも、姫と彩に向かって自分をもっと楽しませろとんだ。

「楽しむ暇も無いくらいボッコボコにしてあげる！」

「出來るものならやってみて下さいネ！」

彩は、異空間から白銀の刀を取り出し、姿勢を低くして刀を構えた。

そして姫は、真っ白なローブを羽織って、異空間から自分の長くらいの大きさがある真っ白な杖を取り出した。

「もう1回、私から行くよ！」

そう言った後、彩は常人では視認できない程のスピードでリーに走っていった。

そしてリーは、また防をしないで、そのまま彩が振り下ろした刀を生でけた。

だが、先程とは違い彩の攻撃を、ノーダメージでけることが出來そうにないと思ったリーは急いで後ろに下がった。

そしてリーは、自分のから激しい痛みをじ、視線を自分のに向けた。そこには大きな刀傷があったのだ。

どうやら避けることが出來なかったようだ。

「久しぶりに傷を付けられましたネ.......何をしたんですかネ？」

「さぁ？.......敵に自分の能力を教えるわけないでしょう？」

リーは初めて自分のを表に出した。恐らく、久しぶりに自分に傷を付けたのが、大して強くないと思っていた敵だったから、かなり怒っているのだろう。

そして彩は、優真に再會してから、かなり実力を付けてきたのだ。だから、そこらの人間に負けることは無い。

姫野彩

　416歳　神人族

HP ∞

MP ∞

筋力 ∞

防 ∞

俊敏 ∞

固有スキル

長促進　魔力強化　限界突破　治癒之神

再生魔法　神魔法　水神魔法　神化

稱號

治癒神　異世界人　覇神の妻

これが現在の彩のステータスだ。そして彩が持っている刀の能力がこちらだ。

反転之神刀

レア度　神話級

効果

不壊　反転･･･ありとあらゆるを反転する事が出來る。

あの刀は危険ですネ.......まず最初はあの刀の能力を見定めますかネ。

多分こんなふうにリーは考えるだろうね。だけど、この刀の能力を見破ったところで意味は無いよ.......うふふ.......

先程まで彩が、リーに傷を付けられなかった理由は、リーが特殊なの使い手だからだ。

リーは心ついた頃から、魔力だけでなく功の鍛錬も行っていたのだ。

向とは呼吸、流など、の部機能を鍛錬して、全を巡る"気"を自由自在にるものだ。

そしてリーは、功だけでなく、そこに魔力も合わせて限界以上にまで極めているから、攻撃、防、治癒能力を神の領域にまで至らせる事が出來るのだ。

そして彩は刀を振り下ろす時、刀に治癒の魔力を纏わせ、反転之神刀の能力で魔力を反転させて、負傷の魔力にしているから、傷を付けることが出來たのだ。

「しだけ.......いや、かなり、あなた達の事を見誤っていましたネ。でも、今度は油斷しないで、あなた達をボコボコにしますネ。」

そしてリーは拳を構えた。