《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》118話 姫の力

しだけ.......いや、かなり、あなた達の事を見誤っていましたネ。でも、今度は油斷しないで、あなた達をボコボコにしますネ。」

そしてリーは拳を構えた。

「次は私がやります。」

と言って、姫が彩の1歩前に出た。

そしてリーは、油斷せずに彩の事を観察した。

は近接戦闘タイプではなく、遠距離戦闘タイプだネ。だから、相手に接近して魔法を発させる暇を無くせば勝てるネ。

「それじゃあ、行くネ!」

リーは、地面を力強く蹴り、姫との距離を一気に詰めた.......と思いきや、彩の方に向かっていた。

「あなた達はバカネ!これは殺し合いだから相手の思い通りにくはずが無いネ!」

「バカはあなたです。そんな事、よく知ってますから。」

リーは、知らないうちに自分の腹に、膝蹴りをれられていた。

そして、リーは「ごふっ!」と言って、くの字になって吹き飛んだ。

リーを吹き飛ばした人の正は姫だ。

「そんな.......バカな.......2人とも近接戦闘が出來るのネ。」

「私が、いつ近接戦闘しか出來ないって言いました?でも、遠距離攻撃の方が得意なのは本當ですよ。」

そう言って、姫は右手に持っている真っ白な杖を空に掲げた。そして魔法名を唱えた。

「暗黒魔法【ブラックホール】」

先程、放ったミニブラックホールとは、比べにならないほどの大きさがあるブラックホールが、リーの頭上から出現した。

「くっ.......さっきとは比べにならないほど威力がある魔法ネ。これは急いで対処しないとダメネ。」

リーは右足と右腕を後ろに引いて拳を構えた。そして右拳に膨大な魔力と気を纏い、限界まで溜め込んだ後、拳を頭上にあるブラックホールに放った。

そして、ブラックホールはリーが拳を放った時の風圧で吹き飛んだ。

ブラックホールの対処に功したリーだったが、後ろから尋常ではない殺気をじ取った。

姫がリーの背後を取ったのだ。そして姫は、無言でリーの背中に向かって杖を構え、1mくらいの大きさがある太を放った。

リーは、その攻撃を直撃してしまった。

「さすが姫ちゃん.......やっぱり強い.......」

姫も、彩と同じように優真と再會してから、死ぬほどキツイ鍛錬をして強くなったのだ。

高橋姫

 26歳 神人族

HP ∞

MP 測定不能

筋力 ∞

 ∞

俊敏 ∞

固有スキル

魔力強化 限界突破 龍神化

魔法之神・・・ほとんどの魔法を扱う事が出來る。

稱號

魔法神 異世界人 覇神の妻

覇神之ローブ

レア度 神話級

効果

不壊 理無効 魔法無効

覇神之杖

レア度 神話級

効果

不壊 魔法強化 形狀変化・・・杖→長剣

覇神之長剣

レア度 神話級

効果

不壊 絶対切斷 形狀変化・・・長剣→杖

「それじゃあ、次は2対1でやろっか!」

彩が、そう言った後「うん!そうだね!」と、良い笑顔で姫が返事をした。

そして、それを見たリーは.......

「ちょっとキツイ.......ネ…」

と、震えた聲で言った。

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