《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》133話 元太の修行語6〜ゴブリンに遭遇!〜

この世界に召喚されてから約1ヶ月の月日が経った。

そして、この世界について調べているに、いくつか分かったことがある。

まず俺が思ったことは.......この世界の人たち強すぎじゃね!?である。

いや、まじでおかしい。

だって、この國の騎士団長さんとか、俺の自慢が防だと知ってて、あえて素手で決闘で申し込んだんだよ。そしたらな、ボッコボコにされたよ.......いくら防が高いからって痛みはじるんだ。

さすがの俺でも、2時間ぶっとうしで中を毆られ続けたら死にかける.......しかも団長さんの『筋力』が"87000000"らしい.......まじで、この世界どうなってんの?勇者とかいらなくね?

.......と思っていた時期もあります。

この世界で異常に強かったのは人間だけじゃなかったのだ。

もヤバい。この世界で魔と初戦闘した時、死ぬかと思ったもん。でも、照子の破壊魔法で一瞬にして消されました。

.......まじ、照子さんっパネェっす。

ちなみにスライムに殺されかけたことは緒にしてもらった。そんなことを聞かれたら俺は笑いだ。

.......どうやって殺されかけたは絶対に言えない.......言うくらいなら自殺した方がマシだ.......

え?どうしても知りたいだって?しょうがないなぁ.......息子が消化されかけました。

あと分かったことは、優真が作った世界は、ここだけでなく複數あるということだ。

優真が作った世界は主に《上級世界》《中級世界》《下級世界》に分かれている。

俺たちがいる世界は《上級世界》だ。

恐らく、この世界の人々は、常に邪神の脅威に曬されているので、自然と人間の平均的な強さが上がり、《上級世界》となったのだろう。

ただの村娘がステータスオール"10000"越えだと知った時は白目剝いて気絶しかけたぜ。

そして、俺と照子は、昨日、邪神討伐の旅に出た。

「この1ヶ月間で俺たちも結構強くなったよな!もしかしたら優真にも、かすり傷くらいはつけられんじゃねぇか?」

「.......ど、どうだろうね?」

「.......無理に決まってるか.......」

この世界に召喚されてから、騎士団長直々に特訓の相手をして貰えたので、1か月前とは比べにならないほど強いと思っていたのだが、未だに優真に勝てる気がしない。

「お?ゴブリンが出てきたぞ」

「本當だ〜」

この1ヶ月間のことを思い出しながら歩いていたら、茂みの中からゴブリンが飛び出してきた。

長が130センチくらいで、痩せ細った醜い緑の化けではなく、長が200センチくらいあり、ボディービルダーも真っ青な超ムッキムキな化けが現れた。

そして、こいつはゴブリンキングやゴブリンジェネラルではなく、ただのゴブリンである。この世界のゴブリンは、これか標準だ。

「相変わらずでけぇな」

「でも的が大きいと魔法が當てやすくて私は嬉しいよ!」

「お、おう.......」

元太がゴブリンの大きさに圧倒されている中、照子は新しいオモチャを見つけた子供のように顔を輝かせながら、破壊魔法を放とうとしていた。

今更だが、1番持ってはいけない奴照子に1番持ってしくない能力破壊魔法を渡した気がするのは俺だけだろうか?.......

ちなみに元太が、この世界のゴブリンを初めて見た時、ゴブリンの変異種にでも會ったと思い、覚悟を決めて戦いに挑んだのだが、一瞬でボコボコにされてしまった。

もちろん、そのあとは照子が破壊魔法を放って倒した。

そして、それを見た元太は四つん這いになって地面を叩き、照子はを張ってドヤ顔を元太に見せつけていたことは簡単に予想できるだろう。

「今回は手を出すなよ?」

「分かってるよ〜。私が戦ったら元太の出番は無いもんね?」

挑発気味な返事に対し、元太は額に"ピキっ"と筋が出來るくらいイラッとしたが、そこは男らしく我慢して不敵な笑みを浮かべながら前に出た。

「1ヶ月間の修行の果を見せてやるぜ!」

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