《異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる》150話 元太の修行語23〜エピローグ〜
久しぶりの投稿だぁー!
邪神を討伐してから數日後.......
「そんじゃ.......そろそろ俺たちは帰るぜ」
「みんな、バイバーイ!楽しかったから、また會いに來るねー!」
邪神を討伐して、この世界でのやるべき事を終えたので、俺と照子は帰還する為の魔法陣の上に立っていた。
場所は、召喚された時にいた謁見の間である。
「元太殿、照子殿、我らの世界を救ってくれてありがとう。この恩は絶対に忘れない」
「儂からも禮を言う。お主たちのおで世界を救えただけでなく、魔法の勉強にもなったかの。照子の言う通り、いつでも會いに來るといいのじゃ」
ソードと絶世のが、一歩前に出て元太と照子に、頭を下げて禮を言った。
本當だったら、國王が禮を言うべきだが、ソードと元太は命を預けあった仲であり、師弟関係でもあるから、世界を代表して最後の言葉を送るのは、ソードとマリフォイが相応しいという事になったのだ。
もちろん、國王も數え切れないほど、お禮を言った。
Advertisement
ちなみに、ソードの隣にいる絶世のはマリフォイである。
「やっぱ慣れねぇな.......」
元太は、右手で頭を軽くかいた。
元太は、目を點にしながらマリフォイを見て、この數日間を思い出していた。
まず、元太たちが邪神討伐を完了した次の日に、いきなり國王が邪神討伐祝いパーティーを開いたのだ。
參加した人たちは、もちろん地位の高い貴族ばかりで、せっかくの味しい飯が臺無しになった。
何故なら、食べようとする度に娘を紹介したり、自分の部下に引き込もうとする人たちばかりで鬱陶しかったからである。
そして言うまでもなく、照子は堪忍袋の緒がプッツンして、貴族の坊ちゃんをビンタで吹っ飛ばした。
しつこく迫ってきて、ついやってしまったようだ。
それからは、平和?に食事を楽しむことができたから良かった。
ほとんどの人の足がガクガクと震えていたが自業自得だ。
照子を怒らせるのが悪い。
次の日は、王都での凱旋パレードである。
まったく.......邪神と戦ったばかりなのに休憩が無くて、さらに疲れたわ。
と、元太と照子は思った。
凱旋パレードが終わった後は、ソードから模擬戦を挑まれたから、せっかくなので挑戦をけた。
疲れてるが、相手も條件は同じだし、元の世界に帰ったら、しばらく會えないかもしれないので楽しく剣をえた。
今の元太は、ソードのステータスを上回っているが、技はソードの方が圧倒的に上回っており、単純な剣勝負では負けてしまった。
でも、楽しかったので満足である。
その次の日からは、ゆっくり出來るようになったので、適當にベットでゴロゴロしていたり、いつもみたいに照子と喧嘩などして過ごしていたら、突然、優真が現れたのだ。
なんでも、邪神を討伐した"英雄"たちに報酬を渡したいようだ。
優真にしては珍しい.......何か裏があるな!と元太と照子は思ったが、普通に報酬を貰えた。
まず、マリフォイはなんと!元の超絶人の姿を取り戻すことが出來たのだ!
実験が失敗したせいで、どんな魔法や薬でも治らなかった貌が元に戻ったのである。
顔が元に戻ったマリフォイは「ふぉぉぉぉぉぉぉ!!儂のしい貌が戻ったのじゃあぁぁぁぁ!!」とらしからぬリアクションを取ったのだ。
元の世界に帰る前日、またパーティーを開いたのだが、マリフォイだけに縁談が持ち掛けられなかった理由が、なんとなく分かった。
ソードは、絶対に壊れない最強の神剣を渡されるはずだったが、その報酬を斷り、"家族の健康と幸せ"を願った。
ソードらしい願いである。
そして、この時、ソードに妻と息子がいることを初めて知った。
ちなみに、優真はソードの"家族の健康と幸せ"を葉えるために『幸福の加護』を家族全員に與えたが、その後.......「俺が作った剣をけ取れねぇってかぁ!?あぁ"?け取らねぇとぶち殺すぞオラァァァ!」と、そこら辺のチンピラ以下の脅しを掛けて無理やり神剣を押し付けた。
もちろん、脅した時の威圧で邪神以上の恐怖を撒き散らしたので、ほとんどの貴族が失して気絶した。
いい迷である。
照子は、邪神討伐後に種族が『神人族』に進化しており、照子自の戦闘力が高いので、優真から『破壊神』の地位を授けられた。
のちに、優真の意図を聞いたら、他の神々に目を付けられる前に、自分の配下的地位を授けて、面倒事を減らそうとしたそうだ。
元太も、邪神討伐後に種族が『神人族』に進化していたので、もともと"空席"だった、この世界の『守護神』の地位を授けられた。
なんでも、それぞれの世界に『守護神』を置いて、別の世界からの脅威を守らせると々と便利なのだそうだ。
まぁ、この世界は好きだから構わねぇけどな。
「ん?何故、儂を見つめておるのじゃ?.......ほほぅ、やはり儂の貌を見て惚れたのじゃな。じゃが、お主のような若いのは好みではないのだ。すまぬな」
「やっぱり、あんたは殘念人だよ.......」
元太は、殘念なを見るような目でマリフォイを見つめた。
マリフォイは、その視線に全く気づいていないようだ。
元の姿に戻って浮かれているのだろう。
「まぁ、いっか。またな!」
「みんな、またね!」
元太は片手を軽く振りながら別れの挨拶をして、照子は大きな聲を出しながら両手を大きく振った。
そして、元太たちは魔法陣の強いに包まれながら、元の世界に帰ったのだった.......
これで、『元太の修行語』は完結です!
元太の語は、どうだったでしょうか?
面白かったらイイネまたはコメントを頂けると嬉しいです!
次からは優真の語に戻りますが、時間があれば姫や彩などの修行語も書こうと思います!
久しぶりの執筆楽しかったなぁ(っ´ω`c)
【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ感謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」
※書籍版2巻でます! 10/15に、gaノベル様から発売! コミカライズもマンガup で決定! 主人公アクトには、人の持つ隠された才能を見抜き、育てる才能があった。 しかしそれに気づかない無知なギルドマスターによって追放されてしまう。 數年後、アクトは自分のギルド【天與の原石】を作り、ギルドマスターの地位についていた。 彼はギルド構成員たちを次から次へと追放していく。 「鍛冶スキルなど冒険者ギルドに不要だ。出ていけ。鍛冶師ギルドの副支部長のポストを用意しておいたから、そこでせいぜい頑張るんだな」 「ありがとうございます! この御恩は忘れません!」 「(なんでこいつ感謝してるんだ?)」 【天與の原石】は、自分の秘めた才能に気づかず、理不盡に追放されてしまった弱者たちを集めたギルドだった。 アクトは彼らを育成し、弱者でなくなった彼らにふさわしい職場を用意してから、追放していたのだ。 しかしやっぱり新しい職場よりも、アクトのギルドのほうが良いといって、出て行った者たちが次から次へと戻ってこようとする。 「今更帰ってきたいだと? まだ早い。おまえ達はまだそこで頑張れる」 アクトは元ギルドメンバーたちを時に勵まし、時に彼らの新生活を邪魔するくそ上司たちに制裁を與えて行く。 弱者を救済し、さらにアフターケアも抜群のアクトのギルドは、より大きく成長していくのだった。
8 184【書籍化】厳つい顔で兇悪騎士団長と恐れられる公爵様の最後の婚活相手は社交界の幻の花でした
舊タイトル【兇悪騎士団長と言われている厳つい顔の公爵様に婚活終了のお知らせ〜お相手は社交界の幻の花〜】 王の側近であり、騎士団長にして公爵家當主のヴァレリオは、傷痕のあるその厳つい顔から兇悪騎士団長と呼ばれ、高い地位とは裏腹に嫁探しに難航していた。 打診をしては斷られ、顔合わせにさえ進むことのないある日、執事のフィリオが発した悪気のない一言に、ついにヴァレリオの心が折れる。 これ以上、自分で選んだ相手に斷られて傷つきたくない……という理由で、フィリオに候補選びを一任すると、すぐに次の顔合わせ相手が決まった。 その相手は社交界で幻の花と呼ばれているご令嬢。美しく引く手數多のはずのご令嬢は嫁ぎ遅れに差し掛かった22歳なのにまだ婚約者もいない。 それには、何か秘密があるようで……。 なろう版と書籍の內容は同じではありません。
8 81キチかわいい猟奇的少女とダンジョンを攻略する日々
ある日、世界中の各所に突如として謎のダンジョンが出現した。 ダンジョンから次々と湧き出るモンスターを鎮圧するため、政府は犯罪者を刑務所の代わりにダンジョンへ放り込むことを決定する。 そんな非人道的な法律が制定されてから五年。とある事件から殺人の罪を負った平凡な高校生、日比野天地はダンジョンで一人の女の子と出會った。 とびきり頭のイカれた猟奇的かつ殘虐的なキチ少女、凩マユ。 成り行きにより二人でダンジョンを放浪することになった日比野は、徐々に彼女のキチかわいさに心惹かれて戀に落ち、暴走と迷走を繰り広げる。
8 180【完結】「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄された令嬢の醫療革命〜宮廷醫療魔術師に推薦されて、何故か王國の次期騎士団長様に守られる生活が始まりました〜【書籍化】
《エンジェライト文庫様より発売中!》 サクラ・オーラルはメイル王國の子爵令嬢だ。 そんなサクラにはウィンという婚約者がいた。 しかし、ウィンは幼馴染のモミジのことをサクラより大切にしていた。 そのことについて指摘したらウィンはいつも『モミジは妹みたいなもの』としか言わなかった。 そんなウィンにサクラは徐々に耐えられなくなっていた。 そしてついにウィンから「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄をされる。 サクラはこれに文句がなかったので少し癪だが受け入れた。 そして、しばらくはゆっくりしようと思っていたサクラに宮廷魔術師への推薦の話がやってきた。 これは婚約破棄された子爵令嬢が王國トップの癒しの魔術師に成り上がり、幸せになる物語。 ※電子書籍化しました
8 160【書籍化&コミカライズ】私が大聖女ですが、本當に追い出しても後悔しませんか? 姉に全てを奪われたので第二の人生は隣國の王子と幸せになります(原題『追放された聖女は、捨てられた森で訳アリ美青年を拾う~』
☆2022/11/4 スターツ出版様 ベリーズファンタジーより発売予定です☆ 改題「私が大聖女ですが、本當に追い出しても後悔しませんか? 姉に全てを奪われたので第二の人生は隣國の王子と幸せになります」 ☆2022/6/12 白泉社マンガpark様にてコミカライズです☆ 原題「聖女は、捨てられた森で訳アリ美青年を拾う~今の生活が楽しいので、迎えに來られても帰りたくありません!~」でコミカライズ中です。 リアは九歳のとき、十二歳になる姉プリシラについて神殿に行く。そこで、姉妹ともども聖女と認定されてしまう。 この國ではひと家庭で二人以上聖女認定された場合、一人を差し出さなければならない。両親は聡明で美しく魔法を使えるプリシラを手放すのが嫌で、迷わず妹のリアを差し出した。 神殿に召し上げられたリアは聖女候補として厳しい修行を積み、六年後晴れて聖女となる。神殿の聖女の中でも、最も強い神聖力をもつリアは、神託により王太子の婚約者となった。 リアは金髪で美しく優しい王太子に淡い戀心を抱く。しかし、順風満帆に見えた將來に陰りが生じはじめた。 アリエデ王國の最北にある黒の森で魔物が大量発生したのだ。リアはこの國の聖女として討伐隊に參加しなければならない。王都と愛しい王太子に別れを告げ討伐隊とともに旅立った。 そして二年にわたる戦いののち、魔物の封印をなしとげ、王都に凱旋するはずだった。 だが王都に帰ったリアを待ち受けていたのは同僚聖女と戦友のうらぎり。 王太子との婚約もいつの間にか破棄されていて、新たに姉のプリシラが護國聖女の名を冠し、王太子の婚約者におさまっていた。 魔物討伐を長引かせた責をおわされ、役立たずの聖女として國を追放されたリアは、西側の隣國との緩衝地帯である惑い森へ捨てられる。そこにたくさんの魔物が巣食っていて……。 森をさまよううちに彼女は、魔獣に襲われた瀕死の金髪美青年を拾う。 ≪全51話予約投稿済み! 毎日18時ごろ更新予定≫ 流行りの追放聖女テンプレのつもり。聖女は無自覚でざまぁ(予定)します。題そのものがあらすじです。足の不自由な人が出てきます。タグ注意、地雷のある方はお逃げください。 誤字脫字報告ありがとうございます!!
8 95俺が過保護な姉の前から姿を消すまでの話
過保護を超えた姉から俺が姿を消すまでの物語。 ”俺”と”姉”の他人には到底理解し得ない関係性。 結局理解出來るのは俺と姉だけだった。
8 159