《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》特訓の果と武
SIDE:勇者
レオに教え始めて3カ月が経った。
始めた頃のレオは、魔力が多いだけで他のステータスは普通の子供と変わらなかった。
しかし、1週間くらいして大人くらいの力と速さになった気がした(勇者の覚)。
さすがに気のせいだと思いながらも、ができてきたので素振りをやらせることにした。
しかし、またし時間が経つともう八歳児ではたどり著けないような、力と筋力になってしまっていた。
おかしいな.....スパルタにしすぎたか?
ただ、レオが學校で不自由にならない為だからと、これからもスパルタで教え続けることに決めた。
それと、覚えの良いレオは長が速いから、剣を予定では2カ月くらい経ってから本格的に教える予定だったのだが、これ以上素振りをさせていても時間の無駄だから打ち込みの練習を始めることにした。
<3週間後>
この3週間は、午前中に剣、午後にマラソンの生活をレオにさせ続けた。
すると、剣を振るスピード、マラソンの速さが異常なものになってしまった....
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それから、だいたいは教えたので無屬魔法を教えることにした。
最初、やり方を教えるとレオは案の定レオは簡単だと言い出したので、無屬魔法を使いながら走らせてみた。
まあ、予定通りあいつは転んだ。
それからは、無屬魔法と剣を教える毎日だった。
ただ、要領のいいレオは無屬魔法もすぐに使えるようになってきてしまった。
更に時間が経ち、最近では大のことが無屬魔法を使いながら出來るようになってしまっている。
ここまで出來るようになってしまうと、教えることが全くない。
うん~ どうしたものか.....あ、そういえばレオが無屬魔法を使えるようになったら、婆さんが教えることがあるって言ってたな....
よし、頼みに行こう!
「え? 教えてしい? もともと、爺さんが教え終わったら私が教えてあげようと思っていたんだよ」
「本當か?ならよかった~」
「ただ、半日あれば終わってしまうよ?」
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「は~? だとすると...明日からどうするか....」
「それにしても、3カ月で教えることが無くなるとはやっぱりあの子は天才だったね」
「ああ、そうだったな」
「で、結局明日からどするんだい?」
「どうしようかな~、レオのレベル上げのためにダンジョンにでも行こうかな」
「そうかい、それならレオの裝備を考えないとね」
「あ、そうだった」
「今日は忙しいね」
SIDE:レオンス
地獄の特訓が始まって3カ月になる。
自分で言うのも変だが、今の俺のステータスは凄い。
現在のステータスはこちら
レオンス・フォースター Lv.1
年齢:8
種族:人族
職業:創造士
力:680/680
魔力:67400/67400
力:370
速さ:430
運:1000
屬:無、創造
スキル
鑑定 創造魔法Lv.3
無屬魔法Lv.5 魔力作Lv.5
無心Lv.2 剣Lv.6
稱號
異世界の記憶を持つ者
魔導師
じいちゃんと一緒にいるとあまり気がつかなかったが、レベル1でこれはヤバいよね?
魔力は無屬魔法を使い続けていたらここまで長してしまった。
あとは、スキルで無屬魔法のレベルが上がり剣を手にれた。
それぞれ鑑定したらこんなじ
<無屬魔法Lv.5>
魔力を使って自分の力と速さを上げる
Lv.5…使うと力と速さが25%上昇
<剣Lv.6>
剣を使って戦うことができる
Lv.6…免許皆伝ぐらいの強さ
剣のスキルは何かが出來るようになるわけじゃなく、強さが分かるだけのようだ。
それと無屬魔法のレベルが一気に上がった。
創造魔法も、そろそろレベルを上げたいな~
ただ、今日はばあちゃんが何か教えてくれるから今日は無理かもしれない
それじゃあ、ばあちゃんのところに行くか...
ばあちゃんを探していると、じいちゃんと一緒にいた。
「ばあちゃん來たよ」
「おお、來たかい」
「じゃあ、婆さん頼んだぞ」
「ああ、爺さんは裝備のことを考えておくんだよ」
裝備? 俺に何をさせる気だ?
「わかったよ」
「それじゃあ、始めるよ」
「で、何するの?」
「魔力知を教えるよ」
魔力知か.....なんか凄そう!
「わーい。でも難しそうだね」
「そんなことないよ。魔力作がレベル5になってないと無理だけどね」
「そうなの?でも、魔力知ってどうやって習得するの?」
「簡単だよ。周りの魔力をじるまで私の魔法をよけ続ければいいだけだよ」
「どこが簡単!?」
「普通の人はそれでも出來ないけど、魔力作で自分の魔力以外をかせるようになってると結構すぐできるよ」
「そ、そうなんだ....」
「ということで頑張って避けな」
「それ、やる必要ある?」
「やらなくても出來るけど。こっちの方が斷然すぐ習得できるわよ」
「え~」
「つべこべ言わずにやるよ!」
そう言うとばあちゃんは、魔法を一気にたくさん撃ち込んできた。
しかも炎、土、水、風を同時に使ってくる。
俺は、急いで無屬魔法を使って全力で避けた。
マジでばあちゃん容赦ない!
避けた場所の地面が黒焦げのボコボコになっているぞ....
俺が地面を見ていると今度は背後から大量の魔法が飛んで來た。
危な!
なんでじいちゃんといい、夫婦揃って地獄級のスパルタ教育なんだよ!
それから、必死で魔法を避け続けていると、段々とばあちゃんが撃ってくる魔法に魔力をじるようになってきた。
そして、時間が経つと背後から魔法が飛んで來ても、知出來て簡単に避けれるようになった。
「よし、出來るようになったから、この辺にしてご飯にするよ」
「はあ、ここ最近で一番疲れた~」
「そんなこと言って明日から大変だよ」
「え!?明日何するの?」
そういえば、裝備がどうのこうのってじいさんに言っていたな.....
何をやらされるんだ?
「それは後でのお楽しみ」
「え~」
怖すぎる....
それから、じいちゃんとばあちゃんと晝飯の席に著くと、じいちゃんが早速俺の顔を見てニヤニヤしながら
「疲れた顔をしてるな~ 魔力知を習得出來たのか?」
と聞いてきた。
「うん、出來たよ」
「それは良かったな」
「そんなことより明日から何をやるの?」
「ククク、そんなに心配かい?」
今度はばあちゃんが笑う
こっちは全く笑えねえんだよ!
「めちゃくちゃ心配だよ!」
「そうか、それなら教えてやる。ダンジョンで修行だよ」
「ダンジョン?ダンジョンに行けるの?」
「お、喜ぶのか」
「うん、なんか楽しみ」
やっぱり、男としてダンジョンは憧れるよね!
「そうかい、午後は武を何個か見せるから好きなの選びな」
「本當?やったー」
武が選べるの? めっちゃ嬉しい!
俺だけの武か.....
それから、晝飯を食べ終えるとじいちゃんに武が置いてある部屋に連れてかれた。
そこには、かっこいい剣からゴツゴツした鎧までいろいろあった。
「まずは、好きな剣を選びな」
俺はとりあえず部屋を軽く見回してみた。
すると、1つだけ異様なオーラを放っている剣を見つけた。
「それにするのか?それは魔剣と言って剣が認めた奴だけしか持てない剣だ」
「そんなのあるの?」
「ああ、魔王が持っていた奴だ」
「うわ~、挑戦していい?」
是非とも、この剣を使いたい!
「いいぞ」
「やったー」
そう言って、早速剣にろうと思ったが、その前に鑑定してみた。
なるべく確実に手にれたいからね!
持ち主と念話が出來る
持ち主の魔力を大量に吸収して切れ味と耐久を強化していく
自己修復能力有り
作者不明
うん、凄い。
そして、剣に選んでもらえるヒントは書いてなかったな....
とりあえず、持ってみようと剣を握る。
.....すると
(お前の名前はなんて言う)
どこからか、の聲が聞こえた。
これは念話だな....
(この聲はこの剣から聞こえるのか?)
(そうだ)
やっぱり魔剣からの聲みたいだ。
(おお、レオンスだよ。レオと呼んで)
(そうか、レオというのか)
(それでエレメナは俺が使うことを許してくれるの?)
(は? なぜ私の名前がわかった!?)
あ、言われてみれば普通はわからないか....
(俺、鑑定のスキル持っているから)
(それは珍しいね.....私も長く生きているけど1人だけしか見たことないよ)
(へ~)
(それで、私を使っていいかだけど。魔力を人類最強並みに持っているから合格)
じ、人類最強並みか....
まあ、許可が出たし
(やったー、エレメナありがとう)
(ふふふ、いいわ。それより、なんであんたはその歳でそんな魔力もってるのよ。人間?)
あれ?急にエレメナの言葉が軽くなったな.....
本當に俺は認められたみたいだね
に、人間?って.....
(失禮な! 人間だよ!)
(まあいいわ。それと私のことはエレナって呼んで)
(了解)
「魔剣に認められたみたいだな。まあ、レオなら選ばれると思ってたけどな」
そう言いながらじいちゃんはうんうんと頷いていた。
「うん、認められたみたい」
「それじゃあ、さっさと他の防を見るぞ」
それから、一歩だけ空間を踏める靴とグリフォンの羽とマジックシルクで作られたマント
このマントがやばい
なんと魔法を吸収してくれたり衝撃を抑えてくれる。
やっぱり、マジックシルクは凄いんだな.....
「武も決まったことだし今日は明日からのために休みな!」
「うん、わかった」
(これから創造魔法と魔石を使って武たちを改造しようかな~)
(改造? 何をするんだ?)
(まあ、気にしないでいいよ)
その夜、エレナに嫌がられたら面倒なので1番最初に改造した。
終わった後、エレナはいきなりやられて、怒ってしまったが得た能力を聞いて許してくれた。
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