《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》ダンジョンはまだ続きます
31階からは、下半が蛇の魔であるナーガが出て來た。
ナーガのドロップは、良く出來たナイフだった。
35階のボスは大きな蛇のバジリスクで、毒の攻撃が凄いと言われたので気をつけながら瞬殺した。
ドロップは、とても大きな魔石だった。
36階からは、コカトリスとハーピーが出て來た。
どちらも鳥系のモンスターで飛べるので、効率良く進むことが難しくなってしまった。
本當に面倒な階だったよ....
そして、40階のボス部屋の前に到著した。
「最高記録のダミアンは、このボスを倒してし進んだくらいで諦めた」
「遂に、ここまで來たか.....」
「でだ。この先からはダミアンが撤退したことで、一切の報がない」
「そうなんだ。でも、どうしておじさんは先に進まなかったんだろう?」
「よっぽど、この先の難易度が高いのかもしれないな」
「おじさんレベルが諦める難易度って、絶対何かあるよね」
「だから、どんな場面でも気を抜くなよ」
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「わかった!」
慣れてきた頃が一番危ないってよく言うからね
気を引き締め直して、頑張るぞ!
「じゃあ、ボスを倒しに行くぞ」
「はーい」
中にると
そこには、大きな鳥がいた。
さっそく鑑定してみると
<ロック鳥Lv.48>
力:5000
魔力:3000
力:2880
速さ:3300
運:3
屬:風
スキル
風魔法Lv.7
なかなかの強さで、風魔法のレベルが高いな......
けど、これも瞬殺出來るかな?
そして、戦闘が始まった。
ロック鳥は、いきなり飛びたち高い場所から凄い數の風魔法を撃ってきた!
じいちゃんは剣で魔法を切りながら避け
俺は、近づいてくる魔法に斬撃を飛ばして當てながら回避した。
それからも、ロック鳥はただ魔法を使うだけで近づいて來ようとはしない。
そのため、避けることが一杯な俺たちは攻撃することが出來ない.....
そこで、魔法を付與した斬撃を飛ばせないかと思いついた。
これを使えば、風魔法に負けずに攻撃が屆く気がする。
ということで、ありったけの魔力を使って風魔法を付與した斬撃を飛ばしてみた。
すると思った通り、ロック鳥の魔法を切って行き、そのままロック鳥を真っ二つにしてしまった。
「なんとか倒せた~」
今回は、斬撃に魔法を付加出來なかったら危なかったな.....
出來て良かったー
「今回はなかなかやりづらい相手だったな」
「あの上からの風魔法はずるいよ」
「そうだな、レオが倒してくれなかったら危なかっただろうな」
「今回は手強い相手だったね」
「だな、今日はし早いが明日からのために休むぞ」
「うん、わかった」
テントを立てて中にって行く
ちなみに、ロック鳥のドロップは上質な羽だった。
SIDE:ダミアン
今は夕方、皇帝陛下に姫様のところに行くように命令されたので向かっている。
なんでも最近、姫様の様子が暗くて誰が相談に乗ろうとしても、どうしたのか教えてくれず、誰なら相談できるのかを聞いたところ、私の名前を出したそうです.....
それを聞いた皇帝は、私に相談に乗るように頼んできました。
姫様が私に相談するとしたら、レオくん絡みのことだと思うのですが、喧嘩でもしたのでしょうか?
そんなことを考えていると姫様の部屋に著いてしまった。
コンコン
「姫様いますか?ダミアンです」
しばらくして、姫様が出てきてくれました。
姫様の顔は、みんなが心配するのも納得するくらい暗い顔をしている....
「どうしてそんな暗い顔をしてるんですか?もしかして、レオくんと何かありました?」
「うん...」
「とりあえず、部屋で椅子に座って話しません?」
「うん...」
そう言うと姫様は、部屋の中にれてくれた。
「で、レオくんと何があったんですか?」
「レオから念話が來ないのよ」
念話.....確か、レオくんが造ったで離れた場所にいても會話が出來るとか....
レオくんが念話に応答しないと.....
「それは、レオくんらしくないですね....ちなみに、どのくらい來ないんですか?」
「もう1週間は念話しても返事をしてくれないの」
「それくらい長いと何かあったのでしょうか?」
「もしかしたら嫌われたかも...」
「ネガティブになってはいけませんよ」
「だって...」
「喧嘩したわけではないんでしょ?」
「うん...」
「なら、私がレオくんの様子を見に行って、姫様に念話するように言っときますよ」
「うん...お願い」
「案外、勇者と魔導師の特訓が辛くて寢てしまってるだけかもしれませんよ?」
「そうだよね...きっとそうだよ」
姫様はそう言って自分に言い聞かせていて、かなり神的に危なくなってきている。
これは、相當マズイな.....
ということで、直ぐにでもレオくんのところまで行かないといけない
それからし経ち、父さんの家に著いた。
家にると
「あら、ダミアンじゃない」
母さんが迎えてくれた
「母さん、レオくんがどこにいるか知らない?」
「レオなら、今は爺さんとダンジョンに行ってるよ」
それなら、念話も屆かないはずだ....
ダンジョンの中は、外と完全に遮斷されている。
「それにしても、何で父さんはレオくんとダンジョンに行ったの?」
「もう、レオに教えることが無くなったからダンジョンで鍛えることにしたのよ」
「そんなにレオくんは強くなってしまったの?」
父さんが教えることが無くなったなんて言うなんてよっぽどの事だぞ?
「ええ、あの爺さんのスパルタ特訓を逃げずにやりきったからね」
「あれを!? 僕でも途中で逃げ出したのに、凄いな~」
僕は、何回逃げたことか......
「しかも、あの子は長が異常に早くて、學直前までやる予定だった特訓をもう終わらしてしまったんだよ」
「それはレオくんの將來が楽しみだね.....」
もう既に凄いけどね
「そうね」
「ところで、父さんたちはどこのダンジョンに行ったの?」
「地下のダンジョンに行くって言ってたよ」
「それはマズイな...」
「何がマズイのかい?」
「ああ、父さん達は奧まで進むと思う?」
「たぶん進むと思うよ。出て行く時に、ついでに潰して來るって言ってたから」
「それは困ったな~」
実にマズイ.....
「そのダンジョンの奧は、何が危険なんだい?」
「それは41階から難易度が急変するんだよ」
「それは爺さんでも大変なのかい?」
「全盛期の父さんなら、行けるかもしれないけど......レオくんを連れた狀態の今の父さんでは、無理だと思うよ」
「まあ、爺さんはああ見えてしっかりしてるから、途中で無理だと思ったら帰ってくるよ」
「そうだよね、父さんなら心配ないか」
言われてみれば、父さんはそういう所はしっかりしていたな......
その後、城に戻り姫様のところに行き事を説明した。
しかし、まだ暗いままなので
「レオくんが今、頑張って特訓している分、姫様も特訓しませんか?」
「特訓してどうするの?」
「それは簡単ですよ。私が魔法を教えるのでレオくんが帰って來たら、魔法を使えるようになったところを見せて驚かせましょう!」
「それはいいわ。なんならわたしを心配させた分、魔法でこらしめてあげるわ!」
そう言って姫様の顔が明るくなった。
「それじゃあ、私の厳しい特訓にも耐えられますね?」
「ええ!」
それから毎日、姫様に魔法を教えることになった。
姫様は、辛い練習も頑張っている。
なんでも、レオくんが帰って來たら、なるべく大きな魔法でこらしめたいので、そのためなら辛くても平気らしい。
そのおかげで姫様の長は早かった。
これはレオくんが帰って來るのが楽しみで仕方がない......
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