《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》勵まされてます
 SIDE:ダミアン
レオくんがダンジョンを攻略してから約1週間経った....
あれから毎日、レオくんの所に通っているがまだレオくんは部屋から出て來てくれない。
よっぽど、レオくんの心は傷ついてしまったのだろう。
僕も子供の頃にレオくんと同じ立場だったら同じだったろうな.....
「母さん、來たよ」
「ダミアン、毎日大変だね」
「そんなことないよ。それより、今日はレオくんは部屋から出て來た?」
「今日も出て來ないよ」
「は~、まだか~」
レオくんの気持ちもわかるけど.....
もうそろそろ、出て來てくれないと流石に困るな......
「もう待たないで、無理にでも連れて行ったら?」
「それはかわいそうだよ。まだ、ああ見えて8才だから」
「そう言ってもね、このままだとずっとこのままよ?」
「それじゃあ、どうすればいいの?」
「無理やり連れてくのが嫌なら、出て來たくなるように元気づけてやればいいんじゃないの」
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「僕じゃあ、レオくんを元気にするなんて....あ、1人いる。レオくんを元気にしてくれる人が」
きっと、彼なら.....
「なんだい。それじゃあ、頼んだよ」
「でも、連れて來れるかな~?」
「そこは、あんたが頑張ればいいことだよ」
「え~、まあ、分かったよ」
とりあえず頼んでみるか.....
SIDE:レオンス
(もう落ち込むのは止めて、気分転換に外に出たらどう?このまま中にいても、何も変わらないよ?)
(うるさいエレナ、今はそんな気分じゃないんだよ.....)
(せっかく、私が勵ましてるのにもう知らないよ?)
(別にいいもん)
(子供みたいなこと言うんじゃないよ)
(まだ8才で子供だからいいんだよ)
(そういえば、まだあんた8才だったね。普段のレオを見てると忘れるよ)
(どうせ俺なんて、普段は凄くても大切なところでダメな人間なんだよ.....)
(ああ、またネガティブになった。もう、めんどくさい!)
うるさいな.....
(・・・・)
(今度はだんまりかよ。なんか話しなさいよ!)
(・・・・)
(はぁ、もういい)
やっとほっといてくれる....
僕は1人でいいんだ.....
コンコン
「るよレオくん」
そう言って、おじさんがって來たが俺は話したくないので、おじさんに背を向けたままでいる。
「やあ、レオくんしは気持ちの整理がついたかい?」
「・・・・」
「まだみたいだね。そんな君に今日はサプライズだ」
「・・・・」
「しは興味を持って振り返った方がいいと思うよ。じゃないと怖いことになるから」
怖いことがある?
俺は、思わず気になってしまい振り返ってしまった。
すると、そこにはとても怒っているシェリーがいた......
え? 何でここにシェリー?
「まあ、もう遅いけどね」
おじさんは、面白そうにそう言った.....
確かに、もう手遅れなくらい怒っているな....
ど、どうしよう.....
「しぇ、シェリー?」
「久しぶりね~レオ~」
あ、し笑顔になってくれた。
あれ? なんでだろう....笑顔なはずなのに怖いな.....
「ひ、久しぶりだね。げ、元気にしてた?」
「元気だったと思う?」
「そ、そのじだと違うのかな~?」
「そうよ。ダンジョンに行って、念話が出來なくなるなら先に言ってよ!そのせいで嫌われたかと思って、何日間も人に心配されるくらい悲しんでいたのよ?」
あ、だから怒っていたのか....
「そ、そういえば...ごめん」
「許してほしいならし表に出なさい!」
そう言うとシェリーは俺を摑み、そのまま、この前までじいちゃんに鍛えられていた庭に連れ出した....
「しぇ、シェリー、お願いだからここ以外の場所に連れてって!」
ここにいるとじいちゃんのことを思い出してしまって辛い......
今は、忘れたいんだ!
「ここじゃないとダメなの!」
「こ、これから、いったい何をするの?」
ここじゃないと出來ないことってなんだ?
「それはね....」
シェリーは、そう言いながら急に雷魔法を撃ってきた!
「あなたに魔法を気が済むまで當てるためよ‼」
それから、一気にたくさんの魔法を俺に向かって撃ち始めた。
俺は、慌てながら飛んでくる魔法たちをギリギリで避けていく。
シェリーは、雷の他に水、氷を撃って來る。
正直、ばあちゃんに魔力知を教わってなかったら1発くらい當たってしまうぞ.....
「噓でしょ? 見てない間にこんなに魔法が使えるようになったの?」
たった1カ月だぞ?
「凄いよね~まさかレオくんに対する怒りだけでこれだけ長するとは思わなかったよ~」
聲をする方を見てみるとおじさんが遠いところから腕を組みながら観戦していた....
「まさか、おじさんが教えたの?」
「そうだよ。寂しそうで可哀そうだったから、気分転換のために教えてた」
「それじゃあ、こんなに強くなるはずだよ....」
「またまた~ 全然しゃべりながら余裕で避けているじゃないか。そろそろ當たってあげないと、もっと機嫌悪くなっちゃうよ~?」
「え~」
當たったら絶対痛いけど、當たらないとダメだよね...
ちなみに、シェリーが撃ってきている魔法はそこら辺の一般人なら死んでしまうレベルだ。
シェリーは、いったいどこまで長したんだろうか?
シェリア・ベクター Lv.1
年齢:7
種族:人族
職業:姫
力:4/4
魔力:2200/11,040
力:4
速さ:4
運:500
屬:無、水、雷、氷、魅了
スキル
水魔法Lv.4 雷魔法Lv.4
氷魔法Lv.4 魅了魔法Lv.3
無屬魔法Lv.1
稱號
魔導師
魔力がもう1萬超えてしまっている......
最近、魔導師がそうでもない気がしてならない
シェリーがこんなに長が速いのは、絶対、俺があげたネックレスが原因だろうけどね
それにしても、1カ月で魔法がほとんどがレベル4って凄いな~
そういえば、魅了魔法ってどんな魔法なんだろうか?
催眠みたいなじなのか?
と考えるのは後にして、そろそろ當たってあげないとヤバいよね.....
そう思い、シェリーの顔を見るとだいぶご立腹だ....
「もう何で當たらないのよ! こうなったら奧の手!」
奧の手?
「レオ!! 止まりなさい」
聲といっしょに魔力をじたと思ったらが自然と止まってしまった。
「え!? なにこれ?」
「凄いでしょ? 魅了魔法よ」
「なんでこんなに効くの?」
指のおかげで狀態異常にはなりづらいはずなんだが?
「この魔法はね、親な人程、良く効くのよ!」
「噓だろ.....そんな魔法ずるいよ!」
「あんたの創造魔法だけには言われたくないわよ!!」
「そ、そう?」
自分でもそう思う.....
「ということでレオ~」
彼の周りに魔法が発生していく.....
「もしかして....」
「そうよ。存分に私の魔法を味わってね♡」
「ちょ、うわ~~~」
容赦なく、魔法は凄い勢いで俺に向かって來た....
しばらくして
「ふぅ、スッキリしたー」
「やっと終わったー」
なんとか無事だ....
「それにしても、これだけ魔法をけていてどうして傷がひとつも無いなのよ!?」
「れ、レベルのせいだと思うよ?」
「そういえば、レオくんの今のレベルっていくつになったの?」
「どうなんだろう?見てみる」
そういえば、マッドデーモンを倒してどこまで上がったんだろう?
レオンス・フォースター Lv.71
年齢:8
種族:人族
職業:創造士
力:239×10⁶/239×10⁶
魔力:229×10⁸/229×10⁸
力:129×10⁶×1.5(193.5×10⁶)
速さ:149×10⁴×1.5(223.5×10⁶)
運:1000
屬:無、創造
スキル
鑑定 創造魔法Lv.5
無屬魔法Lv.5 魔力作Lv.5
無心Lv.2 剣Lv.7
魔力知Lv.3 転移
稱號
異世界の記憶を持つ者
賢者
試練のダンジョン初級編踏破者
ステータスがヤバい.....
このままレベルが上がったらどうなるんだろうか?
そして、創造魔法のレベルが5になってる!
<創造魔法Lv.5>
魔力を使ってイメージしたものを造ることができる魔法
レベルが上がるほど造れる幅が広がる
材料があるともっと造れる幅が上がる
Lv.5…ゴーレム(魔法人形)を自由に造れる
そういえば、ゴーレムなんてがあったな~
逆に、今まで造れなかったことに驚きだ。
今度造ってみよう....
「もしもし~ レオ~?」
「は、はい」
「なんで考え込んでるのよ。早く今のレベルを教えてよ」
「あ、ああ、レベルね。えっと...レ「もったいぶらないで!」
「は、はい、レベルは71です...」
「「・・・・」」
「ちょ、なんか言ってよ!」
「父さんは、いったいどんな辛いことをレオくんに課したのか...」
「そんだけ高いなら、私の魔法に當たっても平気なはずよ...」
「・・・・」
「「なんか言ってよ」」
「うん、なんか元気出たよ.....」
やっぱり、人と話したり軽・い・運は大事だね。
心が軽くなった気がする.....
「それは良かった」
「謝しなさいよ!」
「はいはい、謝しますよ」
「それじゃあ、このまま3人で城に行きますか」
そう言って、おじさんが僕の肩に手を置いた
「なんで僕も?」
「ダンジョンの詳しいことを皇帝陛下に説明してくれない?」
「なるほど、わかった」
確かに、今回のことを知っているのは俺だけだもんな....
「じゃあ、行くよ」
そう言うとおじさんは俺とシェリーを擔いだ。
「あの~、もう1人で行けるから僕は持たなくていいよおじさん?」
なんか恥ずかしいんだよな.....
「そんな事言わないでって、ということでしゅっぱーつ!」
なんで毎回全速力なんだろうか.....?
【書籍化】探索魔法は最強です~追放されたおっさん冒険者は探査と感知の魔法で成り上がる~
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