《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》リーナとゴーレムを造ります

リーナと聖が來た次の日

現在、俺はリーナと自分の部屋にいる。

早速、昨日リーナに約束したゴーレム造りをやろうと思う。

「じゃあ、造るか」

「楽しみです」

「それじゃあ、造る前に考えるからちょっと待ってて」

「はい、わかりました」

まず、アンナ(ゴーグル)を著ける。

なぜアンナを著けるのかというと、何をどうすればゴーレムが造れるのかがわからないんだ....

今までなら行き當たりばったりで造ってしまうのだが、今回は折角知りなアンナがいるので頼ろうと思う。

(アンナ~ どうすればゴーレムを造れるの?)

(単純に魔石と材料で、造りたいゴーレムをイメージすれば出來ます)

(え?それだけなの? それなら、どうして今まで出來なかったの?)

(それは、普通のゴーレムは複數のプログラムを組まないとかないからです)

(あーなるほどね。思っている以上にゴーレムは難しいと)

要するに今までのレベルだとプログラムを省略できないということだ。

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(そういうことです)

(わかった。ありがとうアンナ)

そう言って、俺はゴーグルを取った。

「待っててくれてありがとうリーナ。造り方がわかったからこれからやるよ」

「はい、楽しみです」

「じゃあ、まずは材料を調達しに行こう」

「わかりました.....ところで、どこに行くのですか?」

「ばあちゃんの所」

それから、ばあちゃんの所に行くと聖も一緒にいた

「あら、あなた達、どうしたんだい?」

「いらない金屬製の鎧って家にある?」

「武庫にあるならいいけど、何に使うんだい?」

「創造魔法の材料に使う」

「あら、私も見ていいかしら?」

そう言って、聖も聞いてきた。

「いいですよ」

「ところで、今回は何を造ろうとしているんだい?」

「今回はゴーレムを造ろうかなと思っているよ」

「それはまた凄いを造ろうとしてるわね.....」

「初めてだから、どんなのが出來るかわからないけどね」

「とりあえず武庫に行きましょうよ!」

待ちくたびれたリーナに急かされてしまった。

「はいはい、わかりました」

そう言って、みんなで武庫に向かう

「ふふ、何だかんだ言って仲良くなったわね」

「そうだね。心配は要らなかったみたいだね」

2人の背中を見ながら2人のばあちゃんは微笑んだ

それから武庫に行くと

「このゴツゴツの鎧が良さそうだな」

俺は力が強そうな太めの鎧を指をさした。

「私はこっちの細い鎧がいいです。こっちにしましょうよ」

リーナはそう言いながら実戦向けの防が薄めの鎧を指さした。

「え~ こっちの方がかっこよくない?」

「いえ、こっちの方が軽いのできの速いゴーレムが造れると思います」

う~ん、確かにそうなんだけど....

俺は、こっちの方が好きなんだよね~

「どっちも使っていいよ」

俺がどっちにするか悩んでいると、ばあちゃんが衝撃の発言をした。

「「え?」」

「べつに鎧なんて誰も使わないし、邪魔なだけだから使って貰った方が嬉しいわ」

「本當!? じゃあ、使わせてもらうよ」

それから、二の鎧を運び出して

ゴーレム造りは、外でやることにした

使う魔石は1年の魔石(1年魔力を注いだ魔石)

そして、ミスリルも出しておく

ミスリルを使うのは、ミスリルのメッキにでもしようかなと思ったからだ。

「それじゃあ、始めます!」

まず、ゴツゴツの方に創造魔法を使う

すると、魔石とミスリルが鎧に溶け込んでいき、いつものようにって完した。

その勢いで、細い方の鎧にも創造魔法を使った。

そして、今までと全く同じように完した。

「完したよ」

「何度見ても凄いわね」

「これが創造魔法か....」

「これ、本當にくんですか?」

「どうなんだろう?」

本當に完したのか、鑑定してみる。

<ゴーレム兵1號>

命令を忠実に実行することが出來る

會話も出來る

力:3000

魔力:0

力:4000

速さ:1000

スキル

Lv.4

自己修復

<ゴーレム兵2號>

命令を忠実に実行することが出來る

會話も出來る

力:3000

魔力:0

力:1000

速さ:4000

スキル

Lv.4

自己修復

おお、なかなか凄いのが出來た!

どっちもステータスが高いな....こんなに強い警備員なんていないからな?

「ゴーレム兵1號2號。これからこの家の警備をしてしい」

『『了解です。マスター』』

「不審な人がいたら殺さずに捕らえること。それと、警備は屋敷の周りをお願い」

『『了解です。マスター』』

「何か質問があったら言って」

するとゴツゴツした方の1號が

『不審者を捕らえた場合はどうやって連絡すればいいのでしょう?』

「それならし待って」

俺は、ミスリルと魔石を取り出して、腕を2に1つずつ取り付けるように創造魔法を造った

「これで、俺に念話をすればいいよ」

『『了解です。マスター』』

「そうだ、まだ剣を渡してなかったね」

とミスリルで剣を造り渡す

1號には大剣

2號には軽めの剣にした

「これを使って仕事をして」

『『了解です。マスター』』

きだした

「凄いわね。魔法陣をひとつも使わないでゴーレムを造ってしまうなんて」

ばあちゃんが驚きながらそう言った。

魔法陣? 魔法陣あるんだ....

「普通は魔法陣を使うの?」

「ええ、複雑な魔法陣を何個も描いてかすのよ」

「へ~」

「それに、あれには核が無いでしょ」

「そうなの?何でわかるの?」

「普通は、ゴーレムって核になる魔石に魔力が集中しているから弱點がわかるんだけど.....あのゴーレムは全に魔力が均一に流れているのよ」

え? それってヤバい強くない?

しかも、この2は自己修復がついているから......

「そ、それは凄いね」

「本當に、凄い警備になってしまったよ」

「ゴーレムも凄いけど。他にも、剣とか念話が出來るアイテムをあのスピードで造ってしまうなんて...」

は信じられないと言いたそうだ

「しゃべることが出來てしまうゴーレムなんて初めて見ました」

更に、リーナが追撃をしてきた。

「そ、そんなに凄いかな~?」

頑張って惚とぼけてみた。

<その頃>

帝都のどこかの場所にある薄暗い部屋に二人の怪しい男がいた。

「聖が魔導師の家に著いたようだ」

「そうか、まだ手を出すなよ」

「わかってる。パーティーで、まとめて殺した方がいろいろと都合がいいからだろ?」

「ああ、ちゃんと城に潛できるようには既に手を打っておいたが.....功するのか?」

「何が心配なんだ?」

「いくら勇者が死んだとは言え、魔導師や聖、そしてダミアン・フォースターがいるじゃないか」

「それなら大丈夫だ。魔導師と聖はもう老いぼれだ。それにダミアンの対策はする」

男の聲は、自信に満ち溢れていた。

「どんな対策があるんだ?」

「先に大きな餌を用意する。犬が飛びつきそうな餌をな」

「それで、そっちに集中している間に標的を殺すわけか」

「ああ、これで何とかなるだろう」

「そうかもしれないが、問題が起こらないようにこれから約1週間、しっかりと抜かりの無いように準備をしろよ」

「わかっている。お前もしっかり準備をしておけ」

「ああ、お前はあの貴族が裏切らないか、しっかり監視しとくんだぞ」

「それなら、部下がしっかり監視してるよ」

「そうか。あと、魔導師の家にも潛して監視させとけ」

「わかった。あそこは重要だから信頼できる部下を行かせるよ」

「ああ、くれぐれも計畫が知られるようなことはさせるなよ」

「心配ないって、俺らがどういう組織か知っているだろう?」

「それもそうだな.....それじゃあ、計畫の日まで各々でしっかり準備するぞ」

2人はひっそりと部屋を出て行った......

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