《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》アレンVSダミアン

SIDE:レオンス

おじさんとアレンが話しているといきなり忍び屋の集団がって來た。

すぐに、會場を警備していたおじさんの部下たちが集団の前に立ちはだかるが.....人數差が激しいので心配だ。

そして、おじさんとアレンが話し終わると忍び屋との戦闘が始まった。

おじさんとアレンは凄いスピードで剣を使い戦っている。

集団の方は、人數差があっても鋭の特殊部隊は全く負けておらず、どんどん忍び屋を殺していった。

俺はシェリーとリーナを抱き寄せ、フランクを近くにいさせた。

「3人とも落ち著いてね。おじさん達がどうにかしてくれるし、何かあっても俺がいるから」

「「はい....」」

シェリーとリーナは不安そうにしながらもしっかりと頷いた

「う、うん」

フランクも返事をしてくれた

「それじゃあ、僕はどうすればいいかな.....」

そう言いながらアンナを著ける。

SIDE:ダミアン

現在、アレンとは五分五分の闘いをしている。

Advertisement

部下たちの方は勝っているので、全的には僕の方が勝っていると思う。

それにアレンも気がついたのか攻撃を止めて、口を開いた。

「予想していたより會場警備が多くて、このままでは部下が全滅してしまうよ」

「なら、諦めて捕まってくれない?」

「何を言っているんだ。始まったばかりで諦めるはずがないだろ?」

「そうだろうけど.....殘念だよ」

「まあ、そう言うなって。それじゃあ、本當は協力者に當たるから使いたくなかった魔法を使いますか」

そう言うとアレンが手を上げて炎魔法を出した。

すると、それが合図なのか忍び屋が魔法を使いだす。

忍び屋が魔法を使いだしたことにより、部下たちが押され始めてしまった。

「これで形勢逆転だな」

アレンはそう言いながら魔法を撃ってきた。

それに僕は魔法を當てて相殺する。

「これは、このままだとジリ貧だね」

しずつやられていく部下を見ながらそう言う。

「もう諦めムードか?」

「そんな事はないよ。このままではないからね」

僕がニヤっと笑いながら言った途端、忍び屋の集団に1人1人ピンポイントで魔法が當たっていく

忍び屋に魔法を當てた犯人は母さんである。

また、聖様が怪我した部下を癒してくれている。

「標的かもしれない連中が自ら戦いに參加するか?」

アレンが喋りながら複數の魔法を撃ってくる。

「母さんたちは守られるのが嫌いなんだよ。いつも守る側の人間なんだからね」

僕はそう言いながら、アレンが撃ってきた全部の魔法を魔法を當てて相殺する。

「うわー 今のを全部當てるのかよ。皆さん正義のために必死だねー」

「かっこいいだろ?」

僕はこれ以上魔法を使わせない為に、猛スピードでアレンに近づき剣での戦いに持っていく。

それからは、お互い全力の速さで攻撃と防をし、それから互いが一歩も譲らない戦いが続いた。

そして何分か経ち、お互いに一旦離れて周りを見渡す。

すると、今にも忍び屋が全滅しそうになっていた。

「これで、お前の計畫も終わりだ」

「そうだな....」

アレンは殘念そうな顔をして言った

「諦めてくれるのか?」

意外な言葉を聞いたので思わず聞き返してしまった。

「ああ、諦める.....」

そう言った途端

ドッカン!

大きな発が姫様の方で起きた

「...お前に完全に勝つことをな」

アレンは笑った。

「くそ! お前の狙いは姫様だったのか?」

し違うな。もう終わったことだから教えてあげるけど、今回はこのパーティーで殺す依頼がいくつか重なってしまってね」

「その標的は誰なんだ?」

「まずお姫様でしょ。他に聖の孫、ボードレール家の次男、そして君の甥っ子だよ」

「レオくんも?」

「そうなんだよ。誰かが聖剣を取り返したいらしくてね」

「あと、どうして聖様じゃなくて聖様の孫なんだ?」

「それは、聖はあと十年もすれば壽命で死ぬだろうが、孫はこれからだからだってさ」

「なるほどね....でも失敗に終わってしまったようだね」

「そんなはずは....」

アレンはレオくんの方を見る

すると....そこには壁があり、発の跡があるが壊れてはいなかった

「何故だ.....」

「君の計畫はこうだ。まず、聖が狙われていると僕たちを勘違いさせて、本當の標的とは遠い場所に僕が行くようにする。そして、まずは自分から出てきて本當に聖が狙いであるかのようにする。そこから更に、自分の部下を囮に僕の部下を標的から遠ざけて、僕たちが勝ちそうになって油斷した時に破する」

「.....そうだよ」

「だが、君は本當に警戒するべき人を知らなかったね」

SIDE:レオンス

時間をレオがアンナを著けた時に遡る

アンナを著けると

(レオ様、足元にご注意ください。弾が隠されています)

弾!?

(え?どのぐらい広く隠されてる?)

(ちょうど、レオ様達が立っている範囲です)

(それなら急いで移しなくちゃいけないね)

(そうですね。ただ規模が大きめの弾なので壁を造った方がよいと思います)

(うん、わかった)

「3人とも、壁際まで移しない?」

「別にいいけど、どうして? もう魔導師様のおかげで勝ちそうよ」

シェリーがばあちゃんを指さしながら言う

しかし「いいから、いいから」と無理に連れて行く

そして壁際に著くと

「あ、もうしで敵が全滅しそうだね」

フランクがおじさんの方を見ながらそう言った。

それを聞いた俺はおじさんの方を見てみた。

どうやら、おじさん達の部下たちが忍び屋に勝ったみたいだ。

おじさん達も部下たちの狀況がわかったみたいで、アレンは殘念な顔をしていた

「これは終わったかな?」

俺はし安心した。

しかし

(レオ様、弾が発します!! 壁を造らないと危険です)

いきなりアンナが警告をした。

(わ、わかった)

急いで創造魔法で厚い壁を造った。

すると

ドッカン!

と大きな発が壁の向こうで起きた。

「危なかったー」

「い、今のは何ですか?」

リーナが慌てて聞いてくる

「敵が弾を使って攻撃してきたんだよ」

「そ、そうだったんだ」

フランクが軽い放心狀態になりながら言う

(アンナがいなかったら危なかったよ。ありがとう)

(どういたしましてですが、今度は直接攻撃しに來ます)

(え? どこにそんな人がいるの?)

そう言いながら構える

すると、壁を越えてたくさんのパーティーの係員が武を持って向かって來た。

「3人とも僕の後ろに來て!」

皆を背後に置き

「セレナ、出番だよ」

俺はセレナを召喚した

それを見た敵は止まった。

しかし、1人が

「子供相手にビビってどうするんだ!」

と仲間を鼓舞して、また敵が進みだした

(今回は私だけなの? やったー エレナがいない分、たくさん使ってもらえるし、たくさんを浴びれるー 嬉しいなー)

(やっぱ、剣を使うのやめようかな~)

(やめないでください! 何でもしてもらって構わないので)

(それ、寧むしろセレナには得になっちゃうよ。まあ、もう敵が來たから思う存分使ってあげるしかないけど)

まず、牽制で斬撃を飛ばす。

実は、この前の修行でセレナがレベル3になり、斬撃を飛ばせたり、敵に攻撃した分が回復することが出來るようになった。

斬撃によって前側にいた人たちが飛んでいく。

すると、完全に敵は足が止まった。

そこでもう一度斬撃を今度は最前列の足元ギリギリに飛ばす。

すると敵はしずつ後退して行く

それに追い打ちをする様に

「さっさと帰らないと今度は本気でやるよ」

そう言って剣を構えた。

それを聞いた敵は、一斉に壁の向こうに行ってしまった。

「ふぅ、これで終わりか?」

SIDE:ダミアン

弾が失敗したと知ったアレンは、パーティーの係に紛まぎれていたたくさんの人をレオくんの所に行かせた。

しかし、壁の向こうにアレンの部下がると大きな音と共に人が飛んできた。

そして、もう一度同じ様な音がしたと思ったら勢い良く、アレンの部下が逃げて來た。

逃げてきた部下は、やっと駆けつけて來た騎士達に取り押さえられてた。

本當に、騎士団は今まで何をやっていたんだ?

「何があったんだ? どうしてあいつらは逃げているんだ?」

狀況を理解できてないアレンは、唖然と捕まっていく部下たちを見ながら言った。

「これで、僕の勝ちだね」

僕が話しかけると

「ああ、そうだな....負けてしまった」

「じゃあ、これで諦めて捕まろうか?」

そう言って、僕はアレンに近づく

しかし

「いや、今回は負けたけど、まだダミアンとの勝負は終わらないよ。ということでまたねー」

アレンは隠を使って消えてしまった。

「逃げてしまったか....」

その後、アレンの部下たちを全員捕まえ、レオくん達が怪我ひとつ無いのを確認して、やっと安心が込み上げて來た....

    人が読んでいる<継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください