《世界最強が転生時にさらに強くなったそうです》覚悟を決めて

サリィとの魔狩りデートを終え、今は、2人で喫茶店でお茶をしていた。

「シンお兄ちゃん、話したいことってなんですか?」

俺が、サリィを喫茶店にったんだ。大事な話があると言って。

「ああ、ちょっとな。」

「?」

「今日、魔狩りデートをしたいって言ったのって、たぶん、俺とシルフィがデートをした日に婚約を結んだのが理由なんじゃないか?」

「・・・はい。」

やっぱりか、それならちゃんと言っておこう。

「サリィ、俺は、今のお前をムラムラすることが出來ない。」

そう、俺は、別にロリコンじゃないから8歳年下のの子にすることは、出來ない。

「そ、そんなぁ~。」

サリィの目に、涙か溜まる。

ダメだ、ちゃんと俺の思いを伝えなきゃ。

「サリィでムラムラすることが出來ないけど、サリィが、他の人のお嫁になることを考えると、心が痛いんだ。」

「へ?ど、どういうことです?」

「たぶん、サリィと過ごした日々か俺にとって、とってもかけがえのないものになったんだと思う。ちょっとオーバーかもしれないが、これだけは絶対に言える。サリィは、俺にとって必要な存在なんだって。」

「ほ、本當ですか!?サリィ、シンお兄ちゃんにとって必要なんですか!?」

「ああ、必要だ!サリィ、俺は、今のお前を見ても、は、しない。だけと、お前を誰にも渡したくない!たぶんこの気持ちは、サリィのことを好きになってしまったのかもしれない。だから、俺の婚約者になってくれないか。」

「は、はいです!なります!なりたいです!サリィ、シンお兄ちゃんの婚約者になるです!!う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

サリィは、嬉しさのあまりさっきまで溜めていた涙が、滝のように流れてきた。俺は、泣いているサリィを、そっと抱き寄せで頭をでて落ち著かせた。

落ち著いたサリィは、もう一度はっきりと言った。

「シンお兄ちゃん、サリィを、シンお兄ちゃんの、お嫁さんにして下さい!!」

「ああ、大歓迎だ!!」

これで、サリィとも、婚約してしまった。後悔などは、全くない!

よし!シルフィに、報告に行くか。

シルフィは、俺の第一夫人になる人だから、ちゃんと第2夫人に、サリィがなったことを教えなくては、ならない。

コンコンコン

「はい、開いているので、ってもいいですよ。」

シルフィから、室許可をもらい、部屋へとっていく。

「あ、シン様と、サリィちゃん。どのような用なのですか?」

「ああ、ちょっと大事な話だな。」

俺は、そう言って、シルフィに真面目な顔で話しかけた。

「シルフィ、俺、サリィとも、婚約することに決めたよ。」

「やはり、そうでしたか。なんとなく分かっていました。まぁ、私も了承していますし、別に文句は、ありませんよ。」

「本當ですか!?シルフィお姉ちゃん!!」

「ええ、本當よ。でも、シン様の第一夫人になるのは、私ですよ。そこは、譲れません!」

「うん!大丈夫!サリィは、シンお兄ちゃんと結婚できたらそれでいい!!」

「よし!シルフィからの了承も貰ったから、サリィ、これからは、俺の婚約者だぞ!」

「やったーー」

「あ、そうだ、シルフィ、このことグレイさんに教えた方がいいか?」

「ん~、一応教えておいた方がいいと思いますよ。お父様も、結構サリィちゃんのこと気にしていたので。」

「分かった。それじゃ、これから行ってくるよ。」

「私もついて行ってもよろしいですか?」

「ああ、おれは、別に問題ないぞ。サリィは、大丈夫か?」

「シルフィお姉ちゃんなら、大丈夫です!全然問題ないです!」

サリィの了承をけ、俺たちは、グレイさんの下へ向かった。

そして、グレイさんがいたのは、また食堂だ。そこには、ソフィアさんもいた。

「グレイさん、しよろしいですか?」

「ん?シン君か、どうした?」

「俺、サリィとも、婚約をすることになったので一応報告に來ました。」

「おお!そうか!おめでとう!」

「おめでとうございます!良かっわね、サリィちゃん!」

「はいです!シンお兄ちゃんの婚約者になれてとても嬉しいです!」

「シルフィ、あなたは、いいのですか?」

「はい、お母様、その事については、もう了承済みです。」

「そうですか、ならいいのです。」

まぁ、一応報告すべき人に報告して、みんなから歓迎をされたので、しホッとした。

「あ、でも、これ以上増やしては、ダメですよ?いいですね?」

シルフィが、俺の顔を見ながら真剣に言ってくる。

「わ、分かっているよ。大丈夫、安心して。」

「それなら、いいのですが。」

「そんなに心配なら、もう、発表するか?サリィちゃんの婚約も決まったことだし。」

「そうですね、グレイさん、俺もその意見に賛です。」

「私は、反対ですよ。まだ、未年のシルフィが婚約をしたことを、街の人達が知ったら、王家の信頼がしなくなってしまうかもしれません。それと、あなた、もしかしてとは思いますが、早く王の座をシン君に渡してのんびり暮らしたいとか思っているんじゃないでしょうね。」

ソフィアさんは、そう言ってグレイさんの方を見ると、グレイさんは、すごい背中に汗をかいていた。まさか、本當にそんなことを考えていたなんて。

「ち、違うんだ。俺は、シルフィのためを思ってだな。ひっ!ソフィア、そんな怖い顔でこっちに來るな!」

「あなた、後でしお話があります。シン君、そういう事なので、発表のことは、まだしなくてもいいかしら?」

「は、はい、大丈夫です!」

俺は、ソフィアさんの、笑っている顔がすごい怖く見える。將來、シルフィもこうなるのかなぁ、怖いな~。絶対に、俺、シルフィの、に敷かれるタイプだな。俺は、そんなシルフィも、覚悟を決めてれることにした。うん!大丈夫だ!・・・たぶん。

俺は、そう思いながら、この場をあとにした。

「ま、待ってくれ!頼む!シン君!シーンくーん!!ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

そして、グレイさんの悲痛のび聲が屋敷の中に響いていく。

ごめんなさい、グレイさん、俺には、どうすることもできません。

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