《勇者になれなかった俺は異世界で》廚二再発
「っ!」
翌日の早朝、俺は耐えがたい衝に駆られて外に出ていた。
今まで封印されていたが発するかのような、
表現のし難い、懐かしくも恥ずかしいそんなが込み上がって來てウズウズとする。
俺がこんな風になってしまったのは昨日の出來事の所為である。
目からビームを出し々と落ち込んでしまいポチと魔王城の中に戻り、
エキサラとヘリムに何が起こったかを説明したのだ。
すると、エキサラが妾も出來るのじゃ!などと言いだし、
窓から外に向かって口からビームを放ったのだ。
その瞬間だった。
ご主人様の行を見てに隅から隅まで電流が走ったのだ。
昔は何度も何度も影響され真似をしていたアレ。
憧れ何時か自分もこのように慣れたらな良いな、
そんな夢を抱き昔の俺はその技を真似して使い、
何時かは自分でオリジナルな技も使うようになった。
周りからは痛い目で見られることが多かったが、それでも良かったのだ。
人目を気にせずに好きな事をやっている瞬間が一番生き生きとしていた。
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時には友達と同じような事をしたり、大人をからかってみたり、
そんな事をしていたあの高校時代。
そしてこの世界に來て暫くしてから薄れ始めていた。
そのがエキサラの行を見て呼び覚まされる。
自分で目からビームを出した時は何も思わなかったが、
他人が似たような事をしているとそちらの方が凄く格好よく見えてしまい憧れる。
心の奧深くに沈んでいた廚二心が擽られる。
子供頃一度は口や目からビームを出すということ憧れた事があるだろう。
そして、年齢を重ねる事に徐々にそんな事は不可能なのだと悟る。
だが、その一方で年齢を重ねて真実を知っても尚憧れる者がいる。
それが俺だった。
だが、大魔王の加護や周囲の環境によってその憧れは霞んでいった。
そして昨日、その憧れを呼び覚ましてくれたのがエキサラだ。
結局何が言いたかったのかと言うと、俺の廚二病再発してしまったのだ。
今無に格好良い技名とポーズを決めてやりたい。
そんな気持ちに支配されている。
「魔眼発――っ!!」
意味の分からない即席で考えたポーズ、
片手を目の付近にやり日本の指で目を強調するようにし、
もう片方の手は何故か前髪を上げている。
何時かみたキャラクターの真似だ。
――久しぶりに変な呼ばれ方しました。懐かしいですね。
特に使う予定もないのだが、衝を抑えきれずに魔眼を発すると、
文字が浮かび上がってきた。
確かに本當に懐かしいな……この覚だ。
やっぱり俺にはこういう方が似合っている気がする
多ふざけながら格好つけて技名をびポーズをとる。
すると何時もよりも不思議と力がみなぎってくるような、
が非常に楽にじられるのだ。
――確かに、その方がソラ様らしいとですね。
私が貴方に宿ったときからそうでしたから。
一度は治ったハズの病だったが、一度掛かってしまったこの病気は無くなることはない。
何時も心の奧底に潛んでいてちょっとした切っ掛けがあれば再発する。
その病を治すことなど不可能なのだ。
「我が求む理想の武よ――創!!」
短剣を現化しひゅんひゅんと振り回してみる。
やはり、こうやって言葉を自由に発していた時の方が
気分が良くきにキレが増しているような気がする
「ふっははははは!やっぱり良いな!」
今まで溜まっていた分をすべて出し切るような大聲で俺は笑った。
心の奧底から解放されたこのに心地よさすら覚えている。
――その姿を早くエリルス様たちにも見せてあげたいです
ふっ、なに、もうすぐ帰れるさ。
待ってろよ!神様よ、絶対に倒して帰ってやるからな!
「地に這い蹲れ――重力作なんてどうだ?」
――いきなりですね。私にはそう言った言葉は使ったことはないのでわかりませんね
パッとポーズを付けてそう尋ねてみたが、
魔眼さんはよくわからないらしい。
――でも、そうですね。しを貸してもらいますね」
「え?」
魔眼さんが突然騒な事を言い出したかと思うと、
一瞬だけ意識が飛びかけ――の自由が奪われてしまった。
「私ならば――我はこの世の理に背く存在。
神でも勇者でも何人たりとも我を止めることは出來ぬ
この世界は我の、さぁ、始めようではないか最高の終幕を――っ!
全ての種族よ跪き生まれてきたことを後悔して苦しむが良い――重力作!!」
まるで魔王にでもなったかのような臺詞を吐き、
ポーズはシンプルに手前に腕をばし手で何かをつかむじだ。
長いけど格好良いなそれ!
どこで覚えたんだ!?つか、俺の返してくれ!!
「ああ、すいません――っと」
何だか変な覚だがの自由を取り戻したようだ。
――ちなみに、先ほどの言葉はエリルス様が
昔に言っていた事を真似しただけですよ
「まじか、エリルスそんなおっかない事言ってたのか……帰ったら々と聞いてみるか」
――ふふ、それも良いでしょう
帰ってからの目標が一つ増え、それからも暫く
廚二を満喫してから城の中へと帰った。
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