《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》3話 異常な強さ

「えっ!?」

シェレールさんは、俺のステータスを見たまま呆然としていた。

「やっぱり驚きます?」

俺は、自分の異常さに理解しつつもそう尋ねる。

「……え、ええ、これを見て驚かない人はいないでしょう。」

やっぱりか。

「でも、別に弱いわけじゃないしいいですよね?」

「………」

え!?なんで無言なの!?怖いよ!

「あの、どうかしましたか?」

「もしかしたらですけど、これほどの力を持っているとなると、柊さんがいつ裏切ってこちらを攻撃するかわかりませんからすぐに処刑されるかもしれません。」

「………は?」

え?処刑?

「わざわざ異世界から來たのに自分のが危ないからってすぐに処刑にしますかね?」

俺がそう言うとシェレールは、俯いてしまった。

「そういう世界なのですよ、この世界は。」

「だったら俺、どうしたらいいんだ?このまま処刑されろってか。笑わせんなよ!」

このまま処刑とか本當にありえない!

だって俺は、クラスメイトと先生に復讐するって決めたから!

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「その件について私から1つ提案があります。」

「提案?」

「はい、私がお父様たちに柊さんの強さを黙っておくという提案です。」

「は!?そんなことしていいの?というよりもシェレールさんは、俺のこと怖くないの?」

「はい、怖くありません!私には心を見かす 心視 というスキルを持っていますから。」

「へぇ、そうなんですね。あ!だから斉藤がこの世界を救うということを言ったのに喜んでいなかったわけですね。」

「はい、あの人は、いいえ、一部を除きますがほとんど勇者方は、心が変なで濁っていました。」

「そうなんですね。俺の心ってどうなっているんですか?」

「んー、ちょっと黒い部分がありますね。まぁ、でもほかの人に比べるととても綺麗だと思いますよ。」

「そうなんですか。」

なんか嬉しいな。

「それよりも本當に俺の力のことを誤魔化したりして大丈夫なんですか?」

「はい、誤魔化すのは大丈夫だとして柊さんの力の使いようによっては、その誤魔化しも意味を持たないでしょうから気をつけてくださいね。」

「はい、分かりました。」

「あ、そろそろ私は、戻りますね。」

「あ、はい、ありがとうございました。」

俺がそう言うと2人で同時に一禮してからシェレールさんは、元いた場所に戻った。

はぁ、それよりもこの力ちゃんとコントロールしなくちゃな。

「それでは皆様、これから1人ずつ部屋を用意してありますのであのメイドについて行ってください。」

へぇ、一人一部屋なんて豪華だな。

まぁでも王族なんだからそれくらい簡単だよな。

それから俺たちは、メイドたちに部屋まで案された。

俺は、部屋にるとまずベットにを投げた。

うわぁ~、ふかふかだ!

ま、それは置いといて。

まずは、今の自分の狀況について知ろう。

え~と、まずはなんでこんなにステータスがいかれてんだ?

それに何?神々からの祝福って。最高神からの恩恵って。

ま、凄い嬉しいんだからいいいんだけどね!

神々からの祝福・・・ステータス補正がかかる。魔法が全屬使えるようになる。

最高神からの恩恵・・・初期ステータスが異常なほど上がる。スキルを習得した場合全て最上級のものになる。レベルアップの時に必要な経験値が100分の1になる。

うわ!なんだこれ?

目の前にいきなり説明文みたいなものが浮かび上がってきた。

まぁ、そこら辺は異世界だからなのかな?

ふむふむ、なるほどな。

稱號の効果については分かったな。

だから俺は、チートなステータスだったのか。

でも、本當になんで神様たちから祝福されてんの?

マジで謎だな。

まぁ、それは置いといて。今、魔法って使えるのかな?

う~ん、外に出て試してみるか!

俺は、部屋から出ようとしてドアノブに手を置いた。そして、ドアを開けようとした瞬間、ドアの向こうから話し聲が聞こえた。

話の容までは分からないがその聲がクラスメイトたちの聲というのは一瞬で分かった。

俺は、クラスメイトたちの聲が聞こえたのでドアノブに置いていた手をドアを開けることなく離した。

さて、魔法が試せないとなると何をするか。

部屋の外からはまだ當分出られないからな。

殘りの稱號の効果も調べてみるか。

アステル神の加護をけし者・・・初期ステータスが平民よりも多上がる。レベルアップに必要な経験値が10分の1になる。

う~ん、この効果は、最高神からの恩恵の下位互換みたいなものだな。

人間の域を超えたもの・・・HPが半分になるとその時のステータスの100倍の力が出せる。

ははは、半端ねぇ!

もう、笑いしかでねぇよ。

だって、今俺がHP半分削られると100倍の力が出せるんだよな。もともとチートなのにさらにおかしくなっちまうな!

コンコンコン

ん?ノック?

「柊様、夕食の時間ですので呼びに來ました。」

あ、もうそんな時間か。

「分かりました、すぐ出ます。」

俺は、部屋から出ると先程のメイドさんがいた。

「すいません、わざわざ呼んでもらって。」

「いえ、これが私の役目ですから。それでは食堂に案します。」

メイドさんは、食堂まで歩き出した。

俺は、その後ろについて行く。

それから2分くらい歩くと食堂についたようだ。

「ここが食堂です。」

「ありがとうございました。もう、みんなはいるんですか?」

「まだ全員ではないですがしはいましたよ。」

「そうですか。」

「それではどうぞ。」

メイドさんは、食堂の扉を開けて俺にどうぞと言ってきた。

んー、なんかこういう事されると落ち著かないな。

まぁ、せっかく開けてもらったので俺は、お禮を言いながら食堂にっていった。

「あ!柊君!こっち空いてるよ!」

俺が食堂にると白井が待っていましたと言わんばかりの勢いで白井の隣に空いている席にってきた。

おかしいな、白井の隣の席が空くはずなんかないのに。

白井は、うちの學校で1番人気のある子なのだ。

そんな彼の隣の席が空いているのに男子が黙っているはずがない。

俺は、そう不思議に思いながら白井の隣の席に座った。

白井は、俺が隣に座るのをニコニコしながら見ていた。

もしこれが白井以外のクラスメイトなら絶対に警戒していたが白井に限ってはイタズラみたいなこと絶対にしない。

「ご飯楽しみだね、柊君!」

「あ、ああ、そうだね。」

絶対これ周りから見られてるよ。

後でなんされるかわかんねぇな。

それからし白井と話しているといつの間にかだいぶ揃っていた。

そして、最後にってきたのは神崎だった。

神崎は、俺の姿を見るとし目付きが鋭くなってこっちに來た。

あー、これ絶対めんどくさいやつだよ。

「おい、柊、なんでお前が白井さんの隣に座ってんだよ。」

「いや、白井が呼んできたから座っただけだけど?」

正直ステータスがいかれていたのでもう、こいつに怖がる必要がなくなった。だから俺は多強気で話した。

「そんな噓が通じるとでも思ったのか?さっさとそこを退けよ。」

神崎は、そう言うと俺のぐらを摑んできた。

んな。」

俺は、一言そう言い放った。

前の世界の俺じゃ絶対に言えなかった言葉を。

「なんだと?でめぇ、隨分偉くなったもんだなぁ!」

神崎は、拳を俺に振りかざしてきた。

「やめて!」

神崎は、その聲に反応し俺の顔にあたるギリギリで拳を止めた。

「やめてよ、神崎君!私が柊君をったのは本當のことだよ!だから柊君を早く離して!」

白井は、神崎にそう言い放った。

「ちっ!覚えとけよ、柊。」

神崎は、最後に俺を睨みつけながらそう言い、去っていった。

「ありがとう、白井。」

「ううん、本當のことだもん。それに今の柊君なら、神崎君なんてすぐにやっつけられるよね?でも、その力を使わなかった。普通自分の方が強いと思ったらすぐに暴力する人が多いのに柊君は、そんなことする素振りを見せなかった。私は、すごいと思った。それにかっこいいなって思った。」

なんか、そんなに褒められるとすごい照れる。

「あはは、ありがとう。」

俺は、そう言うしかなかった。

それから5分くらいしてから扉が開いた。

そしてってきたのは、王様、妃、シェレールさんの3人だった。

そして、3人が席につくと妃が話し出した。

「皆様、お待たせしました。それでは今から勇者様方の歓迎パーティを始めさせていただきます。」

そこまで言うとメイドさんたちがとても豪華な料理をいっぱい持ってきた。

「それでは皆様、グラスを持ってください。」

俺たちは、飲みったグラスを持つ。

「それでは乾杯!」

「「「乾杯!!!」」」

それから2時間ほどパーティが続いた。

俺は、料理を満喫したあと部屋にもどり一人用の風呂にってからベットで眠った。

明日から早速訓練が始まるから今日は、ゆっくり休もう。

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