《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》9話 勘違い?
俺たちはまたダンジョンへと足を運んでいた。
ダンジョンに來るのは、これでもう10回は超える。
今の俺たちは、20階層まで行けるようになった。
そして、俺のレベルも、もう笑えてくるようなものになった。
まぁ、今は見せないけどね。
「ねぇ柊君、今レベルどれくらい上がった?」
「ん?ああ、ひゃ…ゲフンゲフン、えっと、20くらいだな。」
「そうなんだ、私もそれくらいなんだ。」
あ、あっぶねぇ!つい、言っちまうところだったわ!
まぁ別に白井にはバレてもいいけど一応用心しておこう。
今日は、30階層まで行く予定だ。
ちなみにダンジョン探索五日目にして2人1組の班なら自由に行していいと言われた。
でも、50階層までにしとけと言われた。
今俺たちは、21階層まで行っている。
このダンジョンは、前に言ったところまで自で行ける機能があって超楽だ。
「そろそろ21階層だ。ここからまたし敵が強くなるから気をつけよう。」
「うん、気をつける!」
俺たちは、21階層に続く階段を降りた。
降りてから5分くらいして早速魔が出てきた。
魔は、全長3メートルほどあるウルフだ。
結構でかいな。
「今回は、どっちがやる?」
「そうだな、この階層の初めてだから俺様子見でやってみるよ。」
「分かった、頑張って!」
俺は、魔と対峙する。
先制攻撃を仕掛けてきたのは魔の方。牙を向いて俺に迫ってきた。
だが、そんなのは予想。
俺は、サラッと魔の攻撃を避け魔法を放つために手のひらを魔に向ける。
火魔法は、窟の中だしやめとこうかな。すぐ近くには白井もいるし。
よし、風魔法でいくか。1番安全だし。
俺は、魔力を高めて風魔法を繰り出す。
風魔法を放つと魔の首が切り落とされた。
「終わったな。よし、先に進むか。次は、白井の番な!」
「うん、頑張る!」
それからどんどん前に進んで行く。
そして、今日の目標であった30階層に著いてあらかた探索し終わると俺たちは、集合場所に戻った。
はぁ、たぶんまたレベルが馬鹿みたいに上がってるんだろうな。
「お、柊たちが1番に戻ってきたな、どれくらいまで進んだ?」
「えっと30階層まで進みました。」
「そうか、結構進んだな。ちなみに1番進んでる斉藤、神崎ペアは、もう40階層まで進んでいるらしいぞ。」
「そうなんですか、俺らも明日には40階層まで行こうと思っています。」
「分かった、頑張れよ。」
「はい。」
神崎といえば俺がしボコした日からもう何もしなくなったな。
そっちの方がめんどくさいくないからいいけど。
まぁ、でもいつかはアイツらに復讐するんだがな。
前の世界でけた屈辱、數十倍にして返してやる!
「ひ、柊君、ちょっと顔が怖いよ?」
「ん、ああ、悪い、ちょっと考え事をしててな。」
「そ、そうなんだ。」
いけない、白井が見ているんだ。ほかのことを考えないと。
「そ、それよりも今日のダンジョン探索でどれくらいレベル上がった?」
「う~ん、えっとね、6くらい上がってる!やっぱり下に行くと魔も強くなるから経験値の量も増えるんだね!」
「へぇ、そうなのか。」
「柊君は、どうなの?」
俺か~。たぶん100は確実に上がってるな。
「まぁ俺も白井と一緒くらいだ。」
「ふふ、一緒か!」
なんか嬉しがってるみたいだけどどうしたのかな?
ま、話がそれたしいいか。
それからほかのクラスメイトも続々と帰ってきた。
「よし!みんな帰ってきたな!それじゃ今日は帰るぞ!」
俺たちは、王城に向かって歩き出した。
「おかえりなさい、柊さん!」
「ああ、ただいま!」
シェレールさんは、俺がダンジョンから帰ってくるといつもこのお花がいっぱい咲いているシェレールお気にりの場所で俺を待っていてくれる。
「今日も無事に帰ってきてくれてよかったです。」
「ああ、そうだな。それよりも他のみんなには會わなくていいのか?」
「他のみんな?」
「え?いや、斉藤とかだよ。」
「サイトウ?……あ!斉藤様ですね!」
え!?なに!?シェレールさん、あなた勇者の中のリーダー的存在忘れてるの!?
「ね、ねぇ、シェレールさん、いつも俺に気をつけて行ってくるようにって言ってるけどみんなにも同じこと言ってるんだよね?」
「いえ、柊さんだけですけど?」
え?なんで!?どうして?
………あ!そうか、俺のステータスが誰よりも強かったから俺に1番期待しているってことだな!
なるほどな、うんうん、そうじゃないといつも俺にわざわざあんなこと言わないよね。
「なんか、1人で納得したような顔してますけど多分それ絶対に勘違いですからね!!」
「大丈夫!俺、期待に応えるよ!」
「絶対に勘違いしてるーーー!!!!」
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