《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》12話 報酬
「お、柊たちも帰ってきたな……ってその2人はどうした!?」
俺と白井が集合場所まで戻るとゲイビスさんが俺たちが帰ってきたのを確認したがすぐに俺が抱えている2人のことを聞いてくる。
「この2人は、50階層のボス部屋にいたホワイトウルフにやられたんですよ。」
「ホワイトウルフか。確かにあの魔は強いからな、………?待てよ。お前らが無事ってことはホワイトウルフを倒したのか!?」
「はい、そうですよ。」
「ははは、まじかよ。ホワイトウルフは、大抵冒険者で言うCランクのヤツらが5人くらいで決死の思いで倒せる相手なんだがな。それを無傷で帰ってくるなんて。」
ゲイビスさんは、苦笑いしながら俺たちを見ていた。
「それでホワイトウルフを倒した時に寶箱みたいなものが現れてその中にこんなものがっていました。」
俺は、そう言って寶箱の中にっていた牙を取り出した。
「それは!?滅多に落ちないホワイトウルフの牙じゃないか!?」
へぇ、これって結構希なものなんだな。
「あの、これどうすればいいですか?」
「ああ、それは君たちの使いたいように使ってくれ。」
「使いたいようにって言われても使い方が分からないんですけど?」
「そうだったか、牙は主に使われるのが剣の素材だな。ホワイトウルフの牙ともなれば結構いい剣ができるんじゃないか?」
「そうなんですね、なら、せっかくなんで剣にしてもらおうかな。」
「分かった、こちらから鍛冶屋に渡して作って貰えるようにしておこう。二人分でいいか?」
「白井も剣でいいのか?」
「う~ん、私は、あまり剣は使わないから柊君の一人分でいいよ。」
せっかく2人で倒したから白井にも何か報酬がないとな。
「あの、ゲイビスさん、剣以外で他になにか出來ませんか?」
「そうだな、ペンダントなんかも作れるぞ。」
ペンダントか、それがいいかもな。
「白井は、ペンダントでいいか?」
「う、うん、でも、いいの?私が使ったらその分剣に使う素材の量が減っちゃうよ?」
「いいに決まってるだろ。俺たち2人で倒したんだからな。」
俺がそう言うと白井の顔が徐々に赤く染っていく。
「う、うん。ありがとう。」
白井は、し俯きながらそう言った。
「じゃあ、剣を一人分とペンダント一人分お願いします。」
「ああ、分かった。多分ペンダントの方はすぐにできるが剣は2週間ほど待ってくれよ。」
「分かりました。」
「よし、それじゃみんな揃ったしそろそろ帰るぞ!」
ゲイビスさんのその合図に俺たちは、ダンジョンをあとにする。
ちなみに斉藤と神崎は、ゲイビスさんに抱えられていた。
「おかえりなさい、柊さん!!」
「ただいま、シェレールさん。」
俺は、いつも通りダンジョンから帰ったあといつもの場所に來てシェレールさんに帰ったと報告する。
「今日も無事でなによりです!」
本當にシェレールさんは俺のことを気にかけてくれるな。
でも、本當に俺だけなんかこんな扱いされてるけど大丈夫だよな?
「今日は50階層まで行ってボス部屋でホワイトウルフと戦ったんだよ。」
「ホ、ホワイトウルフ!?お怪我など本當にしてませんよなね!?ちょっとのお怪我でも私に言っていただけたなら私が治しますので言ってください!!」
「ほ、本當に大丈夫だよ。ありがとう、そんなに心配してくれて。」
「………」
シェレールさんは、俺のをじっくりと見る。
「本當に大丈夫なんですね。もし、どこか痛くなったりしたらぜひ私に聲をかけてください!」
「分かったよ。」
「柊さん、その様子でしたらホワイトウルフに勝ったんですね!すごいです!!」
「まぁ、俺だけじゃないけどな。白井にも手伝ってもらって勝てたよ。」
「白井様ですか。」
ん?なんか俺が白井の名前を出したらちょっと不機嫌になったぞ?
なんでだろう?
「それよりも柊さん、今日のお菓子の味はどうですか?」
あ、話を変えたな。
まぁ、いいか。
それよりもなんでお菓子なんだろう。
「すごく味しいよ。」
「そ、そうですか。」
シェレールさんは、し嬉しそうにしながらそう言った。
「きょ、今日のお菓子は、私が作ったものですから若しかしたらお口に合わないんじゃないかなっと思いまして。」
「え!?このお菓子、シェレールさんが作ったの!?すごい味しいよ!!」
これはお世辭などではなく本當のことなのだ。
「ほ、本當ですか?」
「本當だよ!!」
「それならこれから毎日私が作ってもよろしいでしょうか?」
「ああ、シェレールさんの負擔にならないのなら是非作ってしい!」
「分かりました、負擔にならない程度に頑張ってみます。」
「これからのこの時間が楽しみだな。」
「あ、あまり期待されるとちょっとプレッシャーみたいのがじられるのでそこまで期待しないでください。」
「明日はなんだろな~」
「う~、いじわる!!」
シェレールさんは、し顔を赤くさせて怒ってきた。
怒ってるシェレールさん、可いな。
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