《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》19話 手紙

あの騒から1週間。

クラスの奴らは、俺を完全に避けている。

まぁ、白井は別だが。

でも白井は、一部の奴を除いてだが避けられてはないようだ。良かった。

クラスの奴らは、あまり白井を俺に近づけようとはしなかった。警戒しているみたい。

そして今は、ダンジョンを孤獨で探索中だ。

俺たちは、もうダンジョン探索を1人でしていいと許可が出ているので今の俺の狀況に何の問題もない。

まぁこの狀況の方が俺としてはやりやすいからいいのだがな。

それに探索範囲もだいぶ増えたしてな。

なので俺は、下の方へ降りている。

今は、78階層だ。

この辺になってくるとだいぶ広くなってきて探索するのに時間がかかるな。

それにしても相変わらず魔は、ほぼ一撃で倒してしまう。

ちなみにクラスの奴らは、まだ50階層くらいをうろちょろしているらしい。

白井、暇してないといいけどな。

白井side

はぁ、みんな仲良くしてくれるのは嬉しいんだけどなんで私を柊君から近づけてくれないのよ。

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それにみんなダンジョン探索するのすっごい遅いし、なんか………邪魔だな。

柊君に會いたいな。

柊君とのダンジョン探索は、とっても楽しかったな。

柊君といっぱいお喋り出來たし、柊君の笑顔もいっぱい見れたし、それに柊君、魔と戦う時すごい私のことを気遣いながら戦ってくれてすごい嬉しかったな。

でも今は全然楽しくない。

私は、子のグループにったんだけど魔が出てもキャーキャーんで助けをもらうだけ。

しかもダンジョンで魔がいるのにすごい大きな聲で喋るし、本當に邪魔だな。

はぁ、でも今さら柊君に追いつけないし、それに私はこのグループから出ることすら出來ない。

まぁ、出ようと思えばいつでも出れるんだけど柊君が友達関係はちゃんとしとけって言ったからなるべくクラスのからは、出ないようにしていた。

「……のちゃん……めのちゃん……姫乃ちゃん!」

「え!?あ、綾瀬ちゃんなに?」

「大丈夫?さっきからボーッとしてるみたいだけど。」

「う、うん。大丈夫、大丈夫。」

はぁ、急に聲をかけられたからビックリした。

綾瀬ちゃん、私が稚園からの付き合いで私の親友。

「姫乃ちゃん、まだ柊君のこと気にしてるの?」

綾瀬ちゃんは、周りに聞こえないように小さな聲で尋ねてくる。

「う、うん。だって柊君今頃1人でダンジョン探索だよ。柊君に限って危険なことが起こるとは思わないどやっぱり心配だよ。」

「姫乃ちゃん、本當に柊君のことが好きなんだね。」

「え!?あ、あぅ、あぅ~……」

「んふふ、顔真っ赤。」

「も、もう、あまりからかわないでよね。」

「んふふ、ごめんなさい。」

そこまで話すと私たちの前に魔が現れた。

私は、みんながまたキャーキャーぶ前に話す。

「ねぇ、みんな、その魔私が倒してもいいかな?」

「な、何言ってるのよ姫乃ちゃん!危ないよ!」

クラスの子が私を止めてくる。

しは、危険でも戦わないと強くなれないよ?」

私は、そう言って魔の前に進む。

柊君がいないけど……私ならやれる!

これくらいの相手1人で倒せないと柊君のそばにいる資格ないもん!

「風よ、刃となりてその者を切り裂け!」

私は、風魔法の詠唱をして風の刃を作り出して魔へと放つ。

その刃は、魔にあたると魔を真っ二つにした。

真っ二つにされた魔は、聲も出さずに砂となって消えていった。

「す、すごい。すごいよ!姫乃ちゃん!」

を倒したことを他のみんなも確認すると私を褒めてくる。

その中には、もちろん綾瀬ちゃんもいた。

「すごいね、姫乃ちゃん。私、姫乃ちゃんがあんなに強いなんて思わなかったよ。」

「魔法は、誰でも練習すると強くなれるからね。」

「そ、そうなんだ。これから私も練習しようかしら。」

「あ、それなら私もする!」

「私も!」

誰かひとりが練習すると言うと子は、協調を大事にするのでみんなその案に乗っかる。

「ねぇ、姫乃ちゃんも參加して魔法教えてくれない?」

「え?あ、うん。いいよ。」

本當は、すごい嫌だ。

なんで自由時間の時までみんなと付き合わなくちゃいけないのよ。

このごろ柊君、この國の王シェレールさんと仲がいいみたいでちょっと不安なんだけど。

だから私、柊君との時間を増やしたいのに。はぁ、本當に邪魔ばっかりしてきて。

ふわぁ~、やっぱり1人だとだいぶ暇だな。

前までは、白井とよく話しながらダンジョン探索していたからな。

そんなことを考えて歩いていると目の前に狼のような魔が現れた。

「ガルルルルル」

狼のような魔は、俺をすごい警戒しているらしい。

珍しいな。いつもなら何も考えずに飛び込んでくるだけなのに。

ん?何かこいつ咥えてないか?

俺は、1歩前に出る。

「ガル!ガルルルルル」

そうすると魔は、1歩下がる。

さて、どうしたものか。

よし、戦わないって意思を示せばいいか。

俺は、片膝をつき両手を上にあげて何もしないですよアピールをする。

「ガ、ガルル」

まだ多は、警戒心があるがし俺に近づいてきてくれた。

しづつ前に來て俺の手の屆くところまで來た。

だが、俺はまだ何もしない。

「クゥン」

は、警戒心を解いた。

「俺は、何もしないぞ。ほら、よしよし。」

俺は、魔の頭をでる。

「クゥンクゥン」

「その咥えているやつ見てもいいか?」

「ガウ!」

は、口に咥えているものを地面に置く。

俺は、それを手に取り確認する。

なんだ、これ?

瓶?

ん?瓶の中になにかってるぞ。

俺は、その瓶の中にっているものを確認する。

手紙?

その瓶の中には、手紙とおもわれる紙がっていた。

その手紙にはこう書かれていた。

この手紙を読んでいる人へ。

今私は、このダンジョンの100階層できの取れない狀態となっています。

どうか助けに來てもらえないでしょうか。

と、書かれていた。

100階層か。

まぁ、これ見たからには行かなくちゃな。

「なぁ、お前は、この手紙を書いた人の場所知ってるのか?」

「ガウ!」

「お!それじゃ案してもらえるか?」

「ガウ!!」

は、返事をすると俺を導するように前に出て走る。

結構速いな。

俺でも結構急がないと追いつかないレベルだぞ。

ん!魔だ!

が走っているところに5くらいの魔が現れる。

「ガァァァ!!」

だがその魔は、一瞬にして狼のような魔の爪で切り裂かれ砂となった。

す、すげぇ。

そろそろ100階層だな。

そして、100階層にってちょっとしてから狼のような魔は止まった。

「ここら辺なのか?」

「ガウ!」

は、ゆっくりと歩き始める。

「ガウ!!」

が聲を上げたところを見るとそこには、瓦礫で塞がれていた。

「この奧にこの手紙を書いた人がいるのか?」

「ガウ!!」

そういうことならさっさと退けないとな。

俺は、闇魔法の1段階上の魔法、黒魔法を使って瓦礫を消す。

「ガウウ!!」

「近いのか?」

「ガウ!!」

スキル 気配察知

お!俺たちの他に1つちょっと離れたところにあるな!

「よし!急ぐか!」

「ガウ!!」

俺は、急いで瓦礫を消していく。

そして完全に瓦礫が消えるとそこには、扉のようなものがあった。

「この部屋にいるのか。」

「ガウ!」

俺は、早速その扉を開ける。

そこにはーーーー

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