《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》23話 ワイバーン
ボス部屋の中にいたのは
「グォォォォォォォ!!」
竜だった。
「うわっ!すっげ!俺、初めて竜を見たよ!かっけぇ!!」
俺は、初めて見た竜にを隠せずにいた。
「この竜は、ワイバーンね!下級竜ではあるけど油斷しちゃダメよ。」
「ああ、分かってるよ!」
俺は、そう言って先制攻撃に出る。
まずは、剣で戦ってみる。
だが、俺の剣はあっさりと弾かれてしまった。
「こいつ!ワイバーンのに傷一つはいるどころか俺の剣に傷がったよ!?」
「竜は、い鱗で覆われてるからそれ相応の武を使わないと攻撃を與えられないわよ!」
まじかよ。俺が持ってる武っていえばこれだけなんだけど。
・・・いや、待てよ。
あるじゃなか!いいスキルが!
スキル 武創造
俺の思い描くのはどんなものにでも攻撃を與えられる刀。
俺がそう思うと俺の前に淡いがあらわれそれが消えるととても刃が鋭くとても綺麗な刀が現れた。
スキル 鑑定Lv10
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刀神ヘルメス
この刀で切斷できないものは無い。
神力を纏っている。
傷もつかないし壊れることもない。
あれ?これって神とか言うやつじゃない?
だってこれ、神力を纏ってるって書いてあるもん。
と、その前にあのワイバーンをどうにかしないとな。
今の間は、ユイが耐えてくれていたらしいな。
「ユイ、お疲れ様。」
「あ!やっと終わったの?結構大変だったんだけど?」
「そうか?なんか全然余裕そうだけど?」
「いいから、早く倒すわよ!」
「分かったよ!よし!行くか!」
俺は、またワイバーンに近づく。
ユイは、俺が近づく間に何発か攻撃を與える。
「おりゃあ!」
俺は、刀神ヘルメスの刃で竜の腕を切斷する。
今さっきとは違ってあっさり切れたな。
「ギャァァァァァァ」
ワイバーンは、腕を切られた痛みに耐えるかのようにぶ。
そしてワイバーンは、怒り狂ったようで俺に突進してくる。
「竜斗!飛んで!」
俺は、ユイの指示を頭で理解するより先にがユイの指示通りいた。
そして俺が飛ぶと同時にワイバーンに魔法が當たる。
魔法が當たってワイバーンが怯んでるところを俺はワイバーンの首に切りかかる。
そしてこれまた簡単にワイバーンの首が切れた。
ワイバーンは、聲ひとつ出すことなく砂となって消えていった。
「ふぅ、倒したな。」
「そうね。」
俺は、周りを見渡す。
「お!あそこに寶箱があるぞ!」
俺は、寶箱のある方に駆けていく。
ユイも俺について來ているようだ。
「前よりデカイな。」
前のボス戦、ホワイトウルフを倒した時より大きな寶箱だった。
「何がってるんだろ?」
俺は、寶箱を開けてみる。
その中には
「ん?々ってるけど……これはこんなところにれて大丈夫なのか!?」
俺は、それを手に取ってみる。
それは、とても綺麗な赤で重量のあるだ。
「生をここに置くって大丈夫なのか?これ、食えるのかな?」
「竜斗それ!ワイバーンのおじゃない!すごい!!」
「味いのか?」
「もちろんよ!ダンジョンで落ちるのはとってもレアなのよ!」
「でも、この寶箱の中にってたんだぞ?食えるのか?」
「大丈夫よ。そのおは、腐ったりしないように魔法がかかってるの。だから安心して食べられるのよ。」
「へぇ、じゃあここで食べるか?」
「いいけどでもどうやって?」
俺は、アイテムボックスからテーブルと椅子を取り出す。
「ねぇ、竜斗。あなたせっかくのアイテムボックスにこんなものれてるの?」
「まぁね。正直必要ないかもとか思ったけどほら、こういうところで役立つから。」
「まぁ竜斗がそれでいいんならいいけど。」
「それよりも考えてみたらここってボス部屋だろ?魔とか湧かないのか?」
「その點は大丈夫よ。ボス部屋は、ボスを倒してからはその倒した本人がこの部屋を出ないと魔が発生しないようになってるの。」
「へぇ、便利だな。よし!それじゃあ調理するか!と言ってもただ焼いて塩コショウをかけるだけだけどね。あ、俺、まだ魔法の制できないからユイ頼めるか?」
「ったく、仕方ないわね。はい。」
ユイは、自分の手のひらから小さな炎を出してを焼く。
「もういいかしらね。」
「ああ、そうだな。それじゃあユイは、椅子に座って待っていてくれ。」
「分かったわ。」
俺は、この大きさじゃ2人では食べきれないと思ったので半分に切った。
そしてその半分は、アイテムボックスに。もう半分は、俺たちが食べるように切った。
そして切ったおをユイの前に出す。
「はい、どうぞ。」
「わぁ!味しそう!さぁ、竜斗も一緒に食べよ!」
「ああ、分かってるよ。それじゃあいただきます。」
「いただきます。」
さて、1口。
「っ!!う、味い!!すっげぇ!!なんだこれ!?めちゃくちゃ味いじゃん!ただ塩コショウかけただけなのに!」
「本當に味しい!私、こんな味しい食べたの生まれて初めて!!」
俺たちは、ワイバーンのにしながらそれを食べ盡くした。
「はぁ、味かった。」
「本當にね。最高だったわ。」
俺たちは、ワイバーンのを食べたあとゆっくりとしていた。
あ、それよりも俺が創ったこの刀。刀神ヘルメスだったな。
「ねぇ、竜斗。その剣、普通のとは違うけどどんなものなの?」
「ああ、これは刀って言ってな前の俺たちの國で使われていた剣みたいなものだ。」
「でもなんかその刀?からただならぬオーラみたいなものをじるんだけど?」
「ああ、どうにもこれ神っぽいんだよな。」
「神!?それ、本當!?」
「ああ、名前も刀神ヘルメスって言うんだ。」
「そ、それって神話に出てくるあの刀神ヘルメス?」
「その神話が何かわからないがまぁとにかく刀神ヘルメスだ。」
「すごい!そんなものどこで手にれたの!?」
「いや、これ手にれたんじゃなくて創ったんだ。」
「は!?つ、創ったの!?神を!?」
「ああ、俺のスキルに武創造ってのがあるからな。」
「な、何よそのすごそうなスキルは。」
ユイは、なんかもう疲れ果てたじだった。
「ははは、まぁいいじゃないか。それよりも下にって言いたいところだがゆっくりし過ぎたな。そろそろ帰るか。」
「あ、ちょっと待って!今ここで転移したらまたここに來た時にボスの魔と戦わないといけなくなっちゃうから下に降りて転移しよ!」
「ああ、そうだな、分かった。じゃあ降りるか。」
俺は、出していたテーブルと椅子をアイテムボックスに閉まってユイと一緒に101階層に降りた。
「それじゃあ帰るぞ。」
「うん!」
スキル 転移
俺たちは、集合場所まで転移した。
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