《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》閑話 する王

シェレールside

私は今、斉藤様の1件が終わった後、柊さんの隣を歩き食堂へと向かっているところです。

正直柊さんの顔を直視できません。

柊さんの顔を見れば見るほどの奧にある何かがこうグッと押し上げてくるようです。

「シェレールさん大丈夫?ずっと下向いてるけど。」

そう言って私の顔を覗きこんでくる柊さん。

ち、近い!

「だ、大丈夫です。し考え事をしていまして。」

「そう?でも顔がし赤いよ?」

「~っ!」

も、もうダメ!

こんな気持ちになったの私、初めてだから対処法なんて全くわからなりません!

「ちょっといいかな?」

と、言って私のおでこを柊さんの手でる。

「ちょっと熱いかな?」

「だ、大丈夫です!私なら大丈夫ですから!」

はぅ、熱くなるのは當然じゃないですか!こんなにも柊さんが近くにいるんですから!

「は、早く食堂へ行きましょ!みんな待ってるかもしれませんから!」

私はそう言って足速に食堂へと向かいます。

「え?あ、ちょっと待ってよ!」

その後ろを柊さんがついてきます。

それから私たちは、食堂についた。

「まだ誰もいないね。」

「は、はい、そうですね。」

食堂にはまだ誰の姿もありません。

「ちょっと早く來すぎたね。」

「は、はい、すいません。私が走ったせいで早く來すぎてしまいました。」

「別にいいよ。遅いより早い方がいいからね。まぁ、座って話でもすればいいよね。」

「は、はい!そうですね。」

私は、柊さんの座った隣に座ります。

………待ってください!

隣ということは!

私は、柊さんのほうに目をちらっと向けます。

やっぱり!とっても近いです!

「ねぇ、シェレールさん?」

「ひゃ、ひゃい!」

あ!噛んじゃった。

「大丈夫?今さっきから調子が悪そうだけど?」

「だ、大丈夫です。」

はぅ、この時間いつまで続くんでしょうか?

長くじるようで短くもじます。

「あ!竜斗とシェレールさん、ここにいた!」

「あ~!二人っきりだ!」

と、そこに白井さんとユイさんが來ました。

ホッとしたような、それでいてし殘念なようなじです。

「お!2人とも來たか、速いな。」

「龍斗たちの方が早いじゃない。」

「まぁ、そうだな。」

二人とも私たちの方に來て柊さんの空いてる隣に白井さん、柊さんの向かいにユイさんが座った。

「どうして二人が一緒にいるの?」

ユイさんは座ってからさっそくそう尋ねる。

「ああ、いつも訓練………」

「ああっ!ええっと、ちょうどそこで會ったので!」

この2人に知られたら絶対今後のお茶の時に2人も來るからそれだけは避けておきたいです。せっかく柊さんと二人きりになれる時間なのに邪魔なんかされてたまりません!

「ふ~ん、そうなんだ。」

ふぅ、何とか誤魔化せたようです。

それから數分この4人で話していると何人かの勇者様たちが食堂にってきました。

それからぞろぞろと勇者の皆様がって來てあっという間に全員揃いました。………いえ、斉藤様はまだ來られていないようですね。

「………大丈夫ですかね?斉藤様、まだ來られていないようですが。」

「ああ、そうだな。ちょっと軽く叩いただけなんだけどな。」

と、私たちは小さな聲で話します。

「おーい!だれか、斉藤知らないかぁ?」

と、勇者様たちの1人がそう尋ねます。

みんな顔を見あわせ分からないという表を浮かべています。

「ちょっと俺、探してくるわ!」

「あ、なら私も!」

と、続々と勇者様たちは斉藤様を探しに食堂を出る。

「私たちはどうする?」

「別にいいだろ。あんなに行けば十分だ。」

「そうね。それじゃ私たちは先にご飯食べる?」

「うぷっ!いや、まだいいだろ。」

あ!今、柊さんお腹いっぱいという表をしました!

「あ、みんながお腹すいてるんなら食べようぜ。」

「私はまだいいよ。」

「私も。」

「私もまだ大丈夫です。」

みんなまだお腹がすいていないようなのでご飯を食べるのはあとにします。

「柊さん今、しホッとした表を浮かべていましたよ。」

「そ、そんなことないよ。」

「だから、食べないでいいって言ったのに。」

「もったいないだろ。あんなに味しいんだから。」

そう言ってもらえるのはとても嬉しいんですがやはり柊さんにはお菓子ではなくちゃんと栄養のあるご飯をいっぱい食べてほしいです。

これからは多く作りすぎないようにしませんと。

それから數十分後。

ようやく勇者の皆様が斉藤様を見つけたようで食堂へと戻ってきました。

斉藤様はその時にはもう目が覚めていて食堂にるとき私たちを睨みつけました。

「大丈夫、俺が守ってやるから。」

柊さんは、私のことを気にして下さりそんな言葉を言ってくれました。

「あ、ありがとうございます。」

私は、まともに柊さんの顔が見られないので俯いて小聲でお禮を言いました。

このごろ柊さんの顔を見るだけでし顔が熱くなってきます。それでいてほかのの子と話しているのを見るとし心が痛みます。柊さんともっとお話をしたい。柊さんをほかの人に取られたくない。柊さんとずっと一緒にいたい。

こんなを私はなんというか知っています。

そう、このはーーーなんだとういことを。

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