《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》36話 計畫
俺が訓練に再び參加し始めてから1週間。
この1週間で白井は、だいぶ長しただろう。
後はレベルを上げたいところだな。
まぁそれは、後で。
俺は、一つ気になってることがあった。
「なぁ、なんで訓練の時間なのにあいつら來ないんだ?」
そう、俺が來はじめてからずっと自主練の時間にクラスの奴らが來たことは無い。
「みんな自主練になってから最初の1度だけ來てそれからは全く來なくなったよ。」
白井は、そう応えた。
まぁ、予想通りのサボりだな。
この世界じゃ1番必要なのは戦う力だっていうのに、それを怠ったらあいつらもうこの世界じゃ生きていけないんじゃないか?
まぁ、別に俺はそれでも困らないけど。
「まっ、今の方が気楽だからいいか。」
「そうだね。こっちの方が私もいっぱい練習できるもの!」
ははっ、白井も結構やる気のようだな。
それから數時間後、俺たちは訓練を終え今は夕食を食べていた。
そして夕食を食べている最中に兵士の人が慌ただしく食堂へとってきた。
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「た、大変です!魔の大群がこの王都に向かって進行中です!數はなく見積っても1萬は超えるかと!」
「な、なんだって!?1萬の魔だと!?」
王様は、確認するようにそう言った。
「はい!明日のの午後にはここに辿り著いてしまうと思われます!それと、1萬の魔の中にSS級が10、S級が100ほど存在していたのを確認しています!」
「……そ、……そんな。……SS級など、一で1つの國が滅びてしまうほどの魔が10だと。」
王様は、絶したような顔で唸るようにそう言った。
「大丈夫です!王様!この國には私たち勇者がいます!私たちがこの國を守ってみせましょう!」
斉藤は、席を立ち王様にそう言った。
「……それはダメだ。勇者のみんなはこの世界の最後の希だ。それをもしここで失ってしまったら………」
「大丈夫ですよ!僕たちがこの世界に來てからもう半年くらい経ってますしだいぶ訓練もして強くなりましたからね!」
斉藤はそう自信満々に言う。
だが、こいつらは全員でやってもSS級の魔を倒せるかどうかだ。
まずこいつらがなんの作戦もなしで突っ込めばまず間違いなく全滅は免れないな。
でも、斉藤の様子を見るからになんの作戦もないのだろう。
多分こいつは、ちょうど暇つぶしができる程度で考えているんだろうな。このごろダンジョンにも行ってないし。
「斉藤殿、そう言って貰えるのは本當にありがたいがみんなにはまだ力をつけてもらわねば困るのだ。だから今回は引いてくれ。」
「いえいえ!王様は、私たちがどれくらい強くなったのがわからないのでそう言ってますけど僕たちはもう十分に戦えます!だから、この國のために僕たちの力を使わせてください!」
斉藤はそう言って頭を下げた。
クラスの奴らは、それを見てみんなも賛同して王様に訴えた。
「………分かった。だが、危なくなったら絶対に戻れ。兵士共も勇者を最優先にして返すように!」
「はっ!」
王様は、クラスのヤツらの勢いに負けてとうとう折れてしまった。
あーあ、こりゃ終わったなぁ。
俺は、心の中でそう思った。
「ねぇ、竜斗。こいつらで1萬の魔を倒せると思う?」
「無理だな。まずこいつらじゃせいぜいSS級の魔を一倒せるかどうかだ。」
「やっぱり?私もそう思っまたのよね。で、竜斗も行くの?」
「う〜ん、まぁ一応この王都には半年もお世話になってるからな。」
「そうね、私も頑張らなくちゃ!」
「ユイも來るのか?危ないぞ?」
「ユイさんだけじゃありませんよ。私たちも一緒に行きますよ。」
「そうよ、柊君。私たちもいるんだからね!」
「竜斗、心配する必要ないわよ。今の私たちならSS級くらい簡単に倒せるもの。」
「まぁ、そうだな。一応俺と一緒に行するか。」
「ええ、そうね。そっちの方が私もやりやすいし。あ、でも竜斗ってその力隠してるんじゃないの?」
「もういいかなって思ってきた。だって今の狀態なら王都の騎士が束になって襲ってきても別に対処のしようがあるしな。それにそろそろクラスのヤツらといるのが嫌になってきたからな。」
「え?じゃあこの騒に応じてどこかへ行くの?」
「ああ、そのつもりだ。」
「それじゃ私も行く!」
「私もついて行きます!」
「私も行くよ!」
「え!?なんで?」
「い、いや、ほら、あの、ね!いいから!一緒に行くの!」
「ま、まぁ、別にいいけどシェレールさんは、王だからダメでしょ?」
「別に大丈夫ですよ。この騒で死亡したことにすればいいのですから。」
「そ、そうか。まぁなんでもいいや。俺もみんなと居たいからな。」
「それでは皆さん明日は旅に出る準備をしていてくださいね。あ、もちろんアイテムボックスでお願いしますね。そういえばユイさんはアイテムボックスはありますか?」
「ええ、もちろんあるわよ!」
「あ、でも柊君、魔たちはどうするの?」
「ん〜、まぁ倒しておくか。俺が発系の魔法を放つからその時にこの王都を出ればいいし。」
「そうだね。」
「あ、一応ココやルルにも伝えるか。あいつらも來たいと言えばついてきてもらえばいいし。」
「ええ、そうね。あ、ルルには私から言っておくわ。」
「ありがとう、それじゃ準備ちゃんとしとけよ。忘れはないように。」
「ええ、分かってるわ。」
「はい、もちろん。」
「うん、大丈夫!」
俺たちは、食事をおわらせたと同時にこの話も終わらせた。
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