《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》38話 村

「なぁ、ここから1番近い街ってどこなんだ?」

「確か、ここから東に10キロほど離れたところに小さな村があったはずです。」

「村か。なら今日は、そこで一泊させてもらおうか。」

「はい、そうですね。」

俺たちは、その村に向かって歩き出した。

ここはもうもんの外だからな。いつ魔が襲ってきてもおかしくないからちゃんと注意しておこう。それと盜賊にもな。

もう隨時敵知を使っておくか。

それから俺は、20分程度歩いたところで敵艦地に反応があった。

この反応は魔だな。數は五か。

「みんな、この先に五の魔がいる。気をつけるようにしていてくれ。」

俺がそう言うとみんな返事を返した。

右の木の影に三隠れていて左の木の影に二隠れているか。

まぁ、左右から襲撃するという作戦を立てられるほどには頭を使えるのだろう。だが、魔の反応が弱い。こんなに弱いとどんな作戦を立てようと俺らに勝つことは出來ないな。多分この反応はゴブリンだろうな。

俺は、萬が一がないようにみんなの周りに結界を張りゴブリンの襲撃に備えた。

俺たちが木のそばに行くと予想通りゴブリンが襲ってきた。

だが、ゴブリンの攻撃は俺が作った結界に阻まれ俺たちに當たることは無かった。

「ガウッ!」

「お?なんだ?ペケ、お前が倒したいのか?」

「ガウッ!」

「分かった、なら行ってこい!」

ペケは結界の外に出り魔を爪と牙で倒していく。

フェンリルだからやはり強いな。もう、終わったぞ。

「ガウッ!」

「よしよし、よくやった!」

「ねぇ、ペケは私の従魔なんだけど?」

「ん?」

「ガウッ?」

「何よ!その、え?なんのことって言いたそうな顔は!?それにペケまで!?」

「悪い、悪い。冗談だよ。」

「ガウッ、ガウッ!」

「竜斗とペケのバカ!」

俺たちは、そんなやり取りをしながら村に向かって再び歩き出した。

出発してから3時間後。

俺たちは、し休憩をれたりまものとせんとうしながらもちゃんと村につくことが出來た。

あ、村にる前にやっておかないといけないことがあるな。

スキル 完全創造

「シェレールさん、今作ったスキルコピーするよ。」

「え?どんなスキルですか?」

「認識変換って言って、許可した者以外の認識を変えることが出來るってスキルだ。シェレールさん、その姿だとお姫様ってことわかってしまう人もいるからね。」

「あ、そうでした。ありがとうございます、柊さん。」

「それじゃ、早速試してみて。あ、最初は、俺のことは許可しなくていいよ。そっちの方が確かめられるからね。」

「はい、分かりました。それでは使いますね。」

シェレールさんがそう言うとシェレールさんの姿がどんどん変わっていった。

「これなら誰もシェレールさんってこと分からないだろう。」

「それでは、柊さんも許可しますね。」

シェレールさんがそう言うと再び前の姿に戻った。

「よし、それじゃ早速村にろうか。」

俺たちは、村にる時し検査をけてはいることが出來た。

すっごい緩い検査だったから何とかシェレールさんの正がバレずに済んだ。

分証とか一切出さずにただの持ち検査とここに來た目的を聞かれただけだった。

この村の警備、そんなんで大丈夫なんだろうか。

ま、まずは今日泊まる宿を見つけないとな。

俺たちは、し歩いたところで良さそうな宿を見つけそこにった。

「いらっしゃいませ!お客様は、6人と3匹でございますね。お泊まりですか?お食事ですか?」

と、この宿の將が尋ねてきた。

「1泊お願いします。あ、それとこの従魔たちも一緒でいいんですか?」

「はい、構いませんよ。1泊ですね。この人數ですと銀貨2枚になります。」

「分かりました。はい。」

「はい、確かにけ取りました。それでは、ご案致します。」

俺たちは、將に連れられ部屋についた。

もちろん部屋は、別れている。

俺、1人で人部屋を使うのは悪いから俺は、ペケやソラ、ミーシャと一緒に部屋を使うことになった。

俺は、部屋でゆっくりしているとみんなが俺の部屋まで來た。

「どうしたんだ、みんな?」

「ねぇ竜斗、この村の冒険者ギルドに行かない?私たちこれからは自分たちの手でお金を集めなくちゃいけないから依頼をしなくちゃいけないのよ。」

「ああ、そうだったな。まだお金が余分にあるから忘れてたよ。」

「こういうことはお金がなくなる前にちゃんとやっておかないといけないよ、柊君。」

「悪い、今度からは気をつけるな。」

「それでは行きましょう。私はまだ冒険者ギルドに登録していないのでついでに登録しておきますね。」

「分かった、ならシェレールさん、それにココやルルの冒険者登録をして早速依頼をするか。」

俺たちは、宿を出て冒険者ギルドへ向かった。

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