俺たちは、村で1泊を終え次に行くところを決めていた。

「この近くの街ですと……あ、西の方の20キロ先にギストという街がありますね。」

「20キロか。そこまで歩くのはさすがにキツいか。何か乗りかしいな。」

「そうね、さすがに20キロ歩くのは大変ね。」

「なら、馬車でも使うの？」

「う〜ん、そうだな。でもいちいち馬車にお金を使うのはもったいないな。うん、俺の完全創造で作るか。」

俺たちの次の目的は、ギストという街に行くことに決まりその街に行くために乗りを作ることになった。

なので俺たちは、村の外に出てし遠くのところまで歩き乗りを作る。

まぁ、作ると言ってもどんなものか考えるだけなんだけどな。

さて、どんなものを作るか。

この人數をれるとなると結構大きい方がいいだろう。

あと乗り心地は、最高のものにしたいな。

それだと馬車は、やめておこう。

うん、前の世界にあった自車でいいかな。

あ、でも周りから見られたら絶対目立つな。それなら明にする機能も付けたいな。

それともしかしたら魔には匂いでバレて襲ってくるかもしれないから攻撃する機能も付けよう。

うん、これくらいでいいかな。

スキル 完全創造

俺が想像した通りの自車が現れた。

「な、なんですか、これ！？」

「柊君、これってまさか！？」

みんな、自車を見て驚いているようだ。

「そう、これは俺たちの前の世界にあった乗り、自車だ！」

「じ、自車？なによ、それ？」

「なによって、乗りだよ。でも、自でいてくれる乗りだけどね。」

「え？じゃあ、これって別に運転しなくてもいいの？」

「ああ、これには自でくようにしてあるからな。」

「でもこれ、私が知っている自車じゃないような？」

「まぁ、いろいろ変えているからな。まぁ、まずはろうぜ。」

俺たちは、自車の中にった。

「うわぁ！すごい！高級車みたいに椅子が繋がっている！」

「そっちの方がいいかと思ってな。」

白井以外は、この自車の中にってまだ一言も言葉を発していない。

それほど驚いているようだ。

まぁ、異世界だもんな。當たり前か。

「さ、みんな座って。出発するよ。」

俺がそう言うとみんなあたふたしながらも座ってくれた。

さてと、それじゃ目的地を登録するか。

目的地を設定するにはこの自車に付いている板にれて目的地の名前を言えばいいだけだ。だが、この板は俺の手だけ反応するからほかの人がやっても出來ないのだ。

「目的地、ギストの街」

ーーー目的地登録確認。移時間は20分、到著時間は11時40分予定です。それでは出発します。

そういうアナウンスがこの自車全に聞こえゆっくりと走り始めた。

「あ、走り始めたね。」

「ほ、本當に自でくのね。」

「す、すごいです。」

みんな、それぞれの想を述べてくれる。

それにしても20分か。暇だな。

ま、話でもしてゆっくりとするか。

20分後。

ーーー到著致しました。ただいまの時間11時40分。予定通りです。

「みんな、著いたみたいだな。」

俺たちは、自車から下りた。

ちゃんと街の目の前じゃなくまぁまぁ離れたところに到著してくれている。

助かるな。さすがに何も無いところから人が現れたら絶対目立つもんな。

「すごい早いですね、この乗り。」

「ええ、あの村からこの街まで馬車でも1時間くらいかかるのに。それをたったの20分って。さすがは異國の乗りってところね。」

「さ、早く街にろうぜ。もうみんな冒険者ガードを作ってるから簡単にれるだろ？」

「そうですね。早くって宿を見つけないといけませんからね。」

俺たちは、門の検査を済ませて街にった。

その際、門番の人から従魔も泊まれるいい宿を教えてもらいその宿まで向かった。

「いらっしゃいませ、お客様は、6人と３匹でございますね。」

「1泊お願いします。」

「お客様の人數ですと銀貨1枚ですね。」

「分かりました。」

俺は、そう言ってシェレールさんから預かった宿代のお金を出し銀貨1枚を取って將に渡した。

前よりも銀貨1枚安いな。よかった。

「それではお部屋に案しますね。」

そう言って俺たちは、部屋へと案された。もちろん今日も俺は、ペケたちと一緒だ。

俺たちは、各自部屋に荷を置いて宿のホールに集合してから冒険者ギルドへ向かった。

今日もちゃんと依頼をこなしてお金を貰わないとね！

俺たちは、張り切って冒険者ギルドへ行った。