《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》46話 仲間
俺は、リルと一緒に宿まで歩いた。
宿に著くと部屋まで行きそこでし休息を取りながら話していた。
「なぁ、リルってやっぱりエルフの街とか村から來たのか?」
「はいです。私は村からここまで連れてこられましたです。」
「そうか、酷い目にあったんだな。」
俺がそう言うとリルは、し顔を暗くさせた。
「あ!悪い。ちょっと今のは無責任だったな。」
「大丈夫です。今は、柊お兄ちゃんたちがいますのでとても嬉しいです。」
リルは、笑顔でそう言ってくれた。
「シェレールお姉ちゃんから聞いたですけど柊お兄ちゃんと白井お姉ちゃんって異世界から來た勇者です?」
「あ、ああ、そうだな。いや、そうだったな。俺は、別にもう魔王とかどうでも良くなったからな。今は、みんなさえ居ればそれで良くなった。」
俺がそう言うとリルの顔が俯いた。
子供にとって勇者って世界を救うヒーローというイメージがあるのだろう。だけどそんなイメージを壊されて俺に失しているのだろうか。
だけど、俺は今の言葉を否定しようとは全く思わない。だってあんな奴らと一緒にされるのは嫌だしみんなさえいればいいと言う意見も噓じゃないからな。
「……か、…かっこいいです!」
「え!?」
え?今、かっこいいって言った?なんで?
「ど、どうして俺なんかがかっこいいんだ?」
「だって、柊お兄ちゃんはみんなさえいればいいって言ったです。私、そういうことを言う人こそ勇者様って思うです。世界を救うみたいなこと絶対に出來ないです。世界を救うってことはこの世界に住んでいる人たちを全員助けるという意味です。そんなこと出來るわけがないです。だって、魔がいなくなれば絶対次は人の爭いごとが起こるです。それなら全員じゃなくて自分の大事な人と居る方が絶対にいいです!そしてその人たちを守れる力を持っている人こそ本の勇者様です!」
リルは、俺に語りかけるようにそう言った。
「ははっ、そんなこと言われたの初めてだな。俺の中では世界を救う=勇者ってイメージがあったけど今のリルのおかげで俺も勇者に対するイメージが変わったよ。」
俺は、どこかでし本當にしだが後悔していたのかもしれない。わざわざこっちまで召喚されたのに何もしないでみんなと楽しく暮らすっていう後ろめたさがあったからな。
だけど今のリルの言葉でそんなものは一切亡くなった気がする。
「ありがとう、リル。なんか、気持ちが楽になったみたいだよ。」
「ふぇ?そ、そうです?それなら良かったです。」
「リルは、俺の心を救ってくれた勇者様だな!」
「へぇ!?わ、私がゆ、勇者様ですか!?」
「ああ、俺の勇者様だな。」
リルは、し照れくさそうに笑っている。
「リル、絶対にお前の村まで安全に送り屆けるからな。だから、それまで俺たちと一緒に度をしないか?」
俺は、そうリルに問いかけてみた。
一緒に旅をする人が増えれば絶対に今より楽しくなる。そうすればリルの奴隷時代の嫌な記憶もしはなくなるかもしれない。
「絶対に危険な目に合わせないから。だから俺たちと一緒に來てくれないか?」
「め、迷でないのなら私からお願いしたいところです!だから私も度を一緒にお供させてくださいです!」
「ああ、一緒に旅をしよう!」
リルが俺たちの旅の仲間に加わった。
それから數時間後、みんなが帰ってきて俺は、シェレールさんたちにリルが仲間に加わったと話したらみんなとても喜んで歓迎してくれた。
リルもそれを見てホッとしていた。
「リル、これからの旅、楽しいものにしような!」
「はいです!」
リルの顔を見るととても楽しみ、みたいな子供の無邪気な顔で笑っていた。
また1つ守るものができたな。
でも、それは全然嫌なものじゃない。むしろすごい嬉しい。
だからこそ俺は、自分の力をしっかりとコントロールしないとな。
もう、大事な人たちが嫌な目に會っているのを見たくないからな。
俺は、その思いをに刻み込んだ。
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