《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》51話 休暇

俺は今、白井とリルと一緒に出掛けている。

何故かと言うとシェレールさんとユイとココとルルで討伐依頼をしてくるそうだ。あとペケたちもそっちに同行している。

もちろん俺も行くと言ったがたまには休んでいいと言われ白井はその見張りらしい。

休みなのに見張りがいるとは。

「それでどこか行きたい場所でもあるか?」

俺は、白井とリルにそう尋ねる。

「柊お兄ちゃん、私お花が咲いているところに行きたいです!」

「花が咲いているとこ?…俺あまりここら辺の地理に詳しくないからな。」

「それならこの前私たちが行ったところでいいんじゃない?」

「ああ、そう言えば俺とシェレールさん以外はみんなで薬草探しに行っていたんだよな。」

「うん、その時にお花がいっぱい咲いてる場所があっんだ。」

「ならそこに行くか。」

俺たちは、白井の言うその場所まで歩いて行った。

そこまで行くのに街から30分程度ほどかかった。

その場所はまるで天國かと思うようなそれほど綺麗な場所だった。まさにお花畑だ。

「リル疲れてないか?」

「大丈夫です!」

リルは、元気そうに笑顔でそう言う。

「それじゃ、リル、遊んできていいぞ。」

「わぁーい!白井お姉ちゃん行くです!」

「うん、柊君はどうする?」

「俺は、ここで見てるだけでいいよ。」

「そう?分かった、それじゃ行こっかリルちゃん!」

2人は、走ってお花畑まで行った。

2人ともとっても楽しそうだな。

「転けないように気をつけろよー。」

「「はーい(です)!」」

2人は、お花畑に行き々な花を見たりそれを取って王冠みたいにしたりしている。

ここで俺は、1つ気になっていたことについて調べることにした。

【大罪スキル】

憤怒イラ

この大罪スキルって多分七つの大罪から來てるよな。

確か七つの大罪は、傲慢、憤怒、嫉妬、強、怠惰、暴食、の七つだったよな。

ということはこのスキルは、あと六つあるってことか。

それともこの大罪スキルってそんなに珍しいものじゃなく多くの人が持っていたりするのか?

俺だけじゃ答えが出ないな。

こういう時に異世界用のナビ見たいのがしいな。

あ、そうか。作ればいいのか。

スキル 完全創造

作るのはこの世界の理を知っている全知全能のサポーター。

オリジナルスキル ナビゲーターを取得。

俺は、ナビゲーターを隨時発に設定する。

「あー、聞こえるか?」

(はい、聞こえますよマスター。)

よし、これでOKだな。

(マスター、私はマスターの中にいますの私に聲をかける時は聲に出さなくてもよろしいですよ。)

ああ、そうなのか。分かった。

それで早速質問なのだが大罪スキルって多くの人が持っているのか?

(いえ、そんなことはありません。大罪スキルとはマスターの予想通り七つの大罪をから來ています。なので大罪スキルも七つだけ存在します。ですが、大罪スキルは今のところ所持されているのはマスターの憤怒イラ、それと怠惰アワリティアだけなのです。)

そうなのか。じゃあ殘りの五つはどうなっているんだ?

(その大罪にふさわしい人が現れるまで眠っています。)

うん、だいたい分かったよ。ありがとう。

(いえ、マスターがむのであればいつでもお呼びください。)

あ、それじゃ最後に一ついいか?

(はい、なんでしょう。)

俺の大罪スキル、憤怒はコントロール出來るのか?

(はい、可能ですよ。)

どうやったら出來るんだ?

(簡単です。をコントロールすればいいのです。)

をコントロールってそんなに簡単にできないだろ?

(はい、普通の人ならをコントロールするには數十年くらいかかるでしょう。ですが、マスターなら簡単にできますよ。)

そうなのか?

(マスターが所持している完全創造を使用してをコントロールすることが出來るスキルを作るのです。)

ああ、そういうことか。

まぁ、それなら簡単だな。

スキル 完全創造

作るのは喜怒哀楽をコントロール出來るスキル。

(スキル作を獲得しました。)

おお、そんなことも言ってくれるのか。

(マスターがむのであれば続けます。)

ああ、そうしてくれ。

(分かりました。)

それじゃ、早速試すかな。

と、思ったがリルと白井が俺の方まで走ってきている。

「柊お兄ちゃん!」

「ん?どうした?」

「これ!柊お兄ちゃんにプレゼントです!」

そう言って出したのは花の冠。

「おお!ありがとうな。上手に出來てるな。」

「えへへ、頑張って白井お姉ちゃんと作ったです!」

「そうか、ありがとう。白井もありがとう。」

「大事にしてね!」

「ああ、もちろんだ。」

リルは、その冠を俺の頭に乗せる。

「似合ってるか?」

「とっても似合ってますです!」

「うん、可いよ。」

自分から降っていてなんだが、さすがにそんなに褒められるとて照れてしまう。

「あ、柊お兄ちゃん顔が赤くなってるです。」

「そうだね。赤いね。」

「〜〜!あまり俺をからかうなっ!」

「あはは、柊お兄ちゃん怒ったです!」

「ふふっ、逃げろ〜。」

「あ、おいこら待て〜!」

ま、スキルを試すのはいつでも出來るか。

今は、せっかくみんなが作ってくれた休みだ。

思う存分満喫しなくちゃな。

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