《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》52話 次の街へ

今俺たちは、次の街に向けて出発の準備を始めている。

この街には1週間ほど居たからな。

もう十分に満喫した。

みんなももう満足したらしい。

「これでよしっと。」

俺は、準備を終え部屋を出る。

あ、そう言えばまだ作を試してなかったな。

まぁ、時間はいくらでもあるしやれるとやればいいか。

俺は、集合場所のホールに著く。

「まだみんな來ていないな。」

じゃあその間にどこに行くか決めておくか。

ナビ、ここからなるべく大きい街ってどこにあるか分かるか?あ、それと俺たちがいても大丈夫そうな街。

(それでしたらここから南方に30キロほど行かれた所にガルード王國という國があります。その國に行かれてはどうですか?)

王國か。でも大丈夫なのか?俺、前のルーグ王國ですごい暴れたけど顔とかバレてないのか?

(バレてますがそこら辺はマスターの所持している認識変換でどうとでもなるでしょう。)

あ、そう言えばそうだったな。

それじゃ、ガルード王國に行くよ。あ、ガルード王國って何が有名なんだ?

(ガルード王國の付近に鉱山がありそこで大量の鉱石が取れるので武を取り扱っている店が多いということが有名ですね。なので、その國は冒険者たちが多く居るのです。)

へぇ、そうなのか。まぁ、武ならおれの完全創造でなんとかなるし今は、この刀神ヘルメスがあるからな。

(マスター、冒険者ギルドには今までになかったような高難易度の依頼があるのでそれを達するのもいいのでは?)

ああ、なるほどな。冒険者が多いから必然的に依頼も高難易度のものがその冒険者ギルドに行くわけか。

よし、それじゃその王國に行って多くの依頼を達するか。

俺がそう決めた時みんなが揃ってやってきた。

「すいません、遅れました。」

シェレールさんは、俺の方に駆け寄ってきて遅れたことに対しての謝罪をした。

「別にそんなに待ってないからいいよ。」

「それで竜斗、どこに行くか決めたの?」

「ああ、ガルード王國に行ってみようと思うんだ。みんなもそれでいいか?」

「柊君、大丈夫なの?王國ってことは私たちの報も伝わってるんじゃない?」

「ああ、たぶん伝わってるだろうな。でも大丈夫だよ。俺が前にシェレールさんのために作った認識変換のスキルを使えばな。」

「ああ、そういうことね。その認識変換ってスキルで私たち全員の認識を変えるってことよね?」

「ああ、そういうことだ。まぁ、そのかわり冒険者カードをまた作ってもらう必要けどな。」

俺たちが認識を変えても今持ってる冒険者カードを使ったらバレてしまうからな。

「確かガルード王國は、鉱山が沢山あるところでしたね。」

「ああ、そのおかげで武を取り扱っている店が多いから冒険者ギルドの依頼が今までのものより高難易度のものがあるらしいな。」

「ええ、そうですけど誰に教えてもらったのですか?」

「俺のスキルだよ。この前この世界の理すら知っている全知全能のスキルを作ったんだ。」

「そりゃまたすごいものを作ったわね。」

「まぁな。何かと便利だろ?」

「確かにそうだね。私たちこと世界についてあまり詳しくないもんね。」

「ああ、そうだな。っと、話しすぎたな。そろそろ行くけどみんなガルード王國でいいか?」

みんな頭を縦に振った。

「リル、次の街でも思いっきり遊ぼうな!」

「はいです!」

俺たちは、宿を出て街の外へ行き自車を出しガルード王國へ向かった。

「この乗り、本當にすごいです!」

リルは、またはしゃいでいる。今度潛水艦とかでも作ってさらに驚かしてみようかな。

リルの笑顔を見てると本當に癒されるからな。

「あ、そうだ。リルにずっと聞いてみたいことがあったんだけどエルフの村に俺ら人間が行っても大丈夫なのか?」

前に王城の図書館で見た本には種族によって大陸が分かれていると書かれていた。

そして人族とエルフは、仲が悪くもなく良くもないってところらしい。まぁ一部のところでは一緒に暮らしたりしているらしいが。

「う〜ん、多分大丈夫です!確か村に何人かだけど人間がいたです!」

「そうなのか。分かった。なら別に偽裝しなくても良さそうだな。」

なるべくなら俺も人のままの姿でリルの親に挨拶したいと思っていたから良かった。

それから數十分後。

「ん?あ!見えたです!」

俺たちは、リルのその聲に反応して窓の外を見る。

「おお!結構大きいな!」

「大きいです!はぅ〜、とっても楽しみです!」

リルは、目をキラキラさせて街を見ていた。

「それじゃ、ガルード王國でも思いっきり楽しむぞー!」

「「「おおー(です)!!」」」

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