《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》56話 共闘

「おっ、ようやく敵知に反応があったぞ。」

俺たちがこの蒸し暑い窟にってから20分ほど。

ようやく敵知に反応があった。

「ほう、さすがリュウ。敵知のスキルを持っているのか。」

「ああ、そうだ。お前はなんのスキルを持っているんだ?」

「僕は、……教えるより見せた方が早いね。『ステータス』」

   ギル

26歳

人間族

Lv390

HP32800

MP28600

攻撃力68300

力53000

俊敏86900

知力1820

【稱號】

剣闘士 努力家 Sランク冒険者 剣マスター

【魔法】

火魔法

【スキル】

強化Lv7 HP自回復Lv9 神速 捨ての一撃 アイテムボックスLv7

「へぇ、結構強いんだな。」

「あ、あれ?僕のステータスを見てもそんなに驚いてない?」

まぁ、仕方ないよな。

だって、俺のステータスがあんなにいかれてるんだから。

「よし、次はリュウの番だ!」

「は!?俺?嫌だよ。」

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「なんでだよ!?」

だってねぇ?

「ま、まぁまぁ。そろそろレッドドラゴンが見えてくる距離まで移したんですから切り替えてください。」

ギルは、シェレールさんがなんとか止めてくれた。

シェレールさんがいなかったら本當に面倒だったな。

ありがとう、シェレールさん。

「おっと、あれがレッドドラゴンか。今は、寢てるな。」

俺たちは、音を立てないようにして寢ているレッドドラゴンに近づく。

「よし、寢ている間に息のを止めるか。」

「え?戦わないの?」

「別に俺たちは、レッドドラゴンと戦いたいんじゃない。俺たちは、レッドドラゴンを討伐しに來たんだ。だから寢ている間に倒すのが1番手っ取り早い。」

俺は、そう言って刀神ヘルメスをアイテムボックスから取り出す。

「ちょっと待ってって!」

「ちょっ!聲が大きい。」

「寢ているやつを倒すとか僕は、そんな方法取りたくない!」

「おい、何言ってんだ。ってか聲を抑えろ。」

「グアァァァァァァァ!!!」

「「「っ!」」」

ちっ、起きちまったか。

「よし!これで戦える!」

「はぁ、お前、なんか律儀なやつだな。」

こいつ、悪気があるわけじゃないんだよな。だからこそ怒れないんだよな。

「柊さん、來ますよ!」

「ああ!分かってる。シェレールさんは、下がって俺たちの援護を!ギルは、俺と一緒にあいつのところに飛び込むぞ!」

「よし!任せろ!」

俺とギルは、こちらを睨んでいるレッドドラゴンの懐に飛び込んだ。

「グアァァァァァァ!!」

レッドドラゴンは、そんな俺たちに向けて炎を吐き出す。

「ギル、このまま進むぞ!」

「え?お、おう!分かった!」

俺とギルは、炎の中に飛び込んだ。

だって、別に傷つかないってわかってるから。

「シェレールさん!」

「はい!」

シェレールさんが俺たちに向けて炎耐のシールドをに纏わせてくれる。

「おお!全然熱くない!」

「だろ?シェレールさんは、俺たちの中じゃ1番援護がうまいんだ。」

「そりゃすごいな。と、僕たちもお返ししようじゃないか。」

「ああ、そうだな。」

俺とギルは、どちらも剣を持ちレッドドラゴンに向かって切りかかる。

俺は、軽く促しつつギルの方を見る。

「おりゃ!」

さすが稱號に剣マスターがつくだけあってすごい腕前だ。

多分剣だけならあいつの方が俺より上だろうな。

「おりゃぁ!」

ギルは、懇親の一撃をレッドドラゴンに放った。

「おお!やるな!」

俺は、つい口からそんな言葉が出た。

だが、まだ殺せてはないようだ。

「はぁはぁはぁ」

ギルは、もうだいぶ力を消耗しているらしい。

まぁ、あんだけき回れば當然か。

なんか、ギルには悪いけど最後は決めさせてもおう。

「おらっ!」

俺は、レッドドラゴンの首を切った。

「ふぅ。これで終わりだな。」

「はぁはぁ……疲れたぁ!」

「ははっ、お疲れ。結構すごかったぞ。」

「何言ってんだい?リュウの方がよっぽどすごいよ。だってリュウ全然本気じゃなかっただろ?」

「お、バレてたか。」

「それにこちらを観察もしていただろ?よく、レッドドラゴンと戦いながら他の人を観察できるね。」

「まぁ、鍛えたからな。」

俺たちがそう話しているとシェレールさんが駆けつけてくれた。

「お疲れ様でした。二人ともすごかったですよ。」

「ありがとう、シェレールさん。でも、今日の勝てたのはギルのおかげだな。」

「そ、そうかなぁ?へへっ」

ギルは、し照れたような表を浮かべている。

「それじゃ討伐をした証拠の部位をとってと。よし!それじゃそろそろ帰ろうか。」

俺たちは、窟を抜けていった。

「柊さん、戦う時ずっとギルさんを見ていたんですけどどうかしたんですか?」

ガルード王國までの帰り道、シェレールさんが俺にそんなに質問を言ってきた。

「ギルがどれくらい強いのか知りたくてな。」

「本當!?僕に興味持ってくれた!?」

「でも、お前のパーティにはらないぞ。俺は、みんなと旅を続けるからな。」

「そ、そうか。」

ギルがすごい落ち込んだ。

でも、ここで期待を持たせるようなことを言ってもあとが可哀想だからな。

「で、どうだったんですか?ギルさんの力は?」

「ああ、良かったと思うぞ。多分剣だけならあいつの方が俺より上だろうな。」

「そ、そうかい!?」

おっと、ギルが一気に元気になりよった!

「でも、もっとスキルを使いこなせたらもっと強くなれると思うぞ。ギルは、今回の戦いであまりスキルを使っていなかったからな。」

「う、うん。僕は、あまりスキルを使いこなせないんだよね。神速ってスキルは速すぎてどうやって攻撃していいかわからないし捨ての一撃のスキルはここぞ、という時にしか使えないから。」

「たぶんギルは、知力な足りないんだろうな。どんだけ鍛えても力の使い方が悪かったらそれを生かせないからな。」

こいつのステータスは、知力だけ異様になかったからな。

「まぁでも、別に困るようなことは………されたな。」

俺は、レッドドラゴンを寢ている時に殺そうとしたがそれをギルに止められた記憶が脳を過る。

「リュウが言ってるのってあの時のことだよね!僕は、あんな戦い方が嫌だったから止めたんだよ!」

「お前の好き嫌いで俺の戦い方を変えるな!」

俺たちは、また言い合いをする。

「ふふっ、二人ともとっても仲良しになりましたね。」

そんな中、シェレールさんだけニコニコしながら俺たちを見ていた。

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