《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》56話 お疲れ
俺たちは、レッドドラゴンを討伐したと冒険者ギルドに報告して報酬を貰うところだ。
「リュウ様、シェル様、ギル様、お疲れ様でした。こちらが今回の依頼を達した報酬です。」
付嬢がそう言って今回の報酬のった袋を出した。俺は、しっかりと報酬をけ取った。
「それでは次も頑張ってくださいね。」
付嬢は、ニコッと笑ってそう言った。
「それじゃ早速報酬を分けるぞ。ギル、半分くらいでいいか?俺たちも一応生活があるからな。」
俺がそう言うとギルは、間を開けずに応えた。
「いや、僕は今回の報酬はいらないよ。」
「は?なんで?」
「今回は僕が無理やりついて行ったからね。」
「いや、でもしくらいは貰っとけよ。」
「本當にいらないんだよ。逆にそれを貰うとあの人が怒るから。」
あの人?
「はぁ、分かったよ。なら今回は俺たちが貰うよ。」
俺は、渋々報酬のった袋を全額貰った。
「リュウたちは、明日も來るだろ?」
ギルは、俺たちにそう尋ねた。
「ああ、そりゃな。」
「なら、明日は僕のパーティメンバーを紹介するよ。みんな優しい人たちだよ。」
「分かったよ。それじゃ楽しみにしてるよ。」
「うん!あ、それじゃ僕はこれでお邪魔するよ。」
「ああ、また明日な。」
「ギルさん、今日はありがとうございました。」
ギルは、俺たちに一禮をしてからギルドを出ていった。
「ふふっ、柊さん、だいぶギルさんと仲良くなりましたね。」
「そうか?ん〜、まぁ、そうかもな。」
ギルは、別に悪いやつじゃないってことはシェレールさんの心視のスキルで分かってる。まぁ、そのスキルを使わなくてもギルの行とかを見ていれば分かるけどな。
最初に會った時は、なんだコイツ、って思ったけど話していみればすごい良い奴なんだってわかった。
「やっぱり柊さんは優しいお方です。」
シェレールさんは、心底嬉しそうな笑顔を浮かべてそう言った。
と、その時。
「柊お兄ちゃん〜!ただいまです!」
リルたちが帰ってきた。
そしてそのままリルは、俺に抱きつき俺のに頬をすりすりとしてくる。
「こら、リル!走ると危ないっていつも言ってるでしょ!」
ユイは、俺の元まで走ってきたリルを注意する。
「はぅ〜、ごめんなさいです。」
リルは、ちゃんと反省してるようだな。
俺は、そんなリルの頭を優しくでてあげる。
「まぁまぁユイ、リルも反省しているからそこら辺でやめておいてくれ。」
「えへへ〜」
「竜斗は、甘すぎ!もうしリルに厳しくなりなさい!」
「そ、そうかなぁ?」
俺ってそんなに甘い?よく分からん。
「リルちゃん、柊君に渡したいものがあるんでしょ。」
「あ、そうでしたです!」
リルは、白井のアイテムボックスから何か取り出そうとしている。
「ん?何かあるのか?」
「えっと……あ、あったです!これ、柊お兄ちゃんにプレゼントです!」
リルは、そう言って水に輝いている石を俺に渡してくれる。
「おお!綺麗だな。ありがとう、リル。リルからのプレゼントはこれで二個目だな。」
「ちゃんと前のも持ってるです?」
「ああ、ちゃんと持ってるよ!」
俺は、そう言ってアイテムボックスからこの前貰った花の冠のを取り出す。
「アイテムボックスだと時間も止まってるから枯れることがないんだよな。」
「良かったね、リルちゃん。ちゃんと大切にしてもらってるらしいよ。」
「はいです!」
「あれ?竜斗、そう言えばあの男の人はどこに行ったの?」
「あの男?ああ、ギルのことか。ギルならもう帰ったよ。」
「そうなの。あと今日の依頼は、どうだったの?」
「ちゃんと依頼達したよ。」
「それで、そのギルって人はどうだったの?」
「ああ、結構強かったぞ。剣だけならギルの方が俺より上だ。」
「そ、そうなの?すごいわね。」
「そうだな。結構すごかったぞ。」
「へぇ、竜斗が認めたんだ。それじゃよっぽどね。」
「まぁな。それよりも早く依頼を達した報告をしてこいよ。」
「それなら今、ココとルルが行ってるわよ。」
そう言われ俺は、付の方を見ると二人が付嬢と話しているのを見た。
「そっか。それじゃあの二人が戻ったら宿に戻るか。」
俺たちは、2人を待ち宿へと帰って行った。
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