《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》57話 パーティメンバー

ギルとレッドドラゴンを討伐した翌日。

俺たちは、約束通り冒険者ギルドに來た。

「やぁ!待ってたよ!」

ギルが俺たちの姿を確認してから手を振って俺たちの元へ來た。

「おはよう、ギル。」

「うん!おはよう、リュウ!」

ギルは、朝も元気だな。まぁ、暗いよりマシだけどな。

「それじゃ、昨日言っていた通り僕のパーティメンバーを紹介するよ!」

ギルがそう言うと後ろから4人の冒険者が現れた。

「じゃあ、紹介するね。右からルカ、ジェーク、コルン、ルビーだよ。」

「俺は、ギルと一緒に前衛を擔當しているルカだ。武は、槍だ。リュウのことは昨日ギルに聞いたよ。よろしく。」

ルカは、見るからに前衛職みたいな人だ。

「僕も前衛のジェークだ。僕の武は、この雙剣だ。よろしく。」

ジェークは、ギルには勝ててないがイケメンの部類にるのだろう。

「あたしは、後衛で魔法を擔當するコルンよ。よろしくね。」

コルンは、いかにも魔法使いみたいな服裝をしていた。

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「私は、皆さんの治癒役を擔當してます、ルビーです。あ、あの、よろしくお願いします!」

ルビーという子は、聖職者が著ていそうな服裝をにまとっている。結構おどおどするタイプなんだな。

「俺は、リュウだ。一応剣も魔法も使える。だから、前衛でも後衛でもどちらでも出來るんだがまぁ、主に俺は前衛をしている。よろしく。」

俺も自己紹介をしておく。

それからみんなも自己紹介を始めた。

そしてみんなの自己紹介が終わった。

「なぁリュウ。突然で悪いが俺たちのパーティとお前たちのパーティで勝負してくれないか?」

そうルカが尋ねてきた。

「勝負?何でだ?」

「まぁ、単なる興味本位だ。リュウが、すごいことはギルから聞いている。だから、リュウのパーティにも興味があるんだ。どのくらい強いか、な。」

う〜ん、勝負か〜。

別に嫌じゃないけどこの後の依頼に支障が出ないようにしたいからな。

「分かった。でも、俺たちは全員じゃやらないからな。」

「ああ、分かってた。ただ戦ってくれたらいいだけだからな。だけどお前は出てくれよ?」

「ああ、分かってるって。それじゃ出るメンバー決めるから待っててくれ。」

「分かった。」

俺たちは、まず誰が出るか話し合った。

その結果、俺、シェレールさん、ユイの3人になった。

他の3人にはこの後高難易度の依頼を頼みたいので休んでもらう。

「ルカ〜、決まったぞ。俺らはこの3人で出る。」

「3人でいいのか?」

「ああ、大丈夫だ。それじゃ早速やろうか。」

「おう!」

俺たちは、この冒険者ギルドに設置されている闘技場へと足を運んだ。

ここは、ときどき冒険者たちの力比べの大會とかで使うらしく普通は関係者以外出止らしいがギルにはSランクという貴族並の地位があるから特別に使わせてもらっている。

「リュウ、準備はいいか?」

「ああ、大丈夫だ。」

「それじゃ、開始だ!」

その瞬間、巨大な火の玉が俺たちに向かって放たれた。

「おお!大きいな。シェレールさん、任せてもいい?」

「はい、大丈夫です。」

俺たちは、回避行をせずただその場に立っていた。

シェレールさんは、俺たちの周りに結界を張り火の玉の攻撃を防いだ。

「やったわ!」

魔法使いのコルンが俺たちにあの火の玉が當たったと勘違いしてそう言った。

「殘念だけどやれてないんだよね。」

「っ!」

俺は、ルカに向かって走る。

「なっ!速い!」

スピードは抑えだがそれでも普通の人なら絶対に追いつけない速さで攻撃したはずがルカは、ギリギリのところでその攻撃を阻止する。

「へぇ、やるな。」

「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!!」

ルカは、俺の攻撃を何とか振り払おうとして力をれるが俺は、くことは無かった。逆に押してるぐらいだ。

「ルカ、伏せろ!」

「っ!」

ルカは、咄嗟に反応して伏せた。

そしてその後ろからジェークが俺に向かって剣を刺そうとする。

俺は、その場から飛びユイに聲をかける。

「ユイ!任せた!」

「ええ!任せて!」

ユイは、2人に向かって直線上にびる雷撃を放った。

「「はっ!?」」

2人は、反応することなくその魔法に當たり気絶した。

「っ!私が2人を治します!」

ルビーが倒れた2人の元へ駆けつけ治癒魔法をかける。

「リュウ!」

「っ!」

ギルが俺に向かって突撃してきた。

勝負は、俺に分が悪いな。

自分に分が悪いならそれを避けるのも戦

俺は、ギルが振り下ろした剣を裁き、その場から一旦離れる。

スキル 強化Lv3

俺は、強化のスキルをレベルを抑えて発する。

で劣るならスピード勝負で勝つ!

「っ!前よりも速くなった!?」

ギルは、俺のきが速くなったのに驚き一瞬きが止まる。

俺は、その一瞬の隙を狙い腹にパンチを食らわす。

「かはっ!」

さすがにステータス差からしてギルが俺の攻撃を耐えられるわけがない。

當然ギルは倒れた。

「ギルさん!っ!まだ2人の治療が終わってないのに!」

「どうする?まだ続けるか?」

俺は、まだこの場に意識があるコルンとルビーにそう問いかけた。

「ふふっ、これじゃあたしたちが勝てる確率は、ないわね。降參よ。」

「ふぅ、2人ともお疲れ。」

俺は、シェレールさんとユイに向かってそう言う。

「お疲れ様でした、柊さん。私は、あまり役に立てませんでしたけど。」

「そんなことないよ。シェレールさん、俺たちにこっそり理攻撃耐の魔法を掛けてくれてたでしょ。そのおかげであまり張せずに戦えたよ。ありがとう。」

「あ、はい。バレてましたか。」

「ユイもお疲れ。よくあの時すぐに魔法が打てたな。」

「竜斗なら私を信じて飛んでくれるかなって思ってね。でもどう飛ぶかわからなかったから一直線上の魔法にしたの。」

「さすがユイだな。そこまで考えてるなんて。」

俺たちは、お互いを褒め合っていた。

そして數分後。

「やっぱりお前たちは強いな。」

ルカが傷ついたで俺たちにそう言ってきた。

まだほかの2人は、気絶してるようだ。

「シェレールさん、ルビーさんを手伝ってあげて。」

「あ、はい、分かりました。」

シェレールさんは、そう言ってルビーさんの方に向かっていった。

「ルカは、俺が治療してやるよ。」

俺は、そう言って治癒魔法をかける。

「リュ、リュウは、治癒魔法もできるのか。本當にすごいな。」

ルカは、自分の治ったを見てそう言った。

「リュウ、今日はありがとう。俺たちがまだまだだってことが分かったよ。」

「そうか。まぁ、俺たちがこの街にいる間はいつでも相手してやるからな。」

「おお!助かる。」

「今日はお前たちは宿に帰った方がいいだろう。俺たちは、この後依頼をけてくるよ。」

「あ、ああ、そうさせてもらうよ。」

ルカは、まだくのかよって顔で俺を見てきた。

「それじゃまたな。俺たちは、もう行くからな。シェレールさんたちも一段落したようだし。」

「ああ、分かった。それじゃあな。」

俺たちは、闘技場を後にした。

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