《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》59話 犯人
「あれ?みんなは?」
俺たちは、無事にジァイアントベアーを討伐することが出來、冒険者ギルドへと帰っていた所なのだが。
周りを見ても人がいない。
ん〜、どうしようか。
あ、そうだ。
ナビ、今みんながどこにいるか分かるか?
(すいません、マスター。今は、何者かの幻がここら辺付近で発されていますので場所を特定することができません。)
幻?
何故こんな所で幻なんだ?
まさか!俺たちを狙っているのか?
(そこまでは分かりません。ですが、私をもその幻にかけるほどです。ただ者ではありません。)
マジか。
それじゃ早くみんなを見つけ出さねぇとな。
と、俺が振り向いた瞬間。
「痛っ!」
「あうっ!」
何かにぶつかってしまった。
だが、聲がしたことに気づきすぐに立ち上がりその人に手を差しべる。
「すいません、ちょっと急いでいて……って、ルビーか。」
「ふぇ?あ!リュウさん!」
頭を抑えていたのはギルのパーティメンバーの1人、ルビーだった。
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「悪い、ぶつかってしまったな。」
「あ、いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」
ルビーは、俺が差し出している手を握り立ち上がる。
「ルビーもみんながどこにいるか分からないのか?」
「あ、はい。みんなを探さなきゃって思ったらリュウさんとぶつかったんです。」
「俺もそうなんだよな。まぁ、今は話していてもしょうがないな。みんなを探そうぜ。」
「そうですね。」
俺たちは、なんの宛もなくみんなを探し始める。
だが、見つかる様子が一向にない。
「仕方ない。ルビーさん、俺、ちょっと上から見てくるよ。」
「えっ!?上?」
俺は、その場から數十メートルジャンプをして森の狀況を確認する。
霧は、この森だけにかかっている。
(マスター、この森の中心部にこの霧を発生させていると思われる人畫います。)
森の中心部か。
みんなを闇雲に見つけるよりこの霧を消して探した方が良さそうだな。
俺は、地上へと無事著地した。
「……す、すごい。」
ルビーは、その一言だけ口にした。
「ルビーさん、みんなを探すのはあとにしよう。」
「え?ど、どうしてですか?」
「みんなを闇雲に探すよりこの霧を消した方が良さそうだ。」
「え?霧を消す?」
「ああ、この霧は、何者かが発生させているものらしいんだ。」
「そ、そうなのですか!?」
「ああ、だから、今からそいつにこの霧を消してもらう。」
「そうですね、そちらの方が良さそうです。」
「それじゃ行こうぜ、ルビーさん。」
「あ、あの、し前から気になっていたんですが別にさんを付けなくてもいいですよ?」
「そ、そうか?なら、俺もさんはいらないよ。」
「分かりました。それではえっと、リュ、リュウ。」
「あ、ああ、行こうか、ルビー。」
「はい!」
俺たちは、し照れ合いながら森の中心部へとむかった。
そしてそこに著くと、魔法陣のようなものが描かれているだけであった。
「誰もいませんね。」
「ああ、誰もいないな。」
俺たちは、周りをし見る。
「ど、どうしましょう?」
「まぁ、この魔方陣を消せば消えるんじゃないか?」
「え?魔法陣を消すことなんて出來るんですか?」
「まぁやったことがないけど何とかなると思うよ。」
俺は、そう言って魔方陣に近づいた。
「要は魔法陣を消せばいいんだろ?なら、簡単だ。」
俺は、魔方陣に手のひらを向け魔法を放つ。
ドガーン!!
「リュウ!?」
俺の魔法が地面に當たると同時に轟音が響いた。
「これで消えてるかな?」
俺は、魔法陣が書いてあった場所を見るとその場には何も無かった。
「うん、消えたみたいだな。」
「……う、噓ですよね?あんなやり方で魔法陣が消えるなんて聞いたことがありません。」
「まぁ、結構むりやりなやり方だったけど上手くいけばいいんだよ。」
周りを見ると徐々霧が消えていった。
っ!敵知になにか反応した!?
「ルビー、危ない!」
「え!?」
俺は、とっさにルビーごとその場から飛び退いた。
「悪い、怪我はなかったか?」
「え?あ、はい。怪我はありませんけど?……っ!」
ルビーは、俺たちがいたところを見てその場にが空いていることに気がついたようだ。
「ど、どういうことですか?」
ルビーは、すごい揺している。まぁ、普通はするよな。
「多分あの魔法陣を書いた本人からの攻撃だよ。」
「え?」
「やぁ、よく気づいたね。」
俺は、その聲の方を向いた。
そこには木の枝から俺たちを見下ろしている長髪の男がいた。
「あんなむちゃくちゃなやり方で私の魔法陣が消されるなんて思ってもいなかったよ。」
その男は、1人で喋り続ける。
「おっと、まずは自己紹介かな?私は、グルード。よろしくね?」
「こんな所に幻を掛けて何が目的だったんだ?」
俺は、気になっていたことをひとつ尋ねた。
「まぁちょっとこの森で調べごとがあってね。私は、幻がかかってる方なきやすいんだ。」
「ふぅ〜ん、そうか。………
それじゃ俺たちは、ここら辺で!」
俺は、ルビーの手を握り歩きだそうとする。
「ちょ、ちょっと待ってよ〜!」
「ちっ!」
「あ、あれ?君、今舌打ちした?したよね?」
「誤解だぞ。」
「ふっふっふっ、私には噓と真実がわかる能力があるから噓をついてもバレバレだよ?」
「はぁ〜、めんどくさい。」
「ちょっ!酷い!」
「それで?俺たちに何か用なのか?いまさっき攻撃してきたけど?」
「そりゃもちろん!……君たちのせいで私の計畫が全て臺無しになったんだよ!あとすこしで全て終了するところだったのに!君たちに罰としてここで死んでもらう必要があるんだよね。」
グルードは、そう言うと俺たちに向かって魔法を放ってきた。
俺は、結界を張りその魔法を防いだ。
「おっ!やるねぇ。それじゃもっといくよ!」
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