《転生して進化したら最強になって無雙します》329話 學園へ行く⑨

ベル「はい、人間と魔の魔力が違うように、人それぞれ魔力が違いますよ」

人間と魔の魔力は質が違う

システィーナ「それって私達みたいな普通の人でもわかるの?」

ベル「人それぞれ違う魔力の質を細かく見ることができたらわかると思いますよ」

システィーナ「そうなのね、じゃあ貴方のお母さんはわかるの?」

ベル「無理だったはずですよ?」

システィーナ「あの人ができないならこの國では誰も無理ね」

ベルのお母さんレーネは言霊使いということもあり、マーベルド王國で1番の魔力制能力と魔力知能力を有している

{言霊使いは魔力を繊細に扱うため、制能力が必然的に高くなる}

ベル「だから難しいって言ったでしょ?」

システィーナ「そのようね、じゃあ々聞くけど念話を送った相手からの返答はどうなるの?」

ベル「こちらから念話を繋いでいる間は相手も同じやり方で話すと聲が聞こえます」

システィーナ「それは相手も話し方を知ってないと相手の聲は聞こえないの?」

ベル「ですね、なので初めて話しかける人には話し方を伝えてください」

システィーナ「わかったわ、じゃあ念話って距離に制限ってあるの?」

ベル(この世界からでなければ問題ないよね)

「特に距離は関係ありません、ただ次元が違ったりすると繋がりませんよ」

システィーナ「距離は特にないのね、でも次元が違うってどういうこと?」

ベル「簡単に言うと天使が住まう空間の天使界と悪魔が住まう悪魔界や霊が住まう霊界には繋がります、ただし初代勇者がいた世界などの別世界には繋がりません」

システィーナ「なるほどね、でも天使界とかは別次元じゃないの?」

ベル「違いますよ?」

システィーナ「何が違うの?」

ベル「簡単に言うと場所の違いですかね?」

システィーナ「場所?」

ベル「はい、簡単に言うと天使界はこの世界の中に存在します、別世界はこの世界の外側にあるんですよ」

システィーナ「そうなのね、でも距離に制限がないのに世界の外側には繋がらないの?」

ベル「世界を覆うように次元の壁というものが存在します、それに阻まれて念話が繋がらないんですよ」

システィーナ「こうやって聞いてもわかんないからもういいわ、とりあえず誰にでも繋げるってことね?」

ベル(まぁ普通に生きてたら関係ない事だもんね)

「はい、一応ここで試しておきますか?」

システィーナ「そうね、送り方は送りたい相手を思い浮かべながら念話のスキルを使うだったよね?」

ベル「はい」

システィーナ(送りたい人、とりあえずベルくんね、そしたらスキルを使う)

『念話〔ベルくん聞こえる?〕』

ベル〔はい、聞こえますよ〕

システィーナ〔これでいいのね〕

ベル〔思い浮かべるのは相手の名前とある程度の容姿だけで大丈夫ですよ〕

システィーナ〔わかったわ、ありがとう〕

ベル「じゃあ俺は今度こそ教室に向かいますね」

システィーナ「そうね、じゃあ何かあったら呼ぶわ」

ベル「はい、では」

ベルはそのまま教室へ向かった

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