1章 始まりと邪神

街に戻ってきた三人は、まず商人エレナところへ向かっていた。マナポーションの補充や、できれば革裝備をけ取るためである。

「どうも」

「來るの早いわね、インフォ來てから五分たってないわよ。せっかくいま完したからメッセージ送ろうと思ったのに」

「今日は驚かないんですね」

「貴方がおかしいことはよくわかったからね」

「商談なのですが、革裝備の代金をこれで払う事はできますか？」

ゴーレムからドロップした銀鉱石と道中で出現したモンスターの素材を取引欄に載せる、一部品質がSSになっているが気にしない。

「品質SSって...どうやれば出來るのよこれ。というか前の皮でMは足りてるんだけど」

「稱號の効果ですよ。あとマナポーションを50本ほどください」

「そんな稱號どうやったら取得できるのよ…なにはともあれ分かったわ、はいこれマナポーションと革裝備」

マナポーション50本とワイルドドッグキングの裝備を代金としてけ取り、早速革鎧を鑑定する。

犬王の當て

犬王ワイルドドッグキングの革から作られた革鎧、強度が高く、きやすい

防力  15

即決で裝備した。

なお、オプションによって外見は変わらない様になっている。

「また支払いが増えたわ...」

「それではまた今度」

暗い顔で俯くエレナを放置して、シグレはいつもの広場のベンチに腰掛け、ステータスを確認し始める。

GPはINTとPOWに振る。

今の所は魔法の攻撃力強化が目標である。

名前:シグレ

種族:下級神Lv.9

職業:契約者Lv.9

心:『』 Lv.0  未覚醒

SP殘り:22

GP殘り:0

ステータス

STR:13　VIT:5　AGI:12　DEX:9　INT:20　POW:10　LUK:6

スキル

剣Lv.2 消費MP軽減Lv.3水作Lv.1  

無魔法Lv.4深淵魔Lv.6 神威Lv.1 天使召喚Lv.1

萬能言語Lv.3 解Lv.6 無詠唱Lv.2 採取Lv.1

料理Lv.1 錬金Lv.1 INT強化Lv.1 POW強化Lv.1

槍Lv.1 短剣Lv.1 杖Lv.1 格闘Lv.1 

無音詠唱Lv.2 頑強Lv.1 魔力作Lv.1

異界の神眼 蛸邪神の加護 深淵からの軍勢 魔兵創造

稱號

《蛸邪神の寵》《蛸邪神との契約(仮)》

《ユニーク》《神の卵》

《チュートリアルってなんだっけ？》

《最速討伐者》《最速ソロ討伐者》

《創造者》《ドッグ・スレイヤー》《魔道士》

《不可能への否定》《ゴーレムの主人》

《太古の兵オーパーツを作りしもの》《初特殊勝利者》《ボス系三種初稱號取得者》

不可能と可能を取得するためにSPは今回は使わずスキルはスルー。

そんなわけで稱號をチェックである。

ゴーレムの主人 ゴーレムを使役した証。

太古の兵を作りしもの 太古の兵を再現してしまったものの証 太古の兵を作り出せるようになる

初特殊勝利者 プレイヤーで初めて特殊勝利した証。

従魔になる確率や契約條件緩和(極微)

ボス系三種初稱號取得者

與ダメージボス戦のみ1.1倍 弱點ダメージ1.2倍

ドロップ率上昇 契約條件緩和(中)

これでステータスの確認は終わり、今回は割と早く終わった。

ちなみにゴーレムのドロップは銀鉱石數個と魔石である。

現段階では割と有益なのだが、魔石はともかく銀鉱石は即座に売り払っておいた。

確認を終えたシグレはブラブラと街をうろつく。

採取に行く案は現狀採取ポイントないので本職プレイヤーに迷かかるかも知れないとのことで卻下。

數分悩んだ結果結果としては巖鉄の構造を解析をすることとなった。

ファンタジーお得意の謎パワーが働いていることは火を見るより明らかであるが、その謎パワーの伝達方法などを主軸において解析を始める。

巖鉄のコアを見てみるとコアから管のようなものがびており、そしてその管には淡い紫のが明滅しており、る瞬間には心臓の様にコア全が鼓していた。

魔力を流してみたところ、の外の魔力を知できないため、正常に同化しているかどうかを判別できず、このもくろみは失敗に終わった。

數分後、なんとか外の魔力を察知出來ないかと考え、々（魔力を糸狀にしてみたりなど）してみたり、それと併行してコアの魔力の解析をした結果、スキルを二つも取得出來た。

ーシグレが魔力解析を取得しましたー

ーシグレが魔力察知を取得しましたー

魔力察知　周囲の魔力を察知できる。

レベルアップで範囲が大きくなる

魔力解析　魔道や魔法の魔力量や屬知ることが出來る。

コアのこともスキルを使うと簡単に解析が可能だった。

やっぱすきるってすげー

ゴーレムのコアまとめ

・ゴーレムは普段周囲の魔素マナを取り込んでいている。

・コアにはマナを魔力に変換する機構が付いている

・あの魔力路はコアに吸収して魔力に変換したマナを全に運ぶ管である

・コアに付いている変換機構は材料があれば作れる

・関節は魔力によって固定されているため、魔力がなくなると四肢がもげる

・魔力がなくなりかけると休眠する

・魔石兵は古代の帝國によって作られたオーパーツ、

々派生があるっぽい？

以上のことが分かった。

古代の失われた文明などの産がどうしてあんな野ざらしにポツンとあったのかなどいろいろツッコミどころはあるが、なかなかに有意義な時間であったといえよう。

解析が終わってもまだ時間に余裕があったので、冒険者ギルドへ向かう。

クエストの清算をしていないことに気づいたのだ。

數分後、干しや果などを買いながら歩いて冒険者ギルドに到著しました。

「こんにちは」

早速付嬢に話しかける。この前の人では無いようだ。

「いらっしゃいませ、今日はどのような用でしょうか？」

「クエストの報告をしに來たのですが」

「かしこまりました。ギルドカードを提出してください」

付嬢にギルドカードを手渡す。

「現在注しているクエストは二つ、ステップバニー討伐はしっかり規定數超えていますね。ちなみに、規定數を超えるとその分だけ報酬が増えますのでがんばってください。さて、ワイルドドッグ討伐の方は…」

そこまで言って付嬢の表が凍る。

「討伐數864って、どうしたらなるんですかこれ！」

「ワイルドドッグキングと延々戦闘してました」

惚けた顔で固まる付嬢はなかなかの見であった。

「とりあえず報酬を持って來ますので々お待ちください」

數分後

「お待たせしました。これが報酬とお借りしていたギルドカードです。あと、シグレ様はDランクに昇格となります」

報酬をけ取るとシグレの所持金は10萬Mを超えてた。金にでもなった気分である。

とりあえず今日はこれで終わりにしようと宿屋に向かい、ベットにって現実へと帰っていく

「ログアウト」

確認&ネタ？回です

シグレが今回も前回も食料買ってるのに意味はないです（まだ満腹度ゲージなどは実裝されていません）

ボス系三種初稱號取得者は本來取得者はほとんどでません。なぜなら「サモナー系が従魔が揃わない序盤で最低一のボスをソロ攻略&初討伐しなければならない上

サモナー系だけとはいえ初特殊勝利しなければならない」というおかしい條件をクリアしなければならないためです

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